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公開番号2025089791
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204656
出願日2023-12-04
発明の名称乾燥装置
出願人株式会社ワカミヤ商会,個人
代理人個人,個人
主分類F26B 25/12 20060101AFI20250609BHJP(乾燥)
要約【課題】マットレス等の被乾燥物を短時間で乾燥できること。
【解決手段】マットレスM1等の被乾燥物を載置するための棚板23を乾燥室10に設ける。棚板23にはエアが通過するための複数の通気孔26よりなる通気部27を設ける。そして、通気部27を上下方向に通過するエアによって棚板23のマットレスM1を乾燥させる。通気部27の両側における棚板23の上面にはマットレスM1の両幅端面に対向する固定壁29及び可動壁30を設ける。可動壁30はマットレスM1の幅方向に位置を変更できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
乾燥室内に棚板を設けるとともに、その棚板にはエアが通過するための通気部を設け、その通気部を上下方向に通過するエアによって前記棚板上の被乾燥物を乾燥させるようにした乾燥装置において、
前記棚板を平板により構成するとともに、前記通気部の周囲に非通気部を設け、前記通気部の幅端部における前記非通気部には前記被乾燥物の端面に対向する壁を設けた乾燥装置。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記壁を前記通気部の両幅端部における前記非通気部に設け、少なくとも一方の壁を前記通気部の幅方向に位置変更可能にした請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項3】
前記通気部のエア通過面積を小さくするために、前記棚板上に着脱可能に設置できるようにしたアタッチメントを備えた請求項1に記載の乾燥装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乾燥室内において寝具用のマットレス等の被乾燥物を乾燥させるようにした乾燥装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、乾燥装置が開示されており、この乾燥装置は、通気孔を有する棚板が乾燥室内に設けられている。そして、その棚板の上面にマットレスが載置される。この状態で、マットレスの上方から下方に向かって熱風が供給される。この熱風は、マットレスを上下方向に通過するとともに、棚板の通気孔から下方へ抜ける。これによって、マットレスが乾燥されるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-38897号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記特許文献1においては、棚板の上面に載置されたマットレスの周囲が開放される。このため、大量の熱風がマットレスの内部を通過することなく、マットレスの周囲からマットレスと棚板との間を通って通気孔から下方へ抜けることになる。従って、マットレスの乾燥にほとんど関与しない大量の熱風が乾燥室内を無駄に通過することになる。
【0005】
さらに、特許文献1においては、前記棚板は、中央部が周辺部より窪んだ凹面状に形成されているため、載置されたマットレスの外周部が上向きになりやすい。従って、熱風がマットレスの周囲と棚板との間に流れやすくなるので、マットレスの乾燥にほとんど関与しない熱風の量がさらに多くなる。
【0006】
加えて、棚板は、中央部が周辺部より窪んでいるため、マットレスの位置が定まりにくいだけだはなく、前記のようにマットレスの外周部が上向きになるため、熱風の流れによってマットレスがまくれ上がることすらある。従って、マットレスの乾燥に関与しない熱風の量がもっと多くなる。その結果、特許文献1の構成においては、マットレスの乾燥に時間がかかるという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の乾燥装置においては、乾燥室内に棚板を設けるとともに、その棚板にはエアが通過するための通気部を設け、その通気部を上下方向に通過するエアによって前記棚板上の被乾燥物を乾燥させるようにした。そして、本発明の乾燥装置においては、前記棚板を平板により構成するとともに、前記通気部の周囲に非通気部を設け、さらに、前記通気部の両幅端部における前記非通気部には前記被乾燥物の端面に対向する壁を設けたことを特徴とする。
【0008】
従って、壁の存在によって被乾燥物と棚板の上面との間を通過する熱風の量を少なくすることが可能になる。このため、被乾燥物の内部を通過して被乾燥物の乾燥に関与する熱風の量を多くすることができる。従って、マットレス等の被乾燥物の乾燥に要する時間を短くすることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、マットレス等の被乾燥物の短時間乾燥が可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
(a)はドアを破断して示す乾燥装置の正断面図、(b)はドアの部分を示す一部正面図、(c)は棚板の一方の幅端部を示す一部断面図、(d)は棚板の他方の幅端部を示す一部断面図である。
(a)は乾燥装置の側断面図、(b)は乾燥装置本体のケーシングとドアとの間のシールを示す一部断面図、(c)は棚板の後端部の部分を示す一部断面図、(d)は棚板の前端部の部分を示す一部断面図である。
(a)は棚板の斜視図、(b)は第1アタッチメントの使用状態を示す棚板の一部斜視図である。
(a)はマットレスを破断して示す棚板の平面図,(b)は棚板の基板の平面図である。
(a),(b)はそれぞれマットレスの幅に合わせた可動壁の位置を示す断面図、(c)は可動壁の向きを反転させた状態の断面図である。
(a)は第1アタッチメントの斜視図、(b)は第2アタッチメントの斜視図である。
第2アタッチメントの使用状態を示す平面図である。
乾燥装置全体の模式回路図であって、(a)は昇温モード、(b)は乾燥モード、(c)は冷却モードをそれぞれ示す。
第2実施形態における棚板の一部斜視図である。
同じく第2実施形態を示すものであって、(a)~(c)はそれぞれ奥部固定壁,側部固定壁及び可動壁の部分を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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