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公開番号2024094469
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022211015
出願日2022-12-28
発明の名称シート用振動伝達装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60N 2/90 20180101AFI20240703BHJP(車両一般)
要約【課題】振動板が振動することにより発生する不要な振動音の発生を抑制する。
【解決手段】振動板10は、シート本体に振動力を与え、振動ユニット500は、振動板10に接触して振動を伝える可動子550を有し、電気信号に応じで振動し、弾性体700は、振動板10と振動ユニット500との間に間隔Dnを有するように、振動板10を振動ユニット500から離れる方向に付勢し、着座者がシートに着座すると間隔Dnがなくなるように縮む。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
シート本体に取り付けられ、着座者に振動を伝えるシート用振動伝達装置(200)であって、
前記シート本体に振動力を与える振動板(10)と、
前記振動板(10)に接触して振動を伝える可動子(550)を有し、電気信号に応じで振動する振動ユニット(500)と、
前記振動板(10)と前記振動ユニット(500)との間に間隔(Dn)を有するように、前記振動板(10)を前記振動ユニット(500)から離れる方向に付勢し、前記着座者が前記シートに着座すると前記間隔(Dn)がなくなるように縮む弾性体(700)と、を備える、
シート用振動伝達装置(200)。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記振動ユニット(500)は、前記可動子(550)を収容するアウターワーク(510)を備え、
前記弾性体(700)は、コイルばねであり、伸縮方向の一端側が前記アウターワーク(510)に固定され、他端側が前記振動板(10)に固定され、自然状態で前記振動板(10)と前記振動ユニット(500)との間に前記間隔(Dn)を有するような弾性力を有する、
請求項1に記載のシート用振動伝達装置(200)。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、着座者に対して、触覚的な感覚、及び聴覚的な感覚を提供するシート用振動伝達装置等に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【0002】
座席シートに設けられる振動部と、振動ユニットに連結され、振動ユニットからの振動を振動部に伝達する可動子と、から構成され、着座者に触覚的な振動を与える座席シートが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-075549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
振動デバイスを用いた場合、振動音が問題となり得る。着座者が座席シートに正しく着座しておらず、振動部から着座者へ振動が伝達できない状態(伝達しにくい状態)である場合、特に大きな振動音が発生し得る。
【0005】
本開示の概要は、振動音が着座者によって聞かれにくくすることに関する。より具体的には、振動音を抑制する、ことにも関する。
【0006】
本明細書に開示される特定の実施形態の要約を以下に示す。これらの態様が、これらの特定の実施形態の概要を読者に提供するためだけに提示され、この開示の範囲を限定するものではないことを理解されたい。実際に、本開示は、以下に記載された実施態様と、以下に記載されない種々の態様との組み合わせを包含し得る。
【0007】
したがって、本明細書に記載されるシート用振動伝達装置等は、前記課題を解決するため、以下の手段を採用した。本実施形態は、弾性体は、振動板と振動ユニットとの間に間隔を有するように、振動板を振動ユニットから離れる方向に付勢し、着座者がシートに着座すると間隔がなくなるように縮む、ことをその要旨とする。
【0008】
本明細書に記載される第1実施態様におけるシート用振動伝達装置は、シート本体に取り付けられ、着座者に振動を伝えるシート用振動伝達装置であって、
シート本体に振動力を与える振動板と、
振動板に接触して振動を伝える可動子を有し、電気信号に応じで振動する振動ユニットと、
振動板と振動ユニットとの間に間隔を有するように、振動板を振動ユニットから離れる方向に付勢し、着座者がシートに着座すると間隔がなくなるように縮む弾性体と、を備える。本実施形態によれば、着座による荷重がかかるまでは振動板に伝達される振動を遮断でき、振動板が振動することにより発生する不要な音声の発生を抑制できるという利点が想定される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態による、振動発生部を含むシート用振動伝達装置を示す。
図2Aは、弾性体にユーザからの荷重がかかっていない状態の振動発生部の断面図である。
図2Bは、弾性体にユーザからの荷重がかかった状態の振動発生部の断面図である。
図3Aは、シートバックの振動発生部に着座者からの荷重がかからない状態の例を示す図である。
図3Bは、シートバックの振動発生部に着座者からの荷重がかかる状態の例を示す図である。
図4は、いくつかの実施形態による、シート用振動制御装置と、振動発生部とを含むシート用振動伝達装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図1ないし図4では、例示的なシート用振動伝達装置及び振動シートの構成、及び動作の説明を提供する。本明細書における実施形態の教示は、添付の図面とともに以下の詳細な説明を検討することによって容易に理解され得る。ここで、本開示のいくつかの実施形態が詳細に言及され、それらの例が添付の図面に図示されている。実施可能な限り、類似または同様の参考番号が図中で使用され得、類似または同様の機能を示し得ることに留意されたい。図は、例示のみの目的で本開示の実施形態を描いている。当業者は、以下の説明から、本明細書で説明している構造および方法の代替的な実施形態が本明細書に記載の開示の原理または利点から逸脱することなく使用され得ることを容易に認識するであろう。
(【0011】以降は省略されています)

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