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公開番号2024072320
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-28
出願番号2022183024
出願日2022-11-16
発明の名称車載表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60K 35/23 20240101AFI20240521BHJP(車両一般)
要約【課題】車両へ搭載し易い車載表示装置を提供する。
【解決手段】車載表示装置100は、表示器10と、カバーガラス30と、を備える。表示器10は、車両1のダッシュボード2の内部に設けられる。表示器10は、車両1のフロントガラス3の下端領域に設けられたセラミック形成部3aに向け、画像を表す表示光Lを発する。カバーガラス30は、ダッシュボード2に形成された開口部20aに設けられる。カバーガラス30は、セラミック形成部3aで反射した表示光Lを透過させる。車載表示装置100は、開口部20aを有し、ダッシュボード2の一部によって形成された筒状体20をさらに備える。筒状体20は、表示器10が発した表示光Lをセラミック形成部3aに通過させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両のダッシュボードの内部に設けられ、前記車両のフロントガラスの下端領域に設けられたセラミック形成部に向け、画像を表す表示光を発する表示器と、
前記ダッシュボードに形成された開口部に設けられ、前記セラミック形成部で反射した前記表示光を透過させるカバーガラスと、を備える、
車載表示装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記カバーガラスは、前記フロントガラスに近接する端部である近接端部を除く、任意の端部において前記ダッシュボードに固定される、
請求項1に記載の車載表示装置。
【請求項3】
前記カバーガラスの前記近接端部は、前記セラミック形成部の上端よりも低い位置にある、
請求項2に記載の車載表示装置。
【請求項4】
前記カバーガラスは、前記車両の前後方向において前記近接端部の反対側に位置する後端部を有し、前記近接端部が前記後端部よりも上方に位置するように傾いて前記開口部に設けられる、
請求項2又は3のいずれか1項に記載の車載表示装置。
【請求項5】
前記開口部を有し、前記ダッシュボードの一部によって形成され、前記表示器が発した前記表示光を前記セラミック形成部に通過させる筒状体をさらに備える、
請求項4に記載の車載表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車載表示装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
車載表示装置として、例えば特許文献1には、車両のフロントガラスのうち、運転者等のユーザが前方風景を視認する領域に向け、画像を表す表示光を発するHUD(Head-Up Display)が記載されている。このHUDは、各部材を収容するケースと、表示光をフロントガラスへと透過させるカバーガラスとが一体に形成されて成る筐体を備える。そして、このHUDは、筐体を備えたアセンブリーとして、ダッシュボードの内部に設置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-135350号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フロントガラスに向けて表示光を発する物として、HUDの他に、フロントガラスの下端領域に設けられたセラミック形成部(通称、黒セラ部)に向けて表示光を発する装置も存在する。この装置は、HUDが表示光を向けるフロントガラスの領域よりも下方の領域に向けて表示光を発する必要があるため、ダッシュボード内の設置スペースが限定され易い。この装置を、上記HUDのように筐体を備えたアセンブリーとしてダッシュボードの内部に設置しようとすると、筐体のサイズ及び形状の制約により、車両への搭載が困難である虞がある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、車両へ搭載し易い車載表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る車載表示装置は、
車両のダッシュボードの内部に設けられ、前記車両のフロントガラスの下端領域に設けられたセラミック形成部に向け、画像を表す表示光を発する表示器と、
前記ダッシュボードに形成された開口部に設けられ、前記セラミック形成部で反射した前記表示光を透過させるカバーガラスと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、車両へ搭載し易い車載表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る車載表示装置の車両への搭載態様を示す図。
同上実施形態に係るダッシュボードの一部をカバーガラスの面直方向から見た概略平面図。
同上実施形態に係る車載表示装置の図2に示すB-B線に沿う概略断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
本実施形態に係る車載表示装置100は、図1に示すように、車両1のダッシュボード2(インストルメントパネルを含む)に設けられ、車両1のフロントガラス3(ウインドシールド)の下端領域に設けられたセラミック形成部3aに向けて画像を表す光(以下、表示光L)を発する。
(【0011】以降は省略されています)

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