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公開番号
2025079573
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192335
出願日
2023-11-10
発明の名称
乾燥機
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F26B
13/12 20060101AFI20250515BHJP(乾燥)
要約
【課題】乾燥炉内で媒体に適切な張力を付与可能にする。
【解決手段】媒体Mを加熱する加熱部15と、加熱部15が配置され媒体Mを乾燥させる乾燥炉14と、乾燥炉14において媒体Mを搬送する搬送部11、12及び13と、を備え、搬送部11、12及び13は、乾燥炉14の媒体Mの搬送方向Aの入口側端部14bで媒体Mを支持する第1支持部11と、乾燥炉14の搬送方向Aの出口側端部14cで媒体Mを支持する第2支持部と、乾燥炉14の媒体Mの搬送経路における第1支持部11と第2支持部12との間に位置で媒体Mを支持する第3支持部13と、を有し、第3支持部13は、鉛直方向に移動可能に構成されている乾燥機10。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体を加熱する加熱部と、
前記加熱部が配置され、前記媒体を乾燥させる乾燥炉と、
前記乾燥炉において前記媒体を搬送する搬送部と、
を備え、
前記搬送部は、前記乾燥炉の前記媒体の搬送方向の入口側端部で前記媒体を支持する第1支持部と、前記乾燥炉の前記搬送方向の出口側端部で前記媒体を支持する第2支持部と、前記乾燥炉の前記媒体の搬送経路における前記第1支持部と前記第2支持部との間に位置で前記媒体を支持する第3支持部と、を有し、
前記第3支持部は、鉛直方向に移動可能に構成されていることを特徴とする乾燥機。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の乾燥機において、
前記加熱部と対向する位置に配置され前記加熱部で生成する熱を反射する反射板を備え、
前記反射板は、前記媒体を支持可能に構成されることを特徴とする乾燥機。
【請求項3】
請求項2に記載の乾燥機において、
前記反射板として、前記第1支持部と前記第3支持部との間の位置に配置される第1反射板と、前記第3支持部と前記第2支持部との間の位置に配置される第2反射板と、を備え、
前記第1反射板及び前記第2反射板の少なくとも一方は、前記第3支持部の位置に応じて変位可能に構成されることを特徴とする乾燥機。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載の乾燥機において、
前記乾燥炉内で前記媒体を前記搬送方向の入口側から前記搬送方向の出口側に向けて移動させることを補助する媒体移動補助部を備えることを特徴とする乾燥機。
【請求項5】
請求項3に記載の乾燥機において、
前記乾燥炉内で前記第1反射板に沿って前記媒体を前記第1支持部側から前記第3支持部側に向けて移動させることを補助する第1媒体移動補助部と、前記乾燥炉内で前記第2反射板に沿って前記媒体を前記第3支持部側から前記第2支持部側に向けて移動させることを補助する第2媒体移動補助部と、を備え、
前記第1媒体移動補助部及び前記第2媒体移動補助部は、前記第1反射板と前記第2反射板との間の位置で、前記媒体を受け渡し可能に構成されることを特徴とする乾燥機。
【請求項6】
請求項3に記載の乾燥機において、
前記乾燥炉内で前記媒体を前記搬送方向の入口側から前記搬送方向の出口側に向けて移動させることを補助する媒体移動補助部を備え、
前記第1反射板は、前記第1支持部側から前記第3支持部側に向かうにつれて下方に配置させることが可能であり、
前記第2反射板は、前記第3支持部側から前記第2支持部側に向かうにつれて下方に配置させることが可能であり、
前記媒体移動補助部は、前記媒体を保持した状態で重力を利用して前記搬送方向の入口側から前記搬送方向の出口側に向けて移動させることが可能であることを特徴とする乾燥機。
【請求項7】
請求項1から3のいずれか1項に記載の乾燥機において、
前記加熱部の位置及び姿勢の少なくとも一方を変位させる加熱部変位部を備え、
前記加熱部変位部は、前記第3支持部の位置に基づいて前記加熱部を変位させることを特徴とする乾燥機。
【請求項8】
請求項1から3のいずれか1項に記載の乾燥機において、
前記乾燥炉に排気口を備え、
前記加熱部として、前記搬送方向において前記排気口よりも上流に位置する第1加熱部と、前記搬送方向において前記排気口よりも下流に位置する第2加熱部と、を有することを特徴とする乾燥機。
【請求項9】
請求項1から3のいずれか1項に記載の乾燥機において、
鉛直方向における前記第3支持部の位置を調整する第3支持部位置調整部を備え、
前記第3支持部位置調整部は、前記媒体の種類に応じて鉛直方向における前記第3支持部の位置を調整することを特徴とする乾燥機。
【請求項10】
請求項1から3のいずれか1項に記載の乾燥機において、
鉛直方向における前記第3支持部の位置を調整する第3支持部位置調整部を備え、
