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公開番号2024030946
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022134200
出願日2022-08-25
発明の名称遠隔見守りシステム
出願人中国電力株式会社
代理人個人,個人
主分類G08B 25/04 20060101AFI20240229BHJP(信号)
要約【課題】見守りの対象者の電波環境によらず、好適に見守りを行うことができる遠隔見守りシステムを提供すること。
【解決手段】遠隔見守りシステムは、第1ユーザの状況情報を取得可能な第1端末と、管理サーバと、第2端末と、スマートメータとを備える。第1端末は、記憶部と、第1端末識別情報と状況情報とを含む第1通知をスマートメータに送信可能な送信部と、を有する。スマートメータは、受信部と、第1端末識別情報と状況情報とを含む第2通知を管理サーバに送信可能な送信部と、を有する。管理サーバは、顧客情報データベースと、受信部と、第2通知に含まれる第1端末識別情報に紐づけられる第2端末識別情報を顧客情報データベースから抽出可能な抽出部と、その第2端末識別情報に対応する第2端末に対し、状況情報を含む第3通知を送信可能な送信部と、を有する。第2端末は、受信部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1ユーザに所持され、前記第1ユーザの状況に係る状況情報を取得可能な第1端末と、
管理サーバと、
第2ユーザが所持する第2端末と、
を備える遠隔見守りシステムであって、
前記管理サーバと通信可能な1以上のスマートメータを備え、
前記第1端末は、当該第1端末に固有の第1端末識別情報を記憶可能な記憶部と、当該第1端末識別情報と前記状況情報とを含む第1通知を前記スマートメータに送信可能な送信部と、を有し、
前記スマートメータは、前記第1端末からの前記第1通知を受信可能な受信部と、前記第1端末識別情報と前記状況情報とを含む第2通知を前記管理サーバに送信可能な送信部と、を有し、
前記管理サーバは、前記第1端末識別情報と前記第2端末に固有の第2端末識別情報とを紐づけて記憶可能な記憶部と、前記スマートメータからの前記第2通知を受信可能な受信部と、前記第2通知に含まれる前記第1端末識別情報に紐づけられる前記第2端末識別情報を前記記憶部から抽出可能な抽出部と、前記抽出部により抽出される前記第2端末識別情報に対応する前記第2端末に対し、前記状況情報を含む第3通知を送信可能な送信部と、を有し、
前記第2端末は、前記管理サーバからの前記第3通知を受信可能な受信部を有する、遠隔見守りシステム。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記スマートメータは、当該スマートメータに固有のメータ識別情報を記憶可能な記憶部を有し、
前記スマートメータの前記送信部は、前記メータ識別情報を含む前記第2通知を前記管理サーバに送信可能であり、
前記管理サーバの前記記憶部は、前記メータ識別情報と、前記スマートメータの設置位置に係るメータ位置情報とを紐づけて記憶可能であり、
前記管理サーバの前記抽出部は、前記管理サーバの前記受信部が受信する前記メータ識別情報に紐づけられる前記メータ位置情報を、前記管理サーバの前記記憶部から抽出可能であり、
前記管理サーバの前記送信部は、前記管理サーバの前記抽出部が抽出する前記メータ位置情報を含む前記第3通知を前記第2端末に送信可能である、請求項1に記載の遠隔見守りシステム。
【請求項3】
前記管理サーバの前記記憶部は、前記メータ識別情報と、当該メータ識別情報と対応する前記スマートメータの近傍に位置する電柱に対応する電柱番号と、を紐づけて記憶可能であり、
前記電柱番号は、前記メータ位置情報である、請求項2に記載の遠隔見守りシステム。
【請求項4】
前記スマートメータは、前記第1ユーザが居住する建物に設けられた第1スマートメータと、前記第1ユーザが居住する建物以外の建物に設けられた第2スマートメータと、からなり、
前記管理サーバの前記送信部は、前記管理サーバの前記受信部が前記第2スマートメータに対応する前記メータ識別情報を受信した場合には、当該メータ識別情報に紐づけられる前記電柱番号を前記メータ位置情報として含む前記第3通知を前記第2端末に送信可能である、請求項3に記載の遠隔見守りシステム。
【請求項5】
前記第1端末は、前記状況情報に基づいて前記第1ユーザに異常が発生したか否かを判定可能な異常判定部と、を有し、
前記第1端末の前記送信部は、前記異常判定部により異常発生と判定される場合には、前記第1ユーザに異常が発生した旨の異常発生情報を前記状況情報として含む前記第1通知を、前記スマートメータに送信可能である、請求項1~4のいずれか1項に記載の遠隔見守りシステム。
【請求項6】
前記第1端末は、前記第1ユーザが操作して前記第1通知の送信の許可又は不許可を選択可能な選択部を有し、
前記第1端末の前記送信部は、前記異常判定部により異常発生と判定される場合には、前記第1ユーザによる前記選択部における選択結果に基づいて、前記第1通知の送信を実行可能である、請求項5に記載の遠隔見守りシステム。
【請求項7】
前記第1端末の前記送信部は、前記異常判定部により異常発生と判定される場合において、前記異常判定部により異常発生と判定されてから所定時間が経過するまでに、前記第1ユーザにより前記選択部において前記第1通知の送信を不許可とする選択がなされない場合には、前記第1通知を前記スマートメータに送信する、請求項6に記載の遠隔見守りシステム。
【請求項8】
前記第2端末は、当該第2端末に固有の前記第2端末識別情報を記憶可能な記憶部と、前記第2端末識別情報を含む第1リクエスト通知を前記管理サーバに送信可能な送信部と、を有し、
前記管理サーバの前記受信部は、前記第2端末が送信する前記第1リクエスト通知を受信可能であり、
