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公開番号2024061233
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022169050
出願日2022-10-21
発明の名称ハンドルロックピンの保護構造
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類B62H 5/06 20060101AFI20240425BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ハンドルの配置レイアウトに自由度を持たせつつ、部品点数を抑制しながらハンドルロックピンを保護できるハンドルロックピンの保護構造を提供する。
【解決手段】ハンドルロックピンの保護構造は、車体フレーム(11)と、フロントフォーク(14)と、ハンドル(21)と、ヘッドライト(41)と、ハンドルロック機構(70)と、を備える鞍乗り型車両(10)に設けられるハンドルロックピンの保護構造において、ヘッドライト(41)は、ヘッドパイプ(18)の前方においてヘッドライト(41)の本体部を後方から覆うヘッドライトリアカバー(63)を備え、ヘッドライトリアカバー(63)には、ハンドルロック機構(70)よりも車体幅方向外側の位置から後方に突出し、且つ、ハンドルロック機構(70)のロックピン(72b)を車体幅方向外側から覆うピン保護リブ(80)が一体に形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ヘッドパイプ(18)を備える車体フレーム(11)と、前記ヘッドパイプ(18)に回動可能に支持されたフロントフォーク(14)と、前記フロントフォーク(14)と一体に回動するハンドル(21)と、前記フロントフォーク(14)に支持されたヘッドライト(41)と、前記ヘッドライト(41)の後部に支持されてロックピン(72b)が前記ヘッドパイプ(18)に向けて突出可能に設けられたハンドルロック機構(70)と、を備える鞍乗り型車両(10)に設けられるハンドルロックピンの保護構造において、
前記ヘッドライト(41)は、前記ヘッドパイプ(18)の前方において前記ヘッドライト(41)の本体部を後方から覆うヘッドライトリアカバー(63)を備え、
前記ヘッドライトリアカバー(63)には、前記ハンドルロック機構(70)よりも車体幅方向外側の位置から後方に突出し、且つ、前記ハンドルロック機構(70)の前記ロックピン(72b)を車体幅方向外側から覆うピン保護リブ(80)が一体に形成されている、
ことを特徴とするハンドルロックピンの保護構造。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記ピン保護リブ(80)は、左右一対設けられ、
前記ハンドルロック機構(70)は、キーシリンダ部(71)を備え、
前記キーシリンダ部(71)は、左右一対の前記ピン保護リブ(80)の間に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載のハンドルロックピンの保護構造。
【請求項3】
前記ピン保護リブ(80)は、車体前後方向前部(80a)の上下幅が車体前後方向後部(80b)の上下幅よりも広く形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のハンドルロックピンの保護構造。
【請求項4】
前記ピン保護リブ(80)は、底面視で、車体幅方向外側から車体幅方向内側に向かって湾曲する曲面形状であって、かつ、下に凸に湾曲する曲面形状になるように形成されている、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のハンドルロックピンの保護構造。
【請求項5】
前記ピン保護リブ(80)の車体前後方向後部(80b)の下端部(80b1)は、前記ロックピン(72b)が係合するロックピン受部(90)の下端(92)よりも上方に設けられる、
ことを特徴とする請求項4に記載のハンドルロックピンの保護構造。
【請求項6】
前記ピン保護リブ(80)は、樹脂製であり、
前記ロックピン(72b)が係合するロックピン受部(90)は、金属製である、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のハンドルロックピンの保護構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンドルロックピンの保護構造に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ハンドルの操舵をロックするためのハンドルロック機構が知られている(特許文献1参照)。特許文献1には、ヘッドパイプ部分に回動可能に支持されるステムシャフトの一端部にロック機構を設け、ヘッドパイプの上端部に設けられた係合部にロックピンを嵌合させる構成が記載されている。特許文献1では、盗難防止のために、ロックピンを保護する遮壁をステムシャフトの上端に一体に設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭59-146276号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のハンドルロック機構では、盗難防止用の遮壁が設けられており、盗難防止の観点からは望ましい。しかしながら、特許文献1のようにステムシャフトの上端にハンドルロック機構が設けられる場合には、ステムシャフトの上端を回避するようにハンドルを設ける必要があり、ハンドルの配置レイアウトが制限され易いという課題がある。また、一般に、ハンドルロックピンを保護する部品の数は少ない方が望ましい。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ハンドルの配置レイアウトに自由度を持たせつつ、部品点数を抑制しながらハンドルロックピンを保護できるハンドルロックピンの保護構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ハンドルロックピンの保護構造は、ヘッドパイプを備える車体フレームと、前記ヘッドパイプに回動可能に支持されたフロントフォークと、前記フロントフォークと一体に回動するハンドルと、前記フロントフォークに支持されたヘッドライトと、前記ヘッドライトの後部に支持されてロックピンが前記ヘッドパイプに向けて突出可能に設けられたハンドルロック機構と、を備える鞍乗り型車両に設けられるハンドルロックピンの保護構造において、前記ヘッドライトは、前記ヘッドパイプの前方において前記ヘッドライトの本体部を後方から覆うヘッドライトリアカバーを備え、前記ヘッドライトリアカバーには、前記ハンドルロック機構よりも車体幅方向外側の位置から後方に突出し、且つ、前記ハンドルロック機構の前記ロックピンを車体幅方向外側から覆うピン保護リブが一体に形成されている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
ハンドルの配置レイアウトに自由度を持たせつつ、部品点数を抑制しながらハンドルロックピンを保護できるハンドルロックピンの保護構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。
ヘッドライトの周辺を示すフロントフォークの左側面図である。
ヘッドライトユニットの左側面図である。
ヘッドライトユニットの上方からの斜視図である。
ヘッドライトユニットの背面図である。
ヘッドライトユニットの底面図である。
トップブリッジの周辺を示す左側面図である。
ヘッドパイプの周辺のケーブル状部材の配索状態を示す図である。
ハンドルが直進状態の場合のヘッドパイプの周辺の断面図である。
ハンドルが右方に操舵された場合のヘッドパイプの周辺の断面図である。
ハンドルが直進状態の場合のヘッドパイプの周辺の左側面図である。
ハンドルが右方に操舵された場合のヘッドパイプの周辺の左側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
【0009】
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
【0010】
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
(【0011】以降は省略されています)

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