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公開番号2024049164
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022155462
出願日2022-09-28
発明の名称試験器
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人朝日特許事務所
主分類G08B 17/00 20060101AFI20240402BHJP(信号)
要約【課題】表示灯の点灯が示す複数種類の情報が含まれた試験情報を感知器から取得してその感知器が正常であるか否かを判定する。
【解決手段】受光部23は、感知器1から表示灯13の光を受光すると、受光したこの光の点滅パターンに応じた信号を生成してプロセッサ21に供給する。この信号は、伝送路符号化された信号であり、例えば、シリアル信号として供給される。取得部211は、受光部23が供給するシリアル信号を復号することにより感知器1の試験に関する情報である試験情報を取得する。判定部212は、取得部211が取得した試験情報に基づいて感知器1が正常であるか否かを判定する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
火災を感知し火災発報したときに点灯する表示灯を備えた感知器であって、センサが対象を感知したときに前記表示灯を点灯させて前記対象を感知したことを表示するとともに、試験に関する情報であって自器の識別情報を含む試験情報を前記表示灯の光の点滅パターンにより伝送路符号化して送信する感知器から前記表示灯の光を受光する受光部と、
前記受光部が受光した光の点滅パターンにより前記試験情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記試験情報に基づいて前記感知器が正常であるか否かを判定する判定部と、
を有する試験器。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記試験情報は、前記感知器の感度を示す感度情報を含み、
前記判定部は、前記感度情報が示す感度が所定の範囲内である場合に、前記感知器が正常である、と判定する
請求項1に記載の試験器。
【請求項3】
前記感知器に向けて煙成分を供給する供給部を有し、
前記判定部は、前記供給部が煙成分を供給したときに前記受光部が前記表示灯の光を受光した場合に、前記感知器が正常であると判定する
請求項1に記載の試験器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、火災を感知する感知器を試験して情報を取得する試験器の技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
火災を感知する感知器は、作動した際に、作動した感知器を特定できるようにするため、表示灯を点灯させる。この表示灯は主に人が目視で確認するためのものであるが、定期点検のために感知器を作動させたときなどは、この表示灯の点灯状態を検知して感知器の状態を把握することもある。
【0003】
特許文献1は、受光回路の出力に基づいて発光回路及び受光回路の感度を判定し、1回の稼動信号の出力において、発光回路及び受光回路の感度に応じた時間間隔で、火災表示灯を少なくとも3回発光させるマイコンを備える火災感知器を開示する。
【0004】
特許文献2は、感知器の表示灯が点灯して出力した光を受光し、受光したその光に基づいて、感知器による異常の検出に関する状態を検出する試験装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-116333号公報
特開2020-177704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、感知器の状態を示す情報は、異常か正常かの区別、及び感度のスカラー値の他にも様々な内容を有する。
【0007】
特許文献1に記載の技術において、火災表示灯は、連続する2回の発光の時間間隔を固定し、他の連続する2回の発光の時間間隔を感知器の検出部の感度に応じた時間に設定しなければならず、少なくとも3回発光しなければならない。また、この技術において、火災感知器の感度を検査する感度検査装置は、3回の発光の合間で、固定の時間間隔、及び感度に応じた時間間隔の経過をそれぞれ待たなければならない。さらに、この技術において、火災表示灯は、3回の発光によって、感度を示すたった一つのスカラー値しか伝えることができない。
【0008】
また、特許文献2に記載の技術は、判定時間内に感知器の表示灯が点灯したか否かを判定するだけに過ぎない。つまり、この技術は、表示灯の発光動作等に情報を化体させるものではない。
【0009】
本発明は、表示灯の点灯が示す複数種類の情報が含まれた試験情報を感知器から取得してその感知器が正常であるか否かを判定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するため、本発明は、一の態様において、火災を感知し火災発報したときに点灯する表示灯を備えた感知器であって、センサが対象を感知したときに自器のモードを監視モードに移行させ、前記監視モードのときに前記表示灯を点灯させて自器のモードを表示するとともに、試験に関する情報であって自器の識別情報を含む試験情報を前記表示灯の光の点滅パターンにより伝送路符号化して送信する感知器から前記表示灯の光を受光する受光部と、前記受光部が受光した光の点滅パターンにより前記試験情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記試験情報に基づいて前記感知器が正常であるか否かを判定する判定部と、を有する試験器を提供する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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