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公開番号2024056358
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022163171
出願日2022-10-11
発明の名称穀物類・種子等の乾燥機の作業用設備
出願人大島農機株式会社
代理人個人,個人
主分類F26B 17/14 20060101AFI20240416BHJP(乾燥)
要約【課題】本発明は、穀物類・種子等の乾燥機の機体における貯留側板部に回動可能な扉を設け、レバー操作等で簡易に固定し解放でき、高齢者又は体格の大きな作業者でも出入りがし易い大きな寸法の開口部を現出するように構成した乾燥機の機体の貯留側板部用扉の開閉装置を提供するとともに、機体の出入口及び出入扉、保守作業床に改良を施し、当該保守作業床用の垂直梯子を設置するようにした穀物類・種子等の乾燥機を提供するものである。
【解決手段】本発明に係る乾燥機における機体の貯留側板部用扉の開閉装置は、乾燥機の機体51の貯留側板部に回動開閉可能な扉6を配置し、レバー10の操作に基づき前記扉6を回動開閉操作して機体51の貯留側板部に開口部5を設置できるように構成し、前記開口5は500mm×800mm以上の高齢者又は体格の大きな作業者でも出入りがし易い大きな寸法の開口部として構成したものである。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
乾燥機の機体の貯留側板部に回動開閉可能な扉を配置し、レバー操作に基づき前記扉を回動開閉操作して機体の貯留側板部に開口部を現出できるように構成したことを特徴とする穀物類・種子等の乾燥機。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記貯留側板部の開口部は、500mm×800mm以上であることを特徴とする請求項1記載の穀物類・種子等の乾燥機。
【請求項3】
前記機体の貯留側板部へ設置する扉の地上高が大きい場合、防護柵付きの作業床と、そこへ昇降するための昇降梯子を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の穀物類・種子等の乾燥機。
【請求項4】
前記機体の貯留側板部に防護柵付きの作業床と、そこへ昇降するための昇降梯子を備える構成の場合には、作業床から機体上部へ上るための補助梯子を付加し、設置面以外の他の3面のスペースを必要とせずに機体上部への昇降を可能とすることを特徴とする請求項3記載の穀物類・種子等の乾燥機。
【請求項5】
前記レバー操作に基づき前記扉を回動開閉操作して機体の貯留側板部に開口部を現出する際には、前記レバー操作に基づき、前記扉を貯留側板部に対する密閉状態から180度開状態に至る範囲で前記扉を回動開閉操作可能であることを特徴とする請求項1又は2記載の穀物類・種子等の乾燥機。
【請求項6】
前記レバー操作に基づき前記扉を回動開閉操作して機体の貯留側板部に開口部を現出する際には、前記レバー操作に基づき、前記扉を貯留側板部に対する密閉状態から180度開状態に至る範囲で前記扉を回動開閉操作可能であることを特徴とする請求項3記載の穀物類・種子等の乾燥機。
【請求項7】
前記レバー操作に基づき前記扉を回動開閉操作して機体の貯留側板部に開口部を現出する際には、前記レバー操作に基づき、前記扉を貯留側板部に対する密閉状態から180度開状態に至る範囲で前記扉を回動開閉操作可能であることを特徴とする請求項4記載の穀物類・種子等の乾燥機。
【請求項8】
前記機体の貯留側板部に配置する回動開閉可能な扉及び前記扉の回動開閉操作用のレバー、並びに、防護柵付きの作業床は、配置される貯留側板部の高さ位置に応じて自在な地上高さに配置されるとともに、前記機体の左右両側面のうちのいずれかの面に配置されることを特徴とする請求項1又は2記載の穀物類・種子等の乾燥機。
【請求項9】
前記機体の貯留側板部に配置する回動開閉可能な扉及び前記扉の回動開閉操作用のレバー、並びに、防護柵付きの作業床は、配置される貯留側板部の高さ位置に応じて自在な地上高さに配置されるとともに、前記機体の左右両側面のうちのいずれかの面に配置されることを特徴とする請求項3記載の穀物類・種子等の乾燥機。
【請求項10】
前記機体の貯留側板部に配置する回動開閉可能な扉及び前記扉の回動開閉操作用のレバー、並びに、防護柵付きの作業床は、配置される貯留側板部の高さ位置に応じて自在な地上高さに配置されるとともに、前記機体の左右両側面のうちのいずれかの面に配置されることを特徴とする請求項4記載の穀物類・種子等の乾燥機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、穀物類・種子等の乾燥機に関するものであり、詳しくは、乾燥機の機体の貯留側板部に回動可能な扉を設けて、レバー操作等で簡易に固定し解放でき、高齢者又は体格の大きな作業者でも機体内への出入りがし易い大きい寸法の開口部を設置するようにした乾燥機の機体の貯留側板部用扉の開閉装置に関するものであるとともに、機体の出入口及び出入扉、保守作業床に改良を施し、当該保守作業床用の垂直梯子を設置するようにした穀物類・種子等の乾燥機に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来においては、一般的に穀物類・種子等の乾燥機の機体内部へ侵入するためには、一度機体最上部まで登って機体貯留部の天板部に設けられた点検口から出入りする必要があり、昇降時に落下の危険を伴う。
【0003】
また、機体天板と建屋の天井の間に十分なスペースが必要となる。
【0004】
しかも、機体貯留部に設けられた点検口の主目的は点検清掃用であり、作業者が機体内に出入りするには開口部が小さく容易ではない。
【0005】
また、点検清掃時は梯子や脚立等の不安定な足場から身を乗り出しての作業となるために、危険を伴うものであった。
【0006】
一方、機体の乾燥部に設けられた点検口は、乾燥側板を取り外したうえで、更に多孔板を取り外すという手間があり、外した部材を置くためのスペースが別途必要になる。
【0007】
また、外した部材の再取り付け時に作業ミスが発生するおそれがある。
【0008】
そんな中、近年の多品種作付け等により、乾燥機の機体内部を清掃するために貯留部内へ出入りしたいというニーズ、要望が高まっているが、現状は人が出入りしにくい小窓の点検口を利用するか、大きな乾燥側板を取り外した上で、更に内筒を取り外すという、手間がかかるうえ、外した板部材を置くスペースが必要といった問題を抱える様態のものしか存在しなかった。
【0009】
特許文献1には、集穀部の上方に順次、乾燥部、貯留槽を載置し、流下する穀物を集穀部より貯留槽上部へ循環する揚穀機を付設した穀物乾燥機において、乾燥部側壁を上下に二分し、その側壁とで排風路、又は熱風路を形成する通風壁をも上下に二分し、上記側壁と一体的に着脱自在に成すと共に、少なくとも上方の側壁部を、上端部を中心に上方へ回動自在と成した循環型穀物乾燥機の清掃装置が提案されている。
【0010】
しかし、特許文献1の循環型穀物乾燥機の場合、上方の側壁部を、上端部を中心に上方へ回動自在と成した構成のものであり、乾燥機の機体内部の清掃等のため貯留部内へ高齢者や体格の大きな作業者が容易に出入し得るような構成ではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)

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