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公開番号2024057744
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164606
出願日2022-10-13
発明の名称ブレーキ制御装置及びブレーキシステム
出願人三菱重工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60T 15/36 20060101AFI20240418BHJP(車両一般)
要約【課題】排気音を低減する。
【解決手段】ブレーキ制御装置は、所定の圧力の圧縮空気を基礎ブレーキ装置に供給可能、かつ、前記圧縮空気を排出可能な排出口を有するブレーキ制御装置本体と、前記排出口から排出される前記圧縮空気が導入される消音装置と、を備え、前記消音装置は、前記排出口に一端が接続された導入管と、前記導入管の他端に対して複数の異なる方向に延びつつ、同一構造を有する複数の接続管と、一つの前記接続管に対応して一つのみが接続され、同一構造を有する複数の消音器とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
所定の圧力の圧縮空気を基礎ブレーキ装置に供給可能、かつ、前記圧縮空気を排出可能な排出口を有するブレーキ制御装置本体と、
前記排出口から排出される前記圧縮空気が導入される消音装置と、を備え、
前記消音装置は、
前記排出口に一端が接続された導入管と、
前記導入管の他端に対して複数の異なる方向に延びつつ、同一構造を有する複数の接続管と、
一つの前記接続管に対応して一つのみが接続され、同一構造を有する複数の消音器とを有するブレーキ制御装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記導入管と複数の前記接続管との間に配置され、前記導入管を流通してきた前記圧縮空気の流れ方向に対して直交する複数の異なる方向に延びる枝管を有する分岐管をさらに備え、
各前記接続管は、各前記枝管に対応するようにそれぞれ接続されている請求項1に記載のブレーキ制御装置。
【請求項3】
前記消音器の口径は、前記排出口の開口径よりも小さい請求項1又は2に記載のブレーキ制御装置。
【請求項4】
前記消音器は、鉛直方向の下方を向いている請求項1又は2に記載のブレーキ制御装置。
【請求項5】
前記導入管は、L字型の配管継手であり、
前記分岐管は、二方向に分岐するT字型の配管継手である請求項2に記載のブレーキ制御装置。
【請求項6】
請求項1又は2に記載のブレーキ制御装置と、
前記ブレーキ制御装置に前記圧縮空気を供給する空気タンクと、
前記ブレーキ制御装置から所定の圧力の前記圧縮空気が供給される基礎ブレーキ装置とを備えるブレーキシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ブレーキ制御装置及びブレーキシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
交通手段として、車輪によってレール上を走行する鉄道車両や、ゴムタイヤを装着した走行輪によって軌道を走行する軌道系交通システムが知られている。軌道系交通システムには、車両の中央や側方に案内輪が配置された案内式の軌道系交通システムがある。このような鉄道や軌道系交通システムの車両には、車輪やゴムタイヤに制動力を与えるブレーキシステムが設けられている。車両のブレーキシステムには、一般に、空気タンクに蓄えた空気の圧力を用いてブレーキシリンダ等を制御することで制動力を調整する空気ブレーキが採用されている。ブレーキシステムは、このような空気ブレーキを制御するために、ブレーキ制御装置を有している。
【0003】
例えば、特許文献1に記載のブレーキ制御装置は、外装であるケーシングと、ケーシングと車体に固定されたフレームとを接続する管座と、弁ブロックと、ケーシングに覆われた複数の電磁弁を有する電空プレートと、制動に関する各種制御として複数の電磁弁を制御するコントローラとを備えている。また、管座には、排気口から排気する際の騒音を抑制する消音器が配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5456008号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記のようなブレーキ制御装置では、ブレーキを緩解する際に、排出口から多くの圧縮空気が外部の大気中へ排気される。その際、高圧の圧縮空気が大量に流出することで、大きな排気音が生じてしまう。このような排気音を低減することは、ブレーキ制御装置において、常に課題となっている。
【0006】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、排気音を低減可能なブレーキ制御装置及びブレーキシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示に係るブレーキ制御装置は、所定の圧力の圧縮空気を基礎ブレーキ装置に供給可能、かつ、前記圧縮空気を排出可能な排出口を有するブレーキ制御装置本体と、前記排出口から排出される前記圧縮空気が導入される消音装置と、を備え、前記消音装置は、前記排出口に一端が接続された導入管と、前記導入管の他端に対して複数の異なる方向に延びつつ、同一構造を有する複数の接続管と、一つの前記接続管に対応して一つのみが接続され、同一構造を有する複数の消音器とを有する。
【0008】
また、本開示に係るブレーキシステムは、上述したブレーキ制御装置と、前記ブレーキ制御装置に前記圧縮空気を供給する空気タンクと、前記ブレーキ制御装置から所定の圧力の圧縮空気が供給される基礎ブレーキ装置とを備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示のブレーキ制御装置及びブレーキシステムによれば、排気音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係るブレーキシステムを備えた車両の構成を示す概略図である。
本実施形態に係るブレーキシステムを示すブロック図である。
本実施形態に係る消音装置の概略構成を示す模式図である。
図3のIV-IV矢視断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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