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公開番号2024058179
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165378
出願日2022-10-14
発明の名称コネクタ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/52 20060101AFI20240418BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子収容部を含む第1ハウジングと、第1ハウジングの作業用開口を塞ぐ第2ハウジングとの合体作業を容易に行え、かつ、ハウジング間の止水を容易に実現できるようにすることを目的とする。
【解決手段】コネクタ20は、端子収容孔35hが形成された端子収容部32と、電線収容部40とを含む第1ハウジング30と、第1ハウジングと合体する第2ハウジング50と、を備え、端子収容部及び電線収容部に作業用開口48が形成され、電線収容部の外側端部に電線引出用開口49が形成され、第2ハウジングは、作業用開口を塞ぐ蓋部52と、電線を、電線引出用開口の外側で案内する電線案内端部60とを含み、第1ハウジングと第2ハウジングとの間に、作業用開口及び電線引出用開口よりも端子収容部側に位置するように、電線収容部の延在方向に対して斜めに配置された弾性リング70が介在する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
端子の延在方向に対して交差する方向に電線が引出されるコネクタであって、
前記端子が装着される端子収容孔が形成された端子収容部と、前記端子収容部の外周の一部から外方に延出する電線収容部とを含む第1ハウジングと、
前記第1ハウジングと合体する第2ハウジングと、
を備え、
前記端子収容部及び前記電線収容部に、前記端子収容孔に対する前記端子の装着方向手前側に開口する作業用開口が形成され、
前記電線収容部の外側端部に、前記作業用開口に連続する電線引出用開口が形成され、
前記第2ハウジングは、前記作業用開口を塞ぐ蓋部と、前記端子から前記電線収容部を経由して引出される前記電線を、前記電線引出用開口の外側で案内する電線案内端部とを含み、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの間に、前記作業用開口及び前記電線引出用開口よりも前記端子収容部側に位置するように、前記電線収容部の延在方向に対して斜めに配置された弾性リングが介在する、コネクタ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載のコネクタであって、
前記電線収容部は、底部と、前記底部の両側から立上がる一対の側壁部とを有し、
前記第2ハウジングは、前記蓋部の両側から立上がる一対の内側壁部を有し、
前記一対の内側壁部が前記一対の側壁部の内側に重なる、コネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載のコネクタであって、
前記内側壁部は、前記電線案内端部から遠ざかるにつれて前記蓋部に対する突出寸法が小さくなる傾斜縁を有し、
前記側壁部の内側に前記傾斜縁に対向する傾斜段部が形成され、
前記傾斜縁と前記傾斜段部との間に前記弾性リングが介在する、コネクタ。
【請求項4】
請求項3に記載のコネクタであって、
前記内側壁部は、前記傾斜縁の内側から突出して前記弾性リングの内周側に位置する位置決め延長縁を有する、コネクタ。
【請求項5】
請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のコネクタであって、
前記底部は、前記電線収容部の外側端部に向うに連れて前記端子収容孔に対する前記端子の装着方向奥側に向うように傾斜する案内傾斜面を有する、コネクタ。
【請求項6】
請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のコネクタであって、
前記電線案内端部は、筒形状に形成されており、
前記蓋部及び前記一対の内側壁部は、前記電線案内端部の一端部から延出する形状に形成されており、
前記電線案内端部の内周面と前記電線案内端部内を通る前記電線の外周面との間に止水状態で介在する電線止水部をさらに備える、コネクタ。
【請求項7】
請求項6に記載のコネクタであって、
前記内側壁部の内面に、前記電線止水部を通過する前記電線の延長上で部分的に凹む干渉回避溝が形成されている、コネクタ。
【請求項8】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のコネクタであって、
前記第1ハウジングは、第1方向係止部と第2方向係止部とを有し、
前記第2ハウジングは、前記第1方向係止部と係止する第1方向相手側係止部と、前記第2方向係止部と係止する第2方向相手側係止部とを有し、
前記第1方向係止部と前記第1方向相手側係止部との第1係止方向が前記端子の延在方向であり、
前記第2方向係止部と前記第2方向相手側係止部との第2係止方向が前記電線収容部の延在方向である、コネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、コネクタ側端子が取り付けられる第1のハウジング要素と、第2のハウジング要素とを備えるコネクタのハウジングを開示している。第1のハウジング要素には、コネクタ側端子の取り付け時に挿入口として用いられる開口部が設けられており、第2のハウジング要素が前記開口部を塞ぐように第1のハウジング要素に合体する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-288116号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示のコネクタによると、第1のハウジング要素にコネクタ側端子を挿入する際に、コネクタ側端子から延びる電線を開口部から大きく引出しておくことが想定される。このため、第1のハウジング要素に第2のハウジング要素を合体させる際には、引出された電線を、ハウジングと干渉しないように第1のハウジング要素内に大きく引戻す作業を行うことが想定され、ハウジングの合体作業が面倒となることが想定される。
【0005】
そこで、本開示は、端子収容部を含む第1ハウジングと、第1ハウジングの作業用開口を塞ぐ第2ハウジングとの合体作業を容易に行え、かつ、第1ハウジングと第2ハウジングとの間の止水を容易に実現できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、端子の延在方向に対して交差する方向に電線が引出されるコネクタであって、前記端子が装着される端子収容孔が形成された端子収容部と、前記端子収容部の外周の一部から外方に延出する電線収容部とを含む第1ハウジングと、前記第1ハウジングと合体する第2ハウジングと、を備え、前記端子収容部及び前記電線収容部に、前記端子収容孔に対する前記端子の装着方向手前側に開口する作業用開口が形成され、前記電線収容部の外側端部に、前記作業用開口に連続する電線引出用開口が形成され、前記第2ハウジングは、前記作業用開口を塞ぐ蓋部と、前記端子から前記電線収容部を経由して引出される前記電線を、前記電線引出用開口の外側で案内する電線案内端部とを含み、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの間に、前記作業用開口及び前記電線引出用開口よりも前記端子収容部側に位置するように、前記電線収容部の延在方向に対して斜めに配置された弾性リングが介在する、コネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、端子収容部を含む第1ハウジングと、第1ハウジングの作業用開口を塞ぐ第2ハウジングとの合体作業を容易に行え、かつ、第1ハウジングと第2ハウジングとの間の止水を容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。
図2は実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。
図3はコネクタを示す分解斜視図である。
図4はコネクタを示す分解斜視図である。
図5は図1のV-V線断面図である。
図6は図2のVI-VI線部分断面図である。
図7はコネクタの組立作業例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のコネクタは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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