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公開番号
2024094734
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-10
出願番号
2022211470
出願日
2022-12-28
発明の名称
表示装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
G02B
27/42 20060101AFI20240703BHJP(光学)
要約
【課題】視認性を向上できる表示装置を提供する。
【解決手段】本実施形態における表示装置は、レーザ光を出射する光源と、上下左右方向を有する表示領域31に表示像に係る計算機生成ホログラム30を表示する空間位相変調器と、空間位相変調器を制御し計算機生成ホログラム30を生成させる制御部と、を備える。制御部は、表示像に係る計算機生成ホログラム30の一部である矩形状の所定領域42のパターン片43を切り出し、パターン片43を表示領域31に所定数配列することにより生成した配列パターン40を空間変調器に表示させる。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
レーザ光を出射する光源と、
上下左右方向を有する表示領域に表示像に係る計算機生成ホログラムを表示する空間位相変調器と、
前記空間位相変調器を制御し前記計算機生成ホログラムを生成させる制御部と、を備え、
前記制御部は、前記表示像に係る前記計算機生成ホログラムの一部である矩形状の所定領域のパターン片を前記表示領域に所定数配列することにより生成した配列パターンを前記空間位相変調器に表示させる、表示装置。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記配列パターンは、同一の前記パターン片を前記表示領域の上下左右に配列して生成される、請求項1記載の表示装置。
【請求項3】
前記配列パターンは、
前記所定領域の基準パターン片と、
前記計算機生成ホログラムに対して前記所定領域を上下左右に順次所定量ずらした所定領域から切り出され、前記基準パターン片に対してずらした方向に対応して上下左右に順次配列される複数のオフセットパターン片と、で生成される、請求項1記載の表示装置。
【請求項4】
前記所定領域をずらす量は、一定である、請求項3記載の表示装置。
【請求項5】
前記表示装置は、前記レーザ光を前記空間位相変調器に照射し回折光を前記表示像に係る表示光として出射し、出射した前記表示光を投影部材で視認者に向けて反射し、反射した前記表示光を前記投影部材の前方で虚像である再構成像として前記視認者に視認させるヘッドアップディスプレイである、請求項1記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
空間位相変調器(SLM:Spatial Light Modulator)を用いて、計算機生成ホログラム(CGH:Computer-Generated Hologram)に基づく干渉縞含む画像を表示する表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2009-536747号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の表示装置においては、CGHにより表示される実像を目の近くで結像し、この実像を視認者に視認させることにより、遠方に再構成像としての虚像を視認させることが考えられる。この場合、瞳と画像との相対位置関係や、周囲の明暗に依存する瞳の大きさによらずに、ボケることなく、再構成像を好適に視認させることが表示装置には求められる。
【0005】
本開示はこのような事情を考慮してなされたもので、視認性を向上できる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の表示装置は、上述した課題を解決するために、レーザ光を出射する光源と、上下左右方向を有する表示領域に表示像に係る計算機生成ホログラムを表示する空間位相変調器と、空間位相変調器を制御し計算機生成ホログラムを生成させる制御部と、を備え、制御部は、表示像に係る計算機生成ホログラムの一部である矩形状の所定領域のパターン片を表示領域に所定数配列することにより生成した配列パターンを空間位相変調器に表示させる。
【発明の効果】
【0007】
本開示の表示装置は、視認性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る表示装置の一実施形態であるHUDが搭載された車両の概略図。
HUDの概略的な断面図。
表示器を概略的に示す説明図。
望遠鏡光学系を説明する図。
実像と瞳(瞳の外縁)との関係を示す説明図。
CGHから配列パターンを生成する処理を説明する概念図。
配列パターンと再構成像との関係を説明する概念図。
CGHから配列パターンを生成する処理を説明する概念図。
配列パターンと再構成像との関係を説明する概念図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の表示装置の実施形態を添付図面に基づいて説明する。本開示の表示装置は、例えば自動車や二輪車等の車両や、船舶、農業機械、建設機械に搭載され得る。本実施形態においては、本開示の表示装置が自動車である車両1に搭載される、直視方式のヘッドアップディスプレイ10(以下、「HUD(Head Up Display)10」という。)である例を適用して説明する。
【0010】
図1は、本開示の表示装置の一実施形態であるHUD10が搭載された車両1の概略図である。
図2は、HUD10の概略的な断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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