TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024078815
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191381
出願日2022-11-30
発明の名称表示システム
出願人京セラ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G09G 5/00 20060101AFI20240604BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】動揺病の程度を低減させる表示システムを提供する。
【解決手段】表示システム1は、カメラ2と、表示部3と、第1センサ4と、制御部とを備える。カメラ2は、乗り物10の進行方向の前方の領域を少なくとも撮影して第1画像データを生成する。表示部3は、第1画像データの少なくとも一部である表示画像データと、表示画像データとは異なる第2画像データとを表示する。第1センサ4は、乗り物の操作者とは異なる、乗り物10に搭乗した同乗者20の目の位置を検出する。制御部は、第1センサ4によって検出された目の位置を用いて、表示画像データを生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
表示システムであって、
乗り物の進行方向の前方の領域を少なくとも撮影して第1画像データを生成するカメラと、
乗り物の操作者とは異なる、前記乗り物に搭乗した同乗者の目の位置を検出する第1センサと、
前記第1画像データの少なくとも一部である表示画像データと、前記表示画像データとは異なる第2画像データとを表示する表示部と、
前記第1センサによって検出された前記目の位置を用いて、前記表示画像データを生成する制御部と、
を備える、表示システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の表示システムであって、
前記制御部は、前記第1センサによって検出された前記目の位置を用いて、前記第1画像データ内の前記表示画像データの位置を決定する、表示システム。
【請求項3】
請求項1に記載の表示システムであって、
前記制御部は、前記第1センサによって検出された前記目の位置を用いて、前記表示画像データのサイズを決定する、表示システム。
【請求項4】
請求項2に記載の表示システムであって、
前記制御部は、前記第1センサによって検出された前記目の位置が、前記同乗者にとっての左右方向および上下方向の少なくともいずれか一方に移動したときに、前記第1画像データ内の前記表示画像データの位置を、前記目の位置の移動方向とは反対の方向に移動させた位置に決定する、表示システム。
【請求項5】
請求項4に記載の表示システムであって、
前記制御部は、前記目の位置が左右方向および上下方向の原点位置からずれた状態で、前記目の位置が前記表示部に近づいたときに、前記第1画像データ内の前記表示画像データの位置を、前記目の位置の前記原点位置からのずれ方向とは反対の方向に移動させた位置に決定する、表示システム。
【請求項6】
請求項5に記載の表示システムであって、
前記制御部は、前記第1画像データの幅をWx1、前記カメラの画角をS、0.2以上かつ1以下の係数をA、左右方向の前記目の位置をexとし、前記表示部と前記目の位置との距離をezとしたときに、前記第1画像データ内の前記表示画像データの位置を、-(ex/ez)・(Wx1/2)/tan(S)・Aで算出する、表示システム。
【請求項7】
請求項3に記載の表示システムであって、
前記制御部は、前記第1センサによって検出された前記目の位置と、前記表示部との距離が短いほど、前記第1画像データ内の前記表示画像データのサイズをより大きく決定する、表示システム。
【請求項8】
請求項7に記載の表示システムであって、
前記制御部は、前記第1画像データの幅をWx1、前記表示部の表示領域の幅をWdx、前記カメラの画角をS、0.2以上かつ1以下の係数をB、前記表示部と前記目の位置との距離をezとしたときに、前記第1画像データ内の前記表示画像データの幅を、Wx1・Wdx/{2・ez・tan(S)}・Bで算出する、表示システム。
【請求項9】
請求項2に記載の表示システムであって、
前記乗り物の進行方向の変化を検出する第2センサをさらに備え、
前記制御部は、前記第1画像データ内の前記表示画像データの位置を、前記第2センサによって検出された前記進行方向の変化方向と同じ方向に移動させた位置に補正する、表示システム。
【請求項10】
請求項9に記載の表示システムであって、
表示遅延時間をtとし、ヨー角速度をωyとし、補正係数をαとしたとき、前記制御部は、前記第1画像データ内の前記表示画像データの位置を(α・ωy・t)で示された補正量で補正する、表示システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、車両での移動による動揺病の程度を低減させる表示システムが提案されている(例えば特許文献1,2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-35980号公報
特開2006-7867号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
動揺病の程度をさらに低減させることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
表示システムが開示される。
【0006】
