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公開番号2024057990
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165054
出願日2022-10-13
発明の名称画像表示装置
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01Q 1/38 20060101AFI20240418BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】メッシュ配線を形成した配線基板を有する画像表示装置を提供する。
【解決手段】画像表示装置60は、第1面11aと第1面11aの反対側に位置する第2面11bとを含む基板11と、基板11の第1面11a上に配置されたメッシュ配線部20とを有する配線基板10と、基板11の第2面11b側に位置する表示装置61と、配線基板10と表示装置61との間に位置する誘電体層80と、を備えている。基板11は、透明性を有している。メッシュ配線部20は、電磁波の送受信部として構成されている。基板11の厚みT1をAxとし、基板11の誘電正接をBxとし、誘電体層80の厚み(T3+T11+T12)をAYとし、誘電体層80の誘電正接をBYとした場合、画像表示装置60は、
Ax 0.5×Bx+Ay 0.5×By≦1.5
という関係を満たしている。
【選択図】図2B
特許請求の範囲【請求項1】
第1面と前記第1面の反対側に位置する第2面とを含む基板と、前記基板の前記第1面上に配置されたメッシュ配線部とを有する配線基板と、
前記基板の前記第2面側に位置する表示装置と、
前記配線基板と前記表示装置との間に位置する誘電体層とを備え、
前記基板は、透明性を有し、
前記メッシュ配線部は、電磁波の送受信部として構成されており、
前記基板の厚みをA

とし、前記基板の誘電正接をB

とし、前記誘電体層の厚みをA

とし、前記誘電体層の誘電正接をB

とした場合、
TIFF
2024057990000010.tif
17
170
という関係を満たす、画像表示装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記誘電体層は、N(Nは、自然数)個の層を有し、前記配線基板側からM(Mは、N以下の自然数)番目の層の厚みをA

とし、前記M番目の層の誘電正接をB

とした場合、
TIFF
2024057990000011.tif
25
170
という関係を満たす、請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項3】
前記メッシュ配線部の導電率は、8×10

S/m以上である、請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項4】
前記メッシュ配線部の表面粗さRaは、100nm以下である、請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項5】
前記メッシュ配線部の40GHzにおけるS21は、-3dB/cm以上である、画像表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の実施の形態は、画像表示装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
現在、スマートフォン、タブレット等の携帯端末機器の高機能、小型化、薄型化及び軽量化が進んでいる。これら携帯端末機器は、複数の通信帯域を使用するため、通信帯域に応じた複数のアンテナが必要とされる。例えば、携帯端末機器には、電話用アンテナ、WiFi(Wireless Fidelity)用アンテナ、3G(Generation)用アンテナ、4G(Generation)用アンテナ、LTE(Long Term Evolution)用アンテナ、Bluetooth(登録商標)用アンテナ、NFC(Near Field Communication)用アンテナ等の複数のアンテナが搭載されている。しかしながら、携帯端末機器の小型化に伴い、アンテナの搭載スペースは限られており、アンテナ設計の自由度は狭まっている。また、限られたスペース内にアンテナを内蔵していることから、電波感度が必ずしも満足できるものではない。
【0003】
このため、携帯端末機器の表示領域に搭載できるフィルムアンテナが開発されている。このフィルムアンテナは、透明基材上にアンテナパターンが形成された透明アンテナにおいて、アンテナパターンが、不透明な導電体層の形成部としての導体部と非形成部としての多数の開口部とによるメッシュ状の導電体メッシュ層によって形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-66610号公報
特許第5636735号明細書
特許第5695947号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、フィルムアンテナにおいては、画像表示装置内に存在する金属の影響によって、配線基板のアンテナ性能が低下し得る。このため、配線基板のアンテナ性能が低下することを抑制することが求められている。
【0006】
本実施の形態は、配線基板のアンテナ性能が低下することを抑制することが可能な、画像表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様は、第1面と前記第1面の反対側に位置する第2面とを含む基板と、前記基板の前記第1面上に配置されたメッシュ配線部とを有する配線基板と、前記基板の前記第2面側に位置する表示装置と、前記配線基板と前記表示装置との間に位置する誘電体層とを備え、前記基板は、透明性を有し、前記メッシュ配線部は、電磁波の送受信部として構成されており、前記基板の厚みをA

とし、前記基板の誘電正接をB

とし、前記誘電体層の厚みをA

とし、前記誘電体層の誘電正接をB

とした場合、
TIFF
2024057990000002.tif
14
170
という関係を満たす、画像表示装置である。
【0008】
本開示の第2の態様は、上述した第1の態様による画像表示装置において、前記誘電体層は、N(Nは、自然数)個の層を有していても良く、前記配線基板側からM(Mは、N以下の自然数)番目の層の厚みをA

とし、前記M番目の層の誘電正接をB

とした場合、
TIFF
2024057990000003.tif
22
170
という関係を満していても良い。
【0009】
本開示の第3の態様は、上述した第1の態様又は上述した第2の態様による画像表示装置において、前記メッシュ配線部の導電率は、8×10

S/m以上であっても良い。
【0010】
本開示の第4の態様は、上述した第1の態様から上述した第3の態様のそれぞれによる画像表示装置において、前記メッシュ配線部の表面粗さRaは、100nm以下であっても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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