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公開番号2024057439
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022164179
出願日2022-10-12
発明の名称制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社,コンチネンタル オートノマス モビリティー ジャーマニー ゲーエムベーハー,Continental Autonomous Mobility Germany GmbH
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20240417BHJP(信号)
要約【課題】本開示は、自車両の乗員が感じる煩雑さを低減しつつ、自車両への他車両の接近を乗員に報知することを目的とする。
【解決手段】制御装置は、自車両の後方に接近する他車両の前記自車両への接近状態に関する状態情報を取得する取得部と、取得された前記状態情報に基づいて、前記自車両への前記他車両の接近を前記自車両の乗員に報知部を通じて報知する報知条件が成立し、かつ前記他車両が前記自車両への接近を直前に報知された車両と同じとなる場合は、前記報知部による報知を禁止する制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
自車両の後方に接近する他車両の前記自車両への接近状態に関する状態情報を取得する取得部と、
取得された前記状態情報に基づいて、前記自車両への前記他車両の接近を前記自車両の乗員に報知部を通じて報知する報知条件が成立し、かつ前記他車両が前記自車両への接近を直前に報知された車両と同じとなる場合は、前記報知部による報知を禁止する制御部と、
を備える、
制御装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記報知条件は、第1報知条件及び第2報知条件を含み、
前記制御部は、
前記第1報知条件及び前記第2報知条件の双方が成立した履歴がない場合に前記第1報知条件及び前記第2報知条件の一方が成立したとき、又は、前記第1報知条件及び前記第2報知条件の一方の成立に伴う報知を実行中に、前記成立した履歴がない前記第1報知条件及び前記第2報知条件の他方が成立した場合、前記報知部に報知を実行させる、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記他車両が前記自車両の後方における所定領域まで接近した場合に、前記第1報知条件を成立させ、
前記自車両と前記他車両との相対速度で割った相対衝突時間が所定値以下の場合に、前記第2報知条件を成立させる、
請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記他車両の前記自車両への接近状態が所定の状態にあり、かつ前記自車両の車速が所定値以上の場合に、前記報知条件を成立させる、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記他車両の前記自車両への接近状態が所定の状態となった後に、前記車速が所定値以上となった場合は、前記車速が所定値以上となったタイミングで前記報知条件を成立させ、
前記他車両の前記自車両への接近状態が所定の状態、かつ前記車速が所定値以上となった後に、前記車速が所定値未満となった場合は、前記車速が所定値未満となったタイミングで前記報知条件を不成立とさせる、
請求項4に記載の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、接近する後方車両を運転者に対して適切に通知することができる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-129980号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の技術では、運転者への通知後に後方車両が自車両から離間し、その後に再び後方車両が自車両に接近した際に通知を行うと、運転者が通知に対して煩雑さを感じるおそれがある。
【0005】
そこで、本開示は、自車両の乗員が感じる煩雑さを低減しつつ、自車両への他車両の接近を乗員に報知することができる制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る制御装置は、自車両の後方に接近する他車両の前記自車両への接近状態に関する状態情報を取得する取得部と、取得された前記状態情報に基づいて、前記自車両への前記他車両の接近を前記自車両の乗員に報知部を通じて報知する報知条件が成立し、かつ前記他車両が前記自車両への接近を直前に報知された車両と同じとなる場合は、前記報知部による報知を禁止する制御部と、を備える。
【0007】
請求項1に係る制御装置では、取得部は、状態情報を取得する。そして、制御部は、取得部により取得された状態情報に基づいて、報知条件が成立し、かつ他車両が自車両への接近を直前に報知された車両と同じとなる場合は、報知部による報知を禁止する。これにより、当該制御装置では、自車両の乗員が感じる煩雑さを低減しつつ、自車両への他車両の接近を乗員に報知することができる。
【0008】
請求項2に係る制御装置は、請求項1において、前記報知条件は、第1報知条件及び第2報知条件を含み、前記制御部は、前記第1報知条件及び前記第2報知条件の双方が成立した履歴がない場合に前記第1報知条件及び前記第2報知条件の一方が成立したとき、又は、前記第1報知条件及び前記第2報知条件の一方の成立に伴う報知を実行中に、前記成立した履歴がない前記第1報知条件及び前記第2報知条件の他方が成立した場合、前記報知部に報知を実行させる。
【0009】
請求項2に係る制御装置では、報知条件は、第1報知条件及び第2報知条件を含む。そして、制御部は、第1報知条件及び第2報知条件の双方が成立した履歴がない場合に第1報知条件及び第2報知条件の一方が成立したとき、報知部に報知を実行させる。また、制御部は、第1報知条件及び第2報知条件の一方の成立に伴う報知を実行中に、成立した履歴がない第1報知条件及び第2報知条件の他方が成立した場合、報知部に報知を実行させる。これにより、当該制御装置では、各報知条件が成立した履歴を踏まえて、報知部に報知を実行させるか否かを決定することができる。
【0010】
請求項3に係る制御装置は、請求項2において、前記制御部は、前記他車両が前記自車両の後方における所定領域まで接近した場合に、前記第1報知条件を成立させ、前記自車両と前記他車両との相対速度で割った相対衝突時間が所定値以下の場合に、前記第2報知条件を成立させる。
(【0011】以降は省略されています)

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