TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024056472
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022163370
出願日2022-10-11
発明の名称印刷用カセット
出願人ブラザー工業株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類B41J 15/04 20060101AFI20240416BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】印刷用テープの摩擦抵抗を低減できる印刷用カセットを提供する。
【解決手段】本開示は、第1方向と平行な軸心周りに印刷用テープが巻回された印刷用テープロールと、印刷用テープロールを収容するケースと、を備える印刷用カセットである。ケースは、第1方向において印刷用テープロールと異なる印刷位置に向かって、印刷用テープロールから引き出された印刷用テープを搬送する搬送路と、搬送路に配置されると共に、印刷用テープと接触する凹凸形状を有する低摩擦接触面と、を有する。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向と平行な軸心周りに印刷用テープが巻回された印刷用テープロールと、
前記印刷用テープロールを収容するケースと、
を備え、
前記ケースは、
前記第1方向において前記印刷用テープロールと異なる印刷位置に向かって、前記印刷用テープロールから引き出された前記印刷用テープを搬送する搬送路と、
前記搬送路に配置されると共に、前記印刷用テープと接触する凹凸形状を有する低摩擦接触面と、
を有する、印刷用カセット。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記凹凸形状は、シボパターンである、請求項1に記載の印刷用カセット。
【請求項3】
前記凹凸形状は、ヘアラインパターンである、請求項1に記載の印刷用カセット。
【請求項4】
前記凹凸形状は、複数の溝である、請求項1に記載の印刷用カセット。
【請求項5】
前記凹凸形状は、複数のディンプルである、請求項1に記載の印刷用カセット。
【請求項6】
前記凹凸形状は、複数のドットである、請求項1に記載の印刷用カセット。
【請求項7】
前記低摩擦接触面の算術平均粗さRaは、3μm以上である、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の印刷用カセット。
【請求項8】
前記低摩擦接触面の粗さは、前記搬送路における前記低摩擦接触面の上流領域及び下流領域それぞれの前記印刷用テープとの接触面の少なくとも一部の粗さよりも大きい、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の印刷用カセット。
【請求項9】
第1方向と平行な軸心周りに印刷用テープが巻回された印刷用テープロールと、
前記印刷用テープロールを収容するケースと、
を備え、
前記ケースは、
前記第1方向において前記印刷用テープロールと異なる印刷位置に向かって、前記印刷用テープロールから引き出された前記印刷用テープを搬送する搬送路と、
前記搬送路に配置されると共に、前記印刷用テープと接触する低摩擦接触面と、
を有し、
前記低摩擦接触面は、前記ケースの前記低摩擦接触面以外の部位を構成する樹脂よりも摩擦係数が小さい樹脂で構成される、印刷用カセット。
【請求項10】
前記低摩擦接触面は、コーティング材で構成される、請求項1又は請求項9に記載の印刷用カセット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷用カセットに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
印刷用テープに印刷を行う印刷装置では、印刷用テープを収容したカセットを印刷装置本体に着脱することで、印刷用テープの交換及び供給が行われる。このような印刷用テープにおいて、印刷用テープをテープロールの軸方向に巻き下ろす構造が公知である(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-168722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のように印刷用テープを巻き下ろす構造では、印刷用テープの種類によってはカセット内での摩擦抵抗が大きくなり、印刷用テープの搬送時に不具合が発生するおそれがある。
【0005】
本開示の一局面は、印刷用テープの摩擦抵抗を低減できる印刷用カセットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、第1方向と平行な軸心周りに印刷用テープが巻回された印刷用テープロールと、印刷用テープロールを収容するケースと、を備える印刷用カセットである。ケースは、第1方向において印刷用テープロールと異なる印刷位置に向かって、印刷用テープロールから引き出された印刷用テープを搬送する搬送路と、搬送路に配置されると共に、印刷用テープと接触する凹凸形状を有する低摩擦接触面と、を有する。
【0007】
