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公開番号2025014394
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023116911
出願日2023-07-18
発明の名称傘水滴除去装置
出願人大東電子株式会社
代理人個人,個人
主分類F26B 9/00 20060101AFI20250123BHJP(乾燥)
要約【課題】 効果的に傘の水滴を除去できる傘水滴除去装置を提供する。
【解決手段】 傘水滴除去装置20は、傘が保持ガイド60に挿入されると、送風機50が送風を開始し、上下駆動機構40および回転駆動機構70によって、送風機50が傘の周囲を回転しながら上下して水滴を吹き飛ばす。一カ所からの吹きつけでいるので、乱流によって傘布が閉じるおそれが少なく、また上下全般にわたって均一の強さで吹きつけを行うことができ、効果的に水滴を除去することができる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
石突を下にして傘を収容するための収容部と、
前記収容部に収容された傘の傘布に対向して、送風機からの噴出空気を噴出するための噴出口と、
前記噴出口を、傘布の外周に回転させ、上下に移動させる駆動機構と、
前記噴出口を、収容部に収容された傘の傘布の外周に回転させながら、上下に移動させるよう前記駆動機構を制御する制御部と、
を備えた傘水滴除去装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
請求項1の傘水滴除去装置において、
前記制御部は、傘が収容部に収容されたことを検知するセンサからの出力を受けて、前記送風機および前記駆動機構を動作させることを特徴とする傘水滴除去装置。
【請求項3】
請求項1の傘水滴除去装置において、
前記収容部の上部には、開口を有する蓋が設けられ、当該開口は、傘を収容する際には傘を挿入可能な大きさとし、傘を収容後には傘の柄を安定して保持できる大きさに変更可能に構成されていることを特徴とする傘水滴除去装置。
【請求項4】
請求項3の傘水滴除去装置において、
前記制御部は、傘が収容部に収容されたことを検知するセンサからの出力を受けて、前記開口を小さくして、前記蓋により傘の柄を保持するように制御することを特徴とする傘水滴除去装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、傘の水滴を除去するための装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
商業施設や病院などの人の出入りが多い施設では、雨天の際に来訪者が持ち込む傘からの水滴が床に落ちて、汚れたり、濡れた床で転倒するなどの問題があった。
【0003】
このような問題を解決するため、傘の水滴を除去する装置が提案されている。たとえば、特許文献1には、図12に示すような装置が開示されている。送風機2からの空気は、送風パイプ4を伝わって上方に運ばれる。送風パイプ4は、傘8の周囲に設けられ、上下方向に複数の孔6が設けられている。したがって、複数の孔6から空気流が噴出して傘8に当たり、傘8に付着している水滴を除去することができる。
【0004】
また、特許文献2には、図13に示すような装置が開示されている。送風機12からの空気は、筒体14に送り込まれる。筒体14には、上下方向に複数の孔16が設けられている。したがって、送風機12からの空気流は、孔16から噴出して傘18の側面に当たり、傘18に付着している水滴を除去することができる。筒体14は、回転台19によって傘18の周囲を回転するので、傘18の全周に渡って水滴の除去を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-361017
特開平9-229553
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記のような従来技術では次のような問題があった。特許文献1の装置においては、傘の周囲の複数箇所から空気流を噴出させているので、これらが互いに干渉して傘に張られた傘布を開くことができず、水滴除去がうまくいかないことがあった。
【0007】
また特許文献1、特許文献2のいずれの装置も、送風機からの空気流を流路を通じて導き、複数の孔から吹き出すようにしている。このため、上部に行くほど孔からの噴出力は小さくなってしまい、効率的でないという問題があった。
【0008】
この発明は、上記のような問題点を解決して、効果的に傘の水滴を除去できる傘水滴除去装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明の独立して、あるいは組み合わせて適用可能な特徴を以下に列挙する。
【0010】
(1)この発明に係る傘水滴除去装置は、石突を下にして傘を収容するための収容部と、前記収容部に収容された傘の傘布に対向して、送風機からの噴出空気を噴出するための噴出口と、前記噴出口を、傘布の外周に回転させ、上下に移動させる駆動機構と、前記噴出口を、収容部に収容された傘の傘布の外周に回転させながら、上下に移動させるよう前記駆動機構を制御する制御部とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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