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公開番号2024055460
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162407
出願日2022-10-07
発明の名称画像検査装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 29/393 20060101AFI20240411BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ユーザーが望む各検査項目の検査基準値から閾値を容易に取得する。
【解決手段】コントローラ100から吐出データを取得し用紙に対して印刷する印刷部30と、印刷部30により印刷された用紙から画像を読み取る読み取り装置2と、用紙を読取った検査画像データと、コントローラ100から吐出データを取得し基準画像データを生成する基準画像データ生成部71と、検査画像データと基準画像データを検査閾値に基づいて比較照合する画像検査部72と、検査不合格とする印字部分を含む印刷物を読み取り装置2で取得し、表示/入力パネル61に表示させ、ユーザーが検査不合格とする領域を少なくとも1つ以上を指定した場合に、検査不合格を含む印刷物の画像データと基準画像データとの検査閾値の差分に基づいて検査閾値を算出する閾値算出部73とを備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
コントローラから吐出データを取得し用紙に対して印刷する印刷部と、
前記印刷部により印刷された用紙から画像を読み取る読み取り部と、
前記用紙を読取った検査画像データと、コントローラから吐出データを取得し基準画像データを生成する基準画像データ生成部と、
前記検査画像データと前記基準画像データを検査閾値に基づいて比較照合する画像検査部と、
検査不合格とする印字部分を含む印刷物を前記読み取り部で取得し、検査装置の表示部に表示させ、ユーザーが検査不合格とする領域を少なくとも1つ以上を指定した場合に、検査不合格を含む印刷物の画像データと前記基準画像データとの前記検査閾値の差分に基づいて前記検査閾値を算出する閾値算出部と、
を備えたことを特徴とした印刷物検査装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像を検査する印刷物検査装置に係り、特に、ユーザーが望む各検査項目の検査基準値から閾値を容易に取得する印刷物検査装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
印刷物検査装置は、基準画像データ(吐出データ)と検査画像データ(スキャン画像)とを比較照合し、検査画像データの印字不良(例えば、インクのぼた落ち、再転写汚れ、不吐出による抜けなど)の良否判定を行っている。検査画像データ(スキャン画像)は、例えば、印刷装置により印刷された用紙をスキャンすることで得る。
【0003】
このとき、基準画像データと検査画像データを同一フォーマットにしても、印字不良の無い状態の検査画像データの各RGB値と、基準画像データの各RGB値が全く同値になることは皆無であり、僅かに異なる値になることが一般的に知られている。
【0004】
特許文献1では、印刷前工程(プリプレス)で使用されるデータを利用し、これを基にして検査基準画像データとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-152700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、印刷前工程(プリプレス)で使用されるデータを利用し、これを基にして検査基準画像データとするので、ユーザーが望む各検査項目の検査基準値から閾値を容易に取得することはできないという課題があった。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザーが望む各検査項目の検査基準値から閾値を容易に取得することができる画像検査装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷物検査装置の第1の特徴は、
コントローラから吐出データを取得し用紙に対して印刷する印刷部と、
前記印刷部により印刷された用紙から画像を読み取る読み取り部と、
前記用紙を読取った検査画像データと、コントローラから吐出データを取得し基準画像データを生成する基準画像データ生成部と、
前記検査画像データと前記基準画像データを検査閾値に基づいて比較照合する画像検査部と、
検査不合格とする印字部分を含む印刷物を前記読み取り部で取得し、検査装置の表示部に表示させ、ユーザーが検査不合格とする領域を少なくとも1つ以上を指定した場合に、検査不合格を含む印刷物の画像データと前記基準画像データとの前記検査閾値の差分に基づいて前記検査閾値を算出する閾値算出部と、
を備えたことにある。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る印刷物検査装置の特徴によれば、ユーザーが望む各検査項目の検査基準値から閾値を容易に取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る印刷物検査装置の機能構成を示した機能構成図である。
本発明の一実施形態に係る印刷物検査装置において、ユーザーの印刷物で検出NGにしたい不良領域が存在するものが用いられた場合における閾値算出部の作用を模式的に説明した説明図である。(a)は、検出NGにしたい不良領域が存在する印刷物を読み取り装置でスキャンされた検査画像データの一例を示した図であり、(b)は、(a)に示した検査画像データに含まれる画像領域を拡大した図であり、(c)は、検査画像データと元画像が同一であり、かつ不良領域が存在しない基準画像データのうち、検査画像データの画像領域に対応する領域を拡大した図である。
本発明の一実施形態に係る印刷物検査装置における検査処理の処理内容を示したフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る印刷物検査装置の閾値算出部における検査閾値の自動算出処理の処理内容を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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