一実施形態において、表示システムは、カメラと、表示部と、第1センサと、制御部とを備える。カメラは、乗り物の進行方向の前方の領域を少なくとも撮影して第1画像データを生成する。表示部は、第1画像データの少なくとも一部である表示画像データと、表示画像データとは異なる第2画像データとを表示する。第1センサは、乗り物の操作者とは異なる、乗り物に搭乗した同乗者の目の位置を検出する。制御部は、第1センサによって検出された目の位置を用いて、表示画像データを生成する。
【発明の効果】
【0007】
例えば、表示部を視認する同乗者に生じる動揺病の程度を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る表示システムの構成の一例を概略的に示す図である。
第1実施形態に係る表示システムの電気的な構成の一例を概略的に示すブロック図である。
第1画像データおよび表示画像データの1フレームの一例を概略的に示す図である。
表示部の一例を概略的に示す図である。
同乗者の目の位置および表示画像データの位置の関係を説明するための図である。
表示画像データの一例を概略的に示す図である。
同乗者の目の位置および表示画像データのサイズの関係を説明するための図である。
表示画像データの一例を概略的に示す図である。
同乗者の目の位置および表示画像データの位置の関係を説明するための図である。
表示画像データの一例を概略的に示す図である。
制御部の内部構成の一例を示すブロック図である。
乗り物が走行している様子の一例を概略的に示す図である。
第2実施形態に係る表示システムの構成の一例を概略的に示すブロック図である。
乗り物が-X方向に曲がっているときの第1画像データおよび表示画像データの一例を概略的に示す図である。
第1画像データおよび表示画像データの一例を概略的に示す図である。
第3実施形態に係る表示システムの構成の一例を示すブロック図である。
他の実施形態に係る表示システムの構成の一例を概略的に示す図である。
助手席に着座する同乗者の目の位置および表示画像データの位置の関係を説明するための図である。
助手席に着座する同乗者の目の位置および表示画像データの位置の関係を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る表示システム1の構成の一例を概略的に示す図であり、図2は、第1実施形態に係る表示システム1の電気的な構成の一例を概略的に示すブロック図である。
【0010】
図1に示されるように、表示システム1は乗り物10に搭載されてもよい。表示システム1は乗り物用表示システムとも呼ばれ得る。乗り物10には、同乗者20が搭乗可能である。乗り物10は、同乗者20が搭乗した状態で、移動することが可能である。乗り物10は、例えば、車両、船、航空機およびロボット等の乗り物である。車両は、例えば、二輪車(例えばバイク)、乗用車、バス、トラック、電車、機関車、重機および農機を含んでもよい。船は、例えば、水上バイク、ボード、ヨット、旅客船、貨物船、漁船およびホバークラフトを含んでもよい。航空機は、例えば、旅客機、貨物機および飛行船を含んでもよい。図1では、乗り物10の一例として乗用車が示されている。なお、乗り物10には、同乗者の他に、乗り物の操作者である運転者が搭乗している。同乗者20とは、運転者以外の搭乗者であり、後部座席に着座していてもよいし、前部座席、中間座席に着座していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

京セラ株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
11日前
京セラ株式会社
半導体基板およびその製造方法
8日前
京セラ株式会社
観察システム、処理装置及び観察方法
4日前
京セラ株式会社
電子機器、提供デバイス及び提供システム
4日前
京セラ株式会社
歯科インプラント及び歯科インプラントの製造方法
3日前
京セラ株式会社
肌状態分析システム、測定装置、肌状態分析アプリ
8日前
京セラ株式会社
表示装置、ペン入力システム、方法、及びプログラム
4日前
京セラ株式会社
空中像表示装置
17日前
京セラ株式会社
情報処理装置、電力需給調整システム、情報処理方法、及びプログラム
15日前
京セラ株式会社
通信方法、ユーザ装置、プログラム、及びプロセッサ
7日前
京セラ株式会社
通信制御方法、ユーザ装置、プロセッサ、プログラム及び移動通信システム
3日前
個人
応援ボード
17日前
個人
応援ボード
23日前
個人
シール剥がし具
1か月前
個人
割符機能付ラベル
1か月前
個人
蓄光レジャー用品
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
3日前
日本精機株式会社
表示装置
18日前
個人
英語教材
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
25日前
個人
語学学習用教材
15日前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示システム
2か月前
オムロン株式会社
展示装置
1か月前
船井電機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
個人
教具及び教育システム
2か月前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
個人
卓上ベルの音楽教習具
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
オンキヨー株式会社
模擬臓器モデル
2か月前
光精工株式会社
情報伝達装置
2か月前
ウェッジ株式会社
照光加飾部材
25日前
個人
鍵盤楽器練習用補助具
11日前
シャープ株式会社
表示装置
3日前
続きを見る