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公開番号2024069119
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2022193158
出願日2022-11-09
発明の名称蓄光レジャー用品
出願人個人
代理人
主分類G09F 13/20 20060101AFI20240514BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【解決手段】蓄光剤を含まない透明容器もしくは透明材料で外装し、蓄光剤と充填剤の混合物を内装する蓄光レジャー用品であり、外装の透明容器もしくは透明材料の530nmの光の屈折率が、充填剤の屈折率との比率が0.85~1.26になる材質で構成され、内装する蓄光剤に対し充填剤の体積の比率が0.4~2.5倍であり、充填剤が蓄光剤と透明な容器もしくは透明な材料の内側に密着もしくは溶着されおり、上記の形状が円、円錐、楕円、雫状、丸みのある円筒、球であり、外装の素材と同じかその他の材料で蓄光剤と充填剤が密閉されていることを特徴とする蓄光レジャー用品。




特許請求の範囲【請求項1】
蓄光剤を含まない透明容器もしくは透明材料で外装し、蓄光剤と充填剤の混合物を内装する蓄光レジャー用品であり、透明容器もしくは透明材料の530nmの光の屈折率が、充填剤の屈折率との比率が0.85~1.26になる材質で構成され、内装する蓄光剤に対し充填剤の体積の比率が0.4~2.5倍であり、充填剤が蓄光剤と透明な容器もしくは透明な材料の内側に密着もしくは溶着されおり、上記の形状が円柱、円錐、楕円、雫状、丸みのある円柱、球であり、外装の素材と同じか、その他の材料で、蓄光剤と充填剤が密閉されていることを特徴とする蓄光レジャー用品。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
蓄光剤を含まない透明容器もしくは透明材料で外装し、蓄光剤と充填剤の混合物を内装する丸棒であり、透明容器もしくは透明材料の530nmの光の屈折率が、充填剤の屈折率との比率が0.85~1.26になる材質で構成され、内装する蓄光剤に対し充填剤の体積の比率が0.4~2.5倍であり、充填剤が蓄光剤と透明な容器もしくは透明な材料の内側に密着もしくは溶着されていることを特徴とする丸棒。
【請求項3】
蓄光剤と充填剤が充填されていない箇所に貫通孔を設けたことを特徴とする請求項1に記載の蓄光レジャー用品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本考案は、外の環境に応じて蓄光剤の視認性を向上させるレジャー用品に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来の蓄光剤を用いたレジャー用品は、蓄光剤を水分から遮断し蓄光性能維持と形状維持のために、蓄光剤を透明の樹脂や無機ガラスなどの容器に封入するか、樹脂や無機ガラスに混ぜ込み成形して使用されている。近年、蓄光性能が高い蓄光剤が開発されており、発光の時間が長く、光量が強い蓄光剤を用いたレジャー用品等が製造され、より楽しまれている。サイズを大きくすると発光範囲や光量が高まるためより視認性を高めより楽しむことができる。
【0003】
しかし、光量を上げるため蓄光剤の量を増やすと物体の強度が低下し、形状の維持が困難になる。また、蓄光剤は水分により劣化する傾向があるため、適宜工夫が必要である。たとえば、蓄光剤を充填剤と混ぜ密閉状態で混錬し成形したものの光量を上げる場合は、蓄光剤の比率を上げると蓄光剤が表面に露出し強度が低下や密閉性が低下する。蓄光剤を容器に敷詰め密閉して使用する場合は、容器の内壁で光が屈折するため、蓄光剤の光量を上げる効果が薄まる。そのため、容器のサイズを大きくし光量を上げているが、その分容積が増えるため、運搬性が落ちるなどの問題があった。
【0004】
レジャー用品は、キーホルダーや飾り、釣り具、防災用品、登山具、アクセサリー、おもちゃなどがある。・蓄光剤は、紫外線や可視光などの電磁波を吸収し励起状態となったものが元に戻るときに可視光の光を放出するものであり、現在はアルミン酸ストロンチウムや硫化亜鉛を基材としたものが一般的に使用されている。該充填剤は、蓄光剤と容器内面の間に充填される透明の有機物(樹脂、油)や透明の無機物(ガラス)があり故意に水分を含有しないものが用いられている。
【0005】
特願平6-293415
【実用新案文献2】
【】
特願平8-9433
【特許文献3】
【】
特願平8-132056
【実用新案文献4】
【】
特願平10-3911
【特許文献5】
【】
特願平11-109524
特願平11-331715
特願2000-23407
【0006】
先行文献1(特願平6-293415)には、視認性を向上させるため、容器内の蓄光剤に透明の固体粒子を混ぜたものを入れ、蓋をした構造が紹介されている。
実用新案文献2(特願平8-9433)には、ガラスの容器に蓄光剤と水分を含有する液体と蓄光剤と充填剤を適当な比率で混合し成形した構造が紹介されている。
特許文献3(特願平8-132056)、 実用新案文献4(特願平10-3911)、
特許文献5(特願平11-109524)には、蓄光剤と充填剤を適当な比率で混合し成形した構造が紹介されている。
特許文献6(特願平11-331715)には、蓄光剤と充填剤をプラスチック樹脂で被覆した構造が紹介されている。
【0007】
しかしながら、蓄光レジャー用品の大きさを維持しつつ、大気中や水中などの外部環境に応じて視認性を高める構造については解明されていなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
近年、光量及び発光時間が倍増した蓄光剤が開発され蓄光剤を用いたレジャー用品が多く作られており、目的に応じて、蓄光剤と成形剤の比率や形状は数多く提案されている。
本考案が解決しようとする課題は、これまで放出され視認されていなかった光を外部環境に合わせて視認者の方向に屈折させる構造にすることで、発光性能を最大にできる蓄光レジャー用品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本考案は、蓄光剤を入れる透明材料内に、所定の屈折率を持つ透明な流体や固体または弾性体を蓄光剤の隙間(粒子間空隙)に充填し透明材料の内面に密着させることで、容器内の蓄光剤が発した光を容器の内壁と外壁の界面で屈折させ視認者側に放射させる構造と蓄光剤を含有しない透明材料内に蓄光剤と充填剤を内装することで、蓄光剤の充填比率を増やした場合でも強度や密閉性を維持し、光量を最大にできる構造とし視認性を高めたことを特徴とする蓄光レジャー用品を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本考案の蓄光レジャー用品によれば、図2の様に蓄光剤の光を視認者がいる方向に屈折させ発光の範囲と光量を高め、更に内部に大量の蓄光剤を含有できる構造にしたことで、どの従来よりも視認性を高めた蓄光レジャー用品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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