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公開番号2024057738
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164595
出願日2022-10-13
発明の名称学習分析システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人明成国際特許事務所
主分類G09B 19/00 20060101AFI20240418BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】受講者に関心内容に関連する教材を提示できる技術を提供する。
【解決手段】学習分析システムは、学習教材である動画の内容と時間情報とを対応づけて記憶する記憶部と、受講者毎の動画の再生速度と再生回数とを含む再生履歴を取得する取得部と、再生履歴を用いて動画における受講者の関心の度合いを算出し、算出した度合いが閾値以上の内容を用いて関心内容を決定する決定部と、関心内容に関連する教材を受講者に提示する提示部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
学習分析システムであって、
学習教材である動画の内容と時間情報とを対応づけて記憶する記憶部と、
受講者毎の前記動画の再生速度と再生回数とを含む再生履歴を取得する取得部と、
前記再生履歴を用いて前記動画における前記受講者の関心の度合いを算出し、算出した前記度合いが閾値以上の内容を用いて関心内容を決定する決定部と、
前記関心内容に関連する教材を前記受講者に提示する提示部と、を備える、学習分析システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、学習分析システムに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、動画である電子教材を用いた学習を提供する学習システムが知られている。特許文献１には、学習者の動画の視聴履歴を取得し、視聴時間を動画の再生位置と対応づけて、再生位置毎の再生速度を得点化して分析を行う技術が記載されている。これにより、動画の部分毎に難易度や理解貢献度を評価できる。そのため、電子教材コンテンツのどの部分に問題があり、改善すれば良いのかという判断をすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１５－１１２９０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１では、分析結果を用いて電子教材コンテンツの改善はできるものの、各受講者の電子教材コンテンツの部分毎の興味関心の違いは考慮されないという課題を発明者らは見出した。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
【０００６】
本開示の形態によれば、学習分析システムが提供される。この学習分析システムは、学習教材である動画の内容と時間情報とを対応づけて記憶する記憶部と、受講者毎の前記動画の再生速度と再生回数とを含む再生履歴を取得する取得部と、前記再生履歴を用いて前記動画における前記受講者の関心の度合いを算出し、算出した前記度合いが閾値以上の内容を用いて関心内容を決定する決定部と、前記関心内容に関連する教材を前記受講者に提示する提示部と、を備える。
この形態の学習分析システムによれば、決定した関心内容に応じて、受講者に関心内容に関連する教材を提示できる。
【０００７】
なお、本開示は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、関連教材の提供方法等の態様で実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
学習分析システムの概要を示す模式図である。
学習分析処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
Ａ．第１実施形態：
図１は、本実施形態における、学習分析システム１００の概要を示す模式図である。学習分析システム１００は、配信サーバ１０と、学習者が操作する受講者端末２０と、を備える。本実施形態において、受講者端末２０は、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）である。なお、受講者端末２０は、ＰＣに限らず、例えば、タブレット型ＰＣやスマートフォンであってもよい。
【００１０】
配信サーバ１０は、中央処理装置（ＣＰＵ）や、ＲＡＭ、ＲＯＭ等の記憶部１１により構成されたコンピュータからなり、配信サーバ１０のＲＡＭやＲＯＭに予めインストールされたプログラムをＣＰＵが実行することによって、取得部１２、決定部１３、提示部１４の機能を実現する。ただし、これらの各部の機能の一部又は全部をハードウエア回路で実現してもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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