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公開番号2024055562
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162597
出願日2022-10-07
発明の名称運行管理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類G08G 1/123 20060101AFI20240411BHJP(信号)
要約【課題】車両のデマンド運行サービスにおいて、複数のユーザに対する利便性を向上させる技術を提供すること。
【解決手段】運行管理装置は、デマンド運行サービスを提供する車両の運行を管理する。運行管理装置は、車両が停車することが確定した確定済乗降地点を含む運行情報を決定し、車両が運行を開始した後に、ユーザ端末から確定済乗降地点とは異なる追加乗降地点を含むリクエストを受信したことを受けて、確定済乗降地点に追加乗降地点を追加できる追加可能乗降回数を算出する。追加乗降地点の数が追加可能乗降回数以下の場合は、追加乗降地点を確定済乗降地点に追加し、追加乗降地点の数が追加可能乗降回数を超える場合は、追加乗降地点のうち追加可能乗降回数と同じ数のみを確定済乗降地点に追加し、残りの追加乗降地点のそれぞれに最も近い確定済乗降地点を提案乗降地点としてユーザ端末に送信する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
デマンド運行サービスを提供する車両の運行を管理する運行管理装置であって、
前記車両が停車することが確定した確定済乗降地点を含む運行情報を決定し、
前記車両が運行を開始した後に、ユーザが所有するユーザ端末から、前記確定済乗降地点とは異なる追加乗降地点を含むリクエストを受信したことを受けて、前記確定済乗降地点に前記追加乗降地点を追加できる追加可能乗降回数を算出し、
前記追加乗降地点の数が前記追加可能乗降回数以下の場合は、前記追加乗降地点を全て前記確定済乗降地点に追加し、
前記追加乗降地点の数が前記追加可能乗降回数を超える場合は、前記追加乗降地点のうち前記追加可能乗降回数と同じ数のみを前記確定済乗降地点に追加し、残りの追加乗降地点のそれぞれに最も近い確定済乗降地点を提案乗降地点として前記ユーザ端末に送信する、
運行管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、デマンド運行サービスを提供する車両の運行を管理する運行管理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されるように、車両のデマンド運行サービスが知られている。デマンド運行サービスは、1台の車両を複数のユーザが乗り合いの形で利用できるように、ユーザからのリクエストに基づいて車両を運行するサービスである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6273656号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
デマンド運行サービスにおいては複数のユーザからのリクエストが受け付けられるため、後から送信されたユーザからのリクエストによって、先に予約していたユーザの希望する到着時間に遅れが出てしまうことがある。そうすると、先に予約していたユーザにとってはサービスの利便性が低下してしまうことになる。かといって、複数のユーザによる利用が前提となるデマンド運行サービスにおいては、後から送信されたユーザからのリクエストを完全に受け付けないことも好ましくない。
【0005】
本開示は、上述のような課題に鑑みてなされたものである。本開示は、車両のデマンド運行サービスにおいて、複数のユーザに対する利便性を向上させたサービスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、デマンド運行サービスを提供する車両の運行を管理する運行管理装置に関する。運行管理装置は、車両が停車することが確定した確定済乗降地点を含む運行情報を決定し、車両が運行を開始した後に、ユーザが所有するユーザ端末から、確定済乗降地点とは異なる追加乗降地点を含むリクエストを受信したことを受けて、確定済乗降地点に追加乗降地点を追加できる追加可能乗降回数を算出し、追加乗降地点の数が追加可能乗降回数以下の場合は、追加乗降地点を全て確定済乗降地点に追加し、追加乗降地点の数が追加可能乗降回数を超える場合は、追加乗降地点のうち追加可能乗降回数と同じ数のみを確定済乗降地点に追加し、残りの追加乗降地点のそれぞれに最も近い確定済乗降地点を提案乗降地点としてユーザ端末に送信する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の技術によれば、車両のデマンド運行サービスにおいて、複数のユーザに対する利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施の形態に係る追加可能乗降回数を用いた運用の例を示す概略図である。
本実施の形態に係る運行管理装置の機能構成例を示すブロック図である。
本実施の形態に係る運行管理装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。
【0010】
1.概要
本実施の形態に係る運行管理装置は、デマンド運行サービスを提供する車両の運行を管理する。デマンド運行サービスには種々の形態があり、例えば、運行計画が予め決められ、ユーザからのリクエストがあったときにのみ当該運行計画に従った運行が行われる固定型のサービスも含まれる。運行計画には、例えば、車両の走行ルート、候補となる乗降地点、及びそれぞれの乗降地点への目標到着時刻が含まれる。乗降地点はユーザが車両に乗り降りする地点であり、候補となる乗降地点の中からユーザが選択することができる。ユーザが希望する乗降地点を選択して予約すると、車両は予約された乗降地点にのみ停車するように運行される。
(【0011】以降は省略されています)

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