前記管理サーバの前記抽出部は、前記第1リクエスト通知に含まれる前記第2端末識別情報に紐づけられる前記第1端末識別情報を抽出可能であり、
前記管理サーバの前記送信部は、前記管理サーバの前記抽出部により抽出される前記第1端末識別情報を含む第2リクエスト通知を、所定の前記スマートメータに送信可能であり、
前記スマートメータの前記受信部は、前記管理サーバからの前記第2リクエスト通知を受信可能であり、
前記スマートメータの前記送信部は、前記第2リクエスト通知に含まれる前記第1端末識別情報を含む第3リクエスト通知を前記第1端末に送信可能であり、
前記第1端末は、前記第3リクエスト通知を受信可能な受信部と、当該第1端末と対応する前記第1端末識別情報と前記第3リクエスト通知に含まれる前記第1端末識別情報とを照合可能な照合部と、を有し、
前記第1端末の前記送信部は、前記照合部の照合結果に基づいて、前記第1通知の送信を実行可能である、請求項1~4のいずれか1項に記載の遠隔見守りシステム。
【請求項9】
前記スマートメータは、前記第1ユーザが居住する建物に設けられた第1スマートメータと、前記第1ユーザが居住する建物以外の建物に設けられた第2スマートメータと、からなり、
前記所定のスマートメータは、前記第1スマートメータである、請求項8に記載の遠隔見守りシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遠隔見守りシステムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
高齢者や有病者が独居をしている場合がある。かかる独居者にアクシデントが生じた際に、迅速な介助を可能とすべく、遠隔での見守りシステムが開発されている。
【0003】
例えば、特許文献1のシステムによれば、見守り対象者の手首にバイタルサインセンサが装着されている。バイタルサインセンサは、対象者の健康上の異常を検出すると近距離無線通信を用いて対象者の携帯情報端末等に緊急信号を送信する。上記緊急信号を受信した携帯情報端末等は、住居外の管理者に対しモバイル通信網等を介して対象者に異常が生じた旨の電子メールを送信する。これにより、管理者は、迅速に対象者の安否確認等を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-158892号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、見守り対象者が山間部など電波環境の悪いエリアに居住している場合には、特許文献1のシステムは、利用を制限されるおそれがある。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、見守りの対象者の電波環境によらず、好適に見守りを行うことができる遠隔見守りシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため、本発明は、次に記載する構成を備えている。
【0008】
(1)第1ユーザに所持され、前記第1ユーザの状況に係る状況情報を取得可能な第1端末と、管理サーバと、第2ユーザが所持する第2端末と、を備える遠隔見守りシステムであって、前記管理サーバと通信可能な1以上のスマートメータを備え、前記第1端末は、当該第1端末に固有の第1端末識別情報を記憶可能な記憶部と、当該第1端末識別情報と前記状況情報とを含む第1通知を前記スマートメータに送信可能な送信部と、を有し、前記スマートメータは、前記第1端末からの前記第1通知を受信可能な受信部と、前記第1端末識別情報と前記状況情報とを含む第2通知を前記管理サーバに送信可能な送信部と、を有し、前記管理サーバは、前記第1端末識別情報と前記第2端末に固有の第2端末識別情報とを紐づけて記憶可能な記憶部と、前記スマートメータからの前記第2通知を受信可能な受信部と、前記第2通知に含まれる前記第1端末識別情報に紐づけられる前記第2端末識別情報を前記管理サーバの前記記憶部から抽出可能な抽出部と、前記抽出部により抽出される前記第2端末識別情報に対応する前記第2端末に対し、前記状況情報を含む第3通知を送信可能な送信部と、を有し、前記第2端末は、前記管理サーバからの前記第3通知を受信可能な受信部を有する、遠隔見守りシステム。
【0009】
(1)によれば、第1端末で取得された第1ユーザの状況情報は、管理サーバを介して第2ユーザの第2端末に送信される。これにより、第2ユーザは、第1ユーザを遠隔で見守ることができる。そして、第1端末と管理サーバとの間の通信は、スマートメータを介して行われる。一般に、スマートメータは、モバイル通信環境が悪い地域に設けられている場合であっても、独自の通信網により管理サーバとの間の通信が確保される。このため、第1ユーザが上記のような地域で生活している場合であっても、第1端末と管理サーバとが通信を行うことができる。これにより、第1ユーザの電波環境によらず、好適に見守りを行うことができる。
【0010】
(2)(1)において、前記スマートメータは、当該スマートメータに固有のメータ識別情報を記憶可能な記憶部を有し、前記スマートメータの前記送信部は、前記メータ識別情報を含む前記第2通知を前記管理サーバに送信可能であり、前記管理サーバの前記記憶部は、前記メータ識別情報と、前記スマートメータの設置位置に係るメータ位置情報とを紐づけて記憶可能であり、前記管理サーバの前記抽出部は、前記管理サーバの前記受信部が受信する前記メータ識別情報に紐づけられる前記メータ位置情報を、前記記憶部から抽出可能であり、前記管理サーバの前記送信部は、前記管理サーバの前記抽出部が抽出する前記メータ位置情報を含む前記第3通知を前記第2端末に送信可能である、遠隔見守りシステム。
(【0011】以降は省略されています)

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