本開示の別の態様は、第1方向と平行な軸心周りに印刷用テープが巻回された印刷用テープで構成された印刷用テープロールと、印刷用テープロールを収容するケースと、を備える印刷用カセットである。
【0008】
ケースは、第1方向において印刷用テープロールと異なる印刷位置に向かって、印刷用テープロールから引き出された印刷用テープを搬送する搬送路と、搬送路に配置されると共に、印刷用テープと接触する低摩擦接触面と、を有する。低摩擦接触面は、ケースの低摩擦接触面以外の部位を構成する樹脂よりも摩擦係数が小さい樹脂で構成される。
【0009】
これらのような構成によれば、低摩擦接触面によって印刷用テープと搬送路との間の摩擦抵抗を低減できる。そのため、印刷用テープの搬送時における不具合の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1Aは、実施形態における印刷装置を示す模式的な斜視図であり、図1Bは、図1Aの印刷装置のカバーを外した状態の模式的な側面図であり、図1Cは、図1Aの印刷装置のカバーを外した状態の模式的な背面図である。
図2A及び図2Bは、図1の印刷装置における印刷装置本体のカセット収納部周辺の模式的な部分断面図である。
図3Aは、図1の印刷装置における印刷装置本体のローラホルダの模式的な斜視図であり、図3Bは、図3AのIIIB-IIIB線での模式的な断面図である。
図4Aは、図3のローラホルダの使用状態を示す模式図であり、図4Bは、図1の印刷装置における印刷用カセットを外した状態の印刷装置本体のカセット収容部の模式的な平面図である。
図5は、図1の印刷装置における印刷用カセットの模式的な斜視図である。
図6は、図5の印刷用カセットの模式的な分解斜視図である。
図7は、図5の印刷用カセットにおける印刷用テープの終端部の模式図である。
図8は、図5の印刷用カセットにおける第1蓋部の模式的な斜視図である。
図9は、図5の印刷用カセットにおける第1枠部及び第2枠部の模式的な平面図である。
図10は、図9の第1枠部、第2枠部及び第2蓋部の模式的な斜視図である。
図11は、図5の印刷用カセットにおける第1枠部及び第2枠部の模式的な背面図である。
図12は、図5の印刷用カセットの模式的な側面図である。
図13は、図5の印刷用カセットの模式的な背面図である。
図14Aは、図13のXIVA-XIVA線での模式的な断面図であり、図14Bは、図13のXIVB-XIVB線での模式的な断面図であり、図14Cは、図13のXIVC-XIVC線での模式的な断面図であり、図14Dは、図13のXIVD-XIVD線での模式的な断面図である。
図15A、図15B、図15C、図15D、図15E及び図15Fは、凹凸形状の一例を示す模式図である。
図16は、図5の印刷用カセットの模式的な平面図である。
図17は、図5の印刷用カセットの模式的な斜視図である。
図18は、図5の印刷用カセットとは異なる実施形態における印刷用カセットの模式的な斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

東レ株式会社
積層体
7か月前
シヤチハタ株式会社
印判
1か月前
日本化薬株式会社
処理液
14日前
株式会社デュプロ
転写装置
6か月前
シヤチハタ株式会社
吐出容器
7か月前
東京インキ株式会社
親水化剤
3か月前
東京インキ株式会社
親水化剤
3か月前
株式会社リコー
電子機器
3か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
7か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
6か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
3か月前
三菱製紙株式会社
転写捺染用紙
4か月前
三菱製紙株式会社
転写捺染用紙
4か月前
三菱製紙株式会社
転写捺染用紙
4か月前
株式会社リコー
印刷装置
4か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
6か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
6か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
6か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
6か月前
株式会社リコー
印刷装置
7か月前
三菱製紙株式会社
画像形成方法
4か月前
三光株式会社
感熱記録材料
1か月前
キヤノン株式会社
プリンタ
7か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
6か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
三菱製紙株式会社
直接感熱記録材料
24日前
東レ株式会社
凸版印刷版の製造方法
2日前
株式会社リコー
液体吐出装置
7か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
6か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
理想科学工業株式会社
印刷装置
7か月前
続きを見る