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公開番号
2025020478
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023119272
出願日
2023-07-21
発明の名称
熱風発生装置
出願人
株式会社大気社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
F26B
15/12 20060101AFI20250205BHJP(乾燥)
要約
【課題】二酸化炭素排出量を削減可能な熱風発生装置を提供すること。
【解決手段】塗装乾燥炉の乾燥ガスに関する加熱処理を行う熱風発生装置であって、前記乾燥ガスが供給される加熱室と、前記加熱室の壁部に取り付けられた電気式フローヒータと、を備え、前記電気式フローヒータは、発熱体が設けられた加熱部と、前記加熱室の外部に設けられ、前記加熱部を通過させるガスが導入される導入部と、前記加熱室の内部に設けられ、前記加熱部を通過したガスが排出される排出部と、前記加熱室の外部に設けられ、前記発熱体に電力を供給するための電気接続端子と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
塗装乾燥炉の乾燥ガスに関する加熱処理を行う熱風発生装置であって、
前記乾燥ガスが供給される加熱室と、
前記加熱室の壁部に取り付けられた電気式フローヒータと、を備え、
前記電気式フローヒータは、
発熱体が設けられた加熱部と、
前記加熱室の外部に設けられ、前記加熱部を通過させるガスが導入される導入部と、
前記加熱室の内部に設けられ、前記加熱部を通過したガスが排出される排出部と、
前記加熱室の外部に設けられ、前記発熱体に電力を供給するための電気接続端子と、
を備える、
ことを特徴とする熱風発生装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の熱風発生装置であって、
前記加熱部は、貫通孔が形成されたセラミック製の支持体を備え、
前記発熱体は前記貫通孔の中に設けられ、前記貫通孔にガスを通過させる、
ことを特徴とする熱風発生装置。
【請求項3】
請求項1に記載の熱風発生装置であって、
前記電気式フローヒータは、
前記加熱室の内部に設けられ、前記加熱部の周囲に設けられた断熱材と、
前記加熱室の内部に設けられ、前記断熱材を覆う金属製のカバー部と、を備える、
ことを特徴とする熱風発生装置。
【請求項4】
請求項3に記載の熱風発生装置であって、
前記カバー部は、
外筒部と、
前記外筒部の端部を覆う端板部と、
前記端板部に形成され、前記排出部を構成する筒状のノズル部と、を備える、
ことを特徴とする熱風発生装置。
【請求項5】
請求項3又は請求項4に記載の熱風発生装置であって、
前記電気式フローヒータは、
前記カバー部と一体的に形成され、前記電気式フローヒータを前記壁部に固定するフランジ部を有する、
ことを特徴とする熱風発生装置。
【請求項6】
請求項1に記載の熱風発生装置であって、
前記熱風発生装置は、前記加熱室で加熱された乾燥ガスを前記塗装乾燥炉に戻す循環部を備えた熱風循環装置である、
ことを特徴とする熱風発生装置。
【請求項7】
請求項1に記載の熱風発生装置であって、
前記導入部には前記乾燥ガスが導入される、
ことを特徴とする熱風発生装置。
【請求項8】
請求項7に記載の熱風発生装置であって、
前記熱風発生装置は、前記乾燥ガスの有害物質を燃焼無害化して排気する熱処理装置である、
ことを特徴とする熱風発生装置。
【請求項9】
請求項1に記載の熱風発生装置であって、
前記電気式フローヒータの通過するガスの圧力損失を検知する検知手段を備える、
ことを特徴とする熱風発生装置。
【請求項10】
請求項1に記載の熱風発生装置であって、
前記電気式フローヒータを通過したガスの温度を検知する検知手段を備える、
ことを特徴とする熱風発生装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱風発生装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車等の塗装を乾燥する塗装乾燥炉では、塗装乾燥炉に循環される乾燥ガスを加熱するための熱風循環装置や、乾燥ガスを大気に排気する際にヤニを除去するための熱処理装置といった熱風発生装置が設けられている(例えば特許文献1)。こうした熱風発生装置の熱源としてはガスバーナが広く用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3251157号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
地球温暖化の防止のため、産業界は二酸化炭素排出量の削減が求められている。ガスバーナに代わる二酸化炭素排出量の少ない熱源に使用が望ましい。
【0005】
本発明の目的は、二酸化炭素排出量を削減可能な熱風発生装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、
塗装乾燥炉の乾燥ガスに関する加熱処理を行う熱風発生装置であって、
前記乾燥ガスが供給される加熱室と、
前記加熱室の壁部に取り付けられた電気式フローヒータと、を備え、
前記電気式フローヒータは、
発熱体が設けられた加熱部と、
前記加熱室の外部に設けられ、前記加熱部を通過させるガスが導入される導入部と、
前記加熱室の内部に設けられ、前記加熱部を通過したガスが排出される排出部と、
前記加熱室の外部に設けられ、前記発熱体に電力を供給するための電気接続端子と、
を備える、
ことを特徴とする熱風発生装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、二酸化炭素排出量を削減可能な熱風発生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
塗装乾燥システムの概略図。
電気式フローヒータの近傍の構成を示す図。
(A)は電気式フローヒータの断面図、(B)は図3(A)のA-A線断面図及び部分拡大図。
(A)は別の電気式フローヒータの近傍の構成を示す図、(B)は別の電気式フローヒータの断面図。
(A)及び(B)は制御装置の処理例を示すフローチャート。
(A)及び(B)は制御装置の処理例を示すフローチャート。
別の塗装乾燥システムの概略図。
支持体の別の例を示す図。
熱処理装置の別の例を示す図。
ガスバーナを用いた塗装乾燥システムの概略図。
ガスバーナと電気式フローヒータとの交換例を示す説明図。
ガスバーナと電気式フローヒータとの交換例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
<第一実施形態>
<塗装乾燥システム>
図1は塗装乾燥システム1の概略図である。塗装乾燥システム1は、ワークWの塗膜の焼き付け乾燥処理を行うシステムである。ワークWはここでは自動車のボディが想定されている。塗装乾燥システム1は、塗装乾燥炉2と、複数の熱風循環装置3と、熱処理装置5と、制御装置6とを備える。塗装乾燥炉2は、ワークWの入口20aと出口20bとを有し、これらの間に乾燥空間を形成する筒型の壁体20を有する。ワークWは搬送装置23によって入口20aから出口20bを通過するように搬送され、その間にワークWの塗膜が乾燥される。熱風循環装置3と熱処理装置5とは、ともに熱風を発生させる熱風発生装置の一例である。
(【0011】以降は省略されています)
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