前記第3支持部位置調整部は、前記媒体の搬送状態に応じて鉛直方向における前記第3支持部の位置を調整することを特徴とする乾燥機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乾燥機に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、媒体を乾燥させる様々な乾燥機が使用されている。このうち、搬送部で搬送される媒体を乾燥させることが可能な乾燥機がある。例えば、特許文献1には、媒体の搬送方向の入口側端部と出口側端部とに搬送部としての可動ローラーを備え、これら可動ローラーの配置を上下方向に可変である加熱乾燥装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-242044号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
搬送部で搬送される媒体に適切な張力を付与することで、例えば媒体から加熱部に対する距離を細かく設定でき、乾燥効率を高くすることができる。ここで、特許文献1の加熱乾燥装置では、入口側端部の可動ローラーと出口側端部の可動ローラーとを上下方向に可変であるが、媒体に適切な張力を付与することが可能な構成とはなっていない。このように、搬送部で搬送される媒体を乾燥させることが可能な従来の乾燥機においては、乾燥炉内で媒体に適切な張力を付与することができない場合があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための本発明の乾燥機は、媒体を加熱する加熱部と、前記加熱部が配置され、前記媒体を乾燥させる乾燥炉と、前記乾燥炉において前記媒体を搬送する搬送部と、を備え、前記搬送部は、前記乾燥炉の前記媒体の搬送方向の入口側端部で前記媒体を支持する第1支持部と、前記乾燥炉の前記搬送方向の出口側端部で前記媒体を支持する第2支持部と、前記乾燥炉の前記媒体の搬送経路における前記第1支持部と前記第2支持部との間に位置で前記媒体を支持する第3支持部と、を有し、前記第3支持部は、鉛直方向に移動可能に構成されていることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
インクジェット印刷装置と本発明の実施例1の乾燥機とを備える印刷システムの一例を表す概略側面図。
実施例1の乾燥機を表す概略側面図であって、第3支持ローラーが第1位置にあり、乾燥炉内に媒体をセットするセット時の状態を表す図。
実施例1の乾燥機を表す概略側面図であって、第3支持ローラーが第2位置にあり、乾燥炉内に媒体をセットし終えた状態を表す図。
実施例1の乾燥機を表す概略側面図であって、第3支持ローラーを第3位置に移動ある状態を表す図。
実施例1の乾燥機を表す概略側面図であって、第3支持ローラーが第3位置にあり、図4の状態から加熱部を変位させた状態を表す図。
実施例1の乾燥機における媒体をセットする際の遷移図。
実施例1の乾燥機におけるチャック部の遷移図。
実施例2の乾燥機を表す概略側面図であって、第3支持ローラーが第1位置にあり、乾燥炉内に媒体をセットするセット時の状態を表す図。
実施例2の乾燥機における媒体をセットする際の遷移図。
実施例2の乾燥機におけるチャック部の遷移図。
実施例3の乾燥機における媒体をセットする際の遷移図。
実施例4の乾燥機における媒体をセットする際の遷移図。
実施例4の乾燥機におけるチャック部の斜視図。
実施例4の乾燥機におけるチャック部の側面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
最初に、本発明について概略的に説明する。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の乾燥機は、媒体を加熱する加熱部と、前記加熱部が配置され、前記媒体を乾燥させる乾燥炉と、前記乾燥炉において前記媒体を搬送する搬送部と、を備え、前記搬送部は、前記乾燥炉の前記媒体の搬送方向の入口側端部で前記媒体を支持する第1支持部と、前記乾燥炉の前記搬送方向の出口側端部で前記媒体を支持する第2支持部と、前記乾燥炉の前記媒体の搬送経路における前記第1支持部と前記第2支持部との間に位置で前記媒体を支持する第3支持部と、を有し、前記第3支持部は、鉛直方向に移動可能に構成されていることを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、搬送部は、入口側端部で媒体を支持する第1支持部と、出口側端部で媒体を支持する第2支持部と、乾燥炉の媒体の搬送経路における第1支持部と第2支持部との間に位置で媒体を支持する第3支持部と、を有し、第3支持部は、鉛直方向に移動可能に構成されている。したがって、第1支持部及び第2支持部に対する第3支持部の配置を変えることにより、乾燥炉内で媒体に適切な張力を付与することができる。さらに、第3支持部を加熱部に対して間隔を広げた状態で乾燥炉内に媒体をセットすることができるため、乾燥炉内での媒体のセット性を向上することができる。
【0009】
本発明の第2の態様の乾燥機は、前記第1の態様に従属する態様において、前記加熱部と対向する位置に配置され前記加熱部で生成する熱を反射する反射板を備え、前記反射板は、前記媒体を支持可能に構成されることを特徴とする。
【0010】
本態様によれば、加熱部と対向する位置に配置され加熱部で生成する熱を反射する反射板を備え、反射板は媒体を支持可能に構成される。すなわち、媒体支持部を兼ねる反射板を備える。このため、乾燥効率が向上するとともに乾燥炉内で媒体を特に好適に支持することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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