TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024094704
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022211420
出願日2022-12-28
発明の名称表示装置、虚像表示装置及び移動体
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G02B 27/01 20060101AFI20240703BHJP(光学)
要約【課題】プリズムを備えながらも、製造性を向上した表示装置、虚像表示装置及び移動体を提供する。
【解決手段】表示装置Dは、表示光Lを出射する表示面21を有し、表示面21に対して非垂直な出射方向へ中心表示光を出射する表示器20と、表示面21上に設けられ、表示光Lを入射する入射面40iと表示光Lを出射する出射面40oとを有し、出射方向に向かって厚みを増すプリズムとを備え、プリズム40は、出射面40oの頂点が入射面40iの直上領域に対して出射方向側に逸脱して位置する。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
表示光を出射する表示面を有し、前記表示面に対して非垂直な出射方向へ中心表示光を出射する表示器と、
前記表示面上に設けられ、前記表示光を入射する入射面と前記表示光を出射する出射面とを有し、前記出射方向に向かって厚みを増すプリズムとを備え、
前記プリズムは、前記出射面の頂点が前記入射面の直上領域に対して前記出射方向側に逸脱して位置する
表示装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記プリズムは、前記入射面のうち前記出射方向側の端部と前記頂点とを結んだ仮想側面に対して、更に前記出射方向側に膨張した突出部を形成し、
前記突出部は、面と角で形成され、
前記角のうち、前記頂点で形成される頂点角は、前記仮想側面と前記出射面とが為す角より鈍角である
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記突出部を形成する面のうち最も前記出射方向側に張り出した面は、前記入射面に対して垂直な垂直面である
請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記突出部は、前記頂点から前記端部にかけて、全て鈍角及び面で形成される。
請求項2に記載の表示装置。
【請求項5】
前記プリズムは、前記入射面側へ突出した脚部を更に設け、
前記脚部は、前記入射面と前記表示面との間の距離を一定に保つように前記表示器へ接触する
請求項2に記載の表示装置。
【請求項6】
前記表示器は、前記表示面の周囲を覆う枠体を更に設け、
前記脚部は、前記枠体へ接触する
請求項5に記載の表示装置。
【請求項7】
請求項1から6のうちいずれか1項に記載の表示装置を備え、
前記表示光を被投射部材へ投射することで虚像を表示する
虚像表示装置。
【請求項8】
請求項7に記載の虚像表示装置を備え,
前記被投射部材としてのウインドシールドまたはコンバイナを更に備える
移動体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、虚像表示装置及び移動体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来の表示装置、虚像表示装置及び移動体の構成が開示されている。特許文献1の段落0026や図7等には、移動体(車両)に備わるヘッドアップディスプレイ(100)として虚像表示装置が開示されており、特に虚像表示装置には液晶表示装置(11)として表示装置が備わる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2015-93294号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特に、液晶表示装置(11)は、三角プリズム(41,42)を設ける。このような表示装置の表示面上にプリズムを設ける構成は、設けない構成と比較して構成が複雑になり、製造工程を複雑にし、製造上の困難性を増大していた。
【0005】
そこで本発明の目的とするところは、上述課題に着目し、プリズムを備えながらも、製造性を向上した表示装置、虚像表示装置及び移動体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る表示装置は、
表示光を出射する表示面を有し、前記表示面に対して非垂直な出射方向へ中心表示光を出射するディスプレイと、
前記表示面上に設けられ、前記表示光を入射する入射面と前記表示光を出射する出射面とを有し、前記出射方向に向かって厚みを増すプリズムとを備え、
前記プリズムは、前記出射面の頂点が前記入射面の直上領域に対して前記出射方向側に逸脱して位置する。
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係る表示装置は、当該表示装置を備え、前記表示光を被投射部材へ投射することで虚像を表示する。
【0008】
上記目的を達成するため、本発明に係る移動体は、当該虚像表示装置を備え、前記被投射部材としてのウインドシールドまたはコンバイナを更に備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の概略図である。
本開示の実施形態に係る実風景に重なる虚像を示す図である。
本開示の実施形態に係るプリズム及び表示器の斜視図である。
本開示の実施形態に係るプリズム及び表示器の側面図である。
本開示の実施形態に係るプリズムの側面図である。
本開示の変形例に係るプリズム及び表示器の側面図である。
本開示の変形例に係るプリズムの側面図である。
本開示の変形例に係るプリズムの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の第1の実施形態に係る表示装置、虚像表示装置及び移動体について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100(虚像表示装置の一例)は、車両200(移動体の一例)のダッシュボードに搭載されている。ヘッドアップディスプレイ装置100は、表示光Lを被投射部材の一例であるウインドシールド201に投射することにより、車両情報を含む虚像V1を表示する。視認者1の視点EPが可視領域R内にあるときに、視認者1が虚像V1を視認可能となる。虚像V1は虚像表示仮想領域K1内に表示される。虚像表示仮想領域K1は、実体のない平面または曲面で形成される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日本精機株式会社
表示装置
20日前
日本精機株式会社
表示装置
20日前
日本精機株式会社
コントローラ
8日前
日本精機株式会社
車載表示装置
22日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
8日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
8日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
21日前
日本精機株式会社
コミュニケーション端末
1か月前
日本精機株式会社
表示装置及び路面投影装置
1か月前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
1か月前
日本精機株式会社
施工管理システム及び施工管理方法
1か月前
日本精機株式会社
プロジェクタ及びプロジェクタ用光源装置
1か月前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置及び表示制御システム
28日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置、表示制御装置及び表示制御システム
8日前
個人
姿勢矯正メガネ
1か月前
株式会社ハセガワ
眼鏡
29日前
住友電気工業株式会社
光フィルタ
20日前
シャープ株式会社
表示装置
29日前
白金科技股分有限公司
フィルター
20日前
新光電気工業株式会社
光導波路装置
29日前
株式会社ニコン
光学系及び光学機器
1か月前
東レエンジニアリング株式会社
レーザ強度調節方法
1か月前
三菱電機株式会社
高出力レーザ用反射ミラー
27日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
22日前
日本放送協会
磁壁移動型空間光変調器
1か月前
日東電工株式会社
偏光板
1か月前
マクセル株式会社
空中浮遊映像表示装置
27日前
雅視光学技術(深セン)有限公司
骨伝導補聴メガネ
1日前
株式会社日本触媒
撮像素子
今日
矢崎総業株式会社
光コネクタ用固定部材
27日前
株式会社三栄コンサルタント
底樋内部観察装置
1か月前
怡利電子工業股ふん有限公司
拡大表示装置
27日前
キヤノン株式会社
走査光学装置及び画像形成装置
6日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置
20日前
日亜化学工業株式会社
光学部材、光源モジュール
1か月前
富士フイルム株式会社
撮像装置
1か月前
続きを見る