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公開番号2025153518
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024056043
出願日2024-03-29
発明の名称乾燥装置
出願人株式会社ワコーシステムコントロール
代理人個人,個人
主分類F26B 21/00 20060101AFI20251002BHJP(乾燥)
要約【課題】 従来のヒーターユニットの構成では送気ファンからの送気の流路では、送気の効率が悪く、エネルギー的にも時間的にも大きく損失が生じていたという点である。
【解決手段】 一つの面に開閉扉を設けた直方体の室を有し、その室の一つのコーナーにヒーターと送気ファンを備えたヒーターユニットを設け、そのヒーターユニットから送気路に沿って熱風を室内に送るための通気孔を形成した有孔板を備えている乾燥装置において、前記送気路のコーナーを内面を凹弧状とした構成としてあることとする。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
一つの面に開閉扉を設けた直方体の室を有し、その室の一つのコーナーにヒーターと送気ファンを備えたヒーターユニットを設け、そのヒーターユニットから送気路に沿って熱風を室内に送るための通気孔を形成した有孔板を備えている乾燥装置において、前記送気路のコーナーを内面を凹弧状とした構成としてあることを特徴とする乾燥装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記したヒーターユニットの送気ファンは室を形成する壁板及び床板あるいは天板に対し、斜交する角度をもった取り付け部に取り付けてあることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項3】
前記した送気ファンは複数個を並設した構成としてあることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項4】
前記した斜交する角度は壁面に対して20度としてあることを特徴とする請求項2に記載の乾燥装置。
【請求項5】
前記したコーナーを、内面を凹弧面とした構成とするために湾曲させたアルミ合金板を取り付けてあることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項6】
前記した室を形成する材料は薄鉄板で高密度ウレタン樹脂を挟持した断熱構成としてあることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項7】
前記した室の床面外面にキャスター及びアンカーを備え、位置の移動及び固定を可能としてあることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項8】
前記したヒーターユニットはステンレスカバーで覆われていることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項9】
前記したステンレスカバーの上面には木製カバーが設けられていることを特徴とする請求項8に記載の乾燥装置。
【請求項10】
前記した凹弧面は半径60cmのカーブとしてあることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は乾燥装置に関し、衣類や履物のほか、精密部品やプリントされた物の乾燥に使用される乾燥装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
上記した乾燥装置は、通常、室(区切られた空間)を構成し、その室内に送風用のファンを有するヒーターを一隅に配置してある。
【0003】
また、前記したファンとヒーターはヒーターユニットとして従来、図9として示す構成として設けられている。この図9にあって、20は室Rの側壁を示しており、21はその側壁20の下端縁と直交する床板を示している。この側壁20と床板21とで構成される室Rの下方一隅には送気ファンFとヒーターHとで構成されるヒーターユニットが設けられている。
【0004】
このヒーターユニットは内部をL字状に屈曲し、上部中央に凹所Dを形成したステンレス製カバーCを有しており、このカバーCの下方にヒーターHが配備されており、凹所の直立壁面に送気ファンFが一個取り付けられた構成となっている。
【0005】
また、このカバーCの上面には外衝を防ぎ、室内に入った人がカバーCに触れて火傷等の怪我を防ぐための木製のカバー10が設けられている。
【0006】
しかしながら、この従来の構成によると、送気ファンFから送られる風がカバーCの奥壁、強いては側壁20との距離が近く、送気の流通路が狭くなってしまい、送気のエネルギーの損失が大きく、さらに、カバーC内の送気流路が直角に曲がっているため、送気の流路との衝突が生じエネルギーが大きく損失してしまうこととなる。ファンFの静圧はそれほど大きくすることは機構上難しいため、全体として送風の全体として圧力損失が大きくなってしまい、室R内を循環させる風量が落ちてしまい、目的物の乾燥にも時間とエネルギーを損失してしまうこととなっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
出願人は、本願発明について、先行する技術文献を調査したが、格別に本願発明と関連し、類似していると思われる文献は発見できなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明が解決しようとする問題点は、従来のヒーターユニットの構成では送気ファンからの送気の流路では、送気の効率が悪く、エネルギー的にも時間的にも大きく損失が生じていたという点である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記した問題点を解決するため、本願発明に係る乾燥装置は、一つの面に開閉扉を設けた直方体の室を有し、その室の一つのコーナーにヒーターと送気ファンを備えたヒーターユニットを設け、そのヒーターユニットから送気路に沿って熱風を室内に送るための通気孔を形成した有孔板を備えている乾燥装置において、前記送気路のコーナーを内面を凹弧状とした構成としてあることを特徴としている。
【0010】
また、本発明に係る乾燥装置は、前記したヒーターユニットの送気ファンは室を形成する壁板及び床板あるいは天板に対し、斜交する角度をもった取り付け部に取り付けてあることを特徴とし、前記した送気ファンは複数個を並設した構成としてあることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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