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公開番号
2025029812
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023134657
出願日
2023-08-22
発明の名称
乾燥装置
出願人
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人
個人
主分類
F26B
13/04 20060101AFI20250228BHJP(乾燥)
要約
【課題】記録媒体の状態に応じて、記録媒体に照射される赤外線の強度を変化させることの可能な乾燥装置を提供する.
【解決手段】乾燥装置は、記録媒体Mを支持して所定の搬送方向に搬送する搬送部材と、前記搬送部材によって搬送される前記記録媒体Mを高温環境下で加熱する加熱装置と、を備え、前記加熱装置は、赤外線を放射するヒーター41と、前記ヒーター41から放射される赤外線を前記記録媒体に向けて反射する反射板43と、前記反射板43を前記ヒーター41に対して昇降させて前記赤外線の反射回数を変化させる昇降機構と、を備える。
【選択図】図3B
特許請求の範囲
【請求項1】
画像が形成された記録媒体を搬送しながら乾燥する乾燥装置であって、
前記記録媒体を支持して所定の搬送方向に搬送する搬送部材と、
前記搬送部材によって搬送される前記記録媒体を高温環境下で加熱する加熱装置と、を備え、
前記加熱装置は、
赤外線を放射するヒーターと、
前記ヒーターから放射される赤外線を前記記録媒体に向けて反射する反射板と、
前記反射板を前記ヒーターに対して昇降させて前記赤外線の反射回数を変化させる昇降機構と、を備えることを特徴とする乾燥装置。
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【請求項2】
前記昇降機構は、
前記記録媒体に照射される赤外線の強度を高くしたい場合に、前記反射板を上昇させて反射回数を少なくすることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項3】
前記反射板は複数個設けられ、
前記昇降機構は、前記複数個の反射板を同時に昇降させることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項4】
前記反射板は複数個設けられ、
前記昇降機構は、前記複数個の反射板を個別に昇降させることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項5】
前記昇降機構は、ラックアンドピニオン機構であることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット方式によって画像が形成された記録媒体を搬送しながら乾燥する乾燥装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット式の画像形成装置を含む画像形成システムには、インクによって記録媒体に形成された画像を乾燥する乾燥装置が備えられる。乾燥装置は、特許文献1に記載されているように、外部の空気を取り込んで記録媒体に吹き付けるファンと、赤外線を放射する複数のヒーターと、ヒーター毎に設けられて、該ヒーターから放射される赤外線を反射して記録媒体に向けて放射する複数の反射板と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-149329号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1のような乾燥装置では、インクの種類や吐出量、記録媒体の種類等によって、記録媒体(インク)の最適な乾燥度合いが異なる。しかしながら、ヒーターは一般的にはオン状態とオフ状態とにしか切り換えできないため、記録媒体に照射される赤外線の強度は常に一定である。つまり、記録媒体(インク)の状態に応じた最適な条件となるように、ヒーターから記録媒体に照射される赤外線の強度を変更することは困難である。このため、インクや記録媒体の種類が変更された場合には、ヒーター自体の交換が必要となる場合もある。
【0005】
本発明は上記事情を考慮し、記録媒体の状態に応じて、記録媒体に照射される赤外線の強度を変化させることの可能な乾燥装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の乾燥装置は、画像が形成された記録媒体を搬送しながら乾燥する乾燥装置であって、前記記録媒体を支持して所定の搬送方向に搬送する搬送部材と、前記搬送部材によって搬送される前記記録媒体を高温環境下で加熱する加熱装置と、を備え、前記加熱装置は、赤外線を放射するヒーターと、前記ヒーターから放射される赤外線を前記記録媒体に向けて反射する反射板と、前記反射板を前記ヒーターに対して昇降させて前記赤外線の反射回数を変化させる昇降機構と、を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明において、前記昇降機構は、前記記録媒体に照射される赤外線の強度を高くしたい場合に、前記反射板を上昇させて反射回数を少なくすることを特徴としてもよい。
【0008】
本発明において、前記反射板は複数個設けられ、前記昇降機構は、前記複数個の反射板を同時に昇降させることを特徴としてもよい。
【0009】
本発明において、前記反射板は複数個設けられ、前記昇降機構は、前記複数個の反射板を個別に昇降させることを特徴としてもよい。
【0010】
本発明において、前記昇降機構は、ラックアンドピニオン機構であることを特徴としてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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