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公開番号2024055266
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162052
出願日2022-10-07
発明の名称蓄電装置
出願人トヨタ自動車株式会社,株式会社豊田自動織機
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 10/04 20060101AFI20240411BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】大型化を回避することが可能な蓄電装置を提供すること。
【解決手段】蓄電装置1は、複数のバイポーラ電極110と一対の最外集電体130とを含む電極積層体100と、内部電圧検出端子300と、ハウジング400と、一対の外部電圧検出端子700と、を備える。複数のバイポーラ電極110の各々は、集電体111と、正極活物質層112と、負極活物質層113と、を有する。内部電圧検出端子300は、集電体111に電気的に接続されている。一対の外部電圧検出端子700の各々は、内部電圧検出端子300の厚みよりも大きな厚みを有する。ハウジング400は、積層方向における一対の外部電圧検出端子700間に位置する。積層方向におけるハウジング400の寸法T1は、積層方向における一対の外部電圧検出端子700間の長さT3以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
互いに積層された複数のバイポーラ電極と、前記複数のバイポーラ電極の積層方向における前記複数のバイポーラ電極の外側に配置された一対の最外集電体と、を含む電極積層体と、
前記複数のバイポーラ電極の少なくとも1つに接続された内部電圧検出端子と、
前記内部電圧検出端子の少なくとも1つを保持するハウジングと、
前記一対の最外集電体の各々と電気的に接続された一対の外部電圧検出端子と、を備え、
前記複数のバイポーラ電極の各々は、
集電体と、
前記集電体の一方の面に設けられた正極活物質層と、
前記集電体の他方の面に設けられた負極活物質層と、を有し、
前記内部電圧検出端子は、前記バイポーラ電極に電気的に接続されており、
前記一対の外部電圧検出端子の各々は、前記少なくとも1つの内部電圧検出端子の厚みよりも大きな厚みを有し、
前記ハウジングは、前記積層方向における前記一対の外部電圧検出端子間に位置し、
前記積層方向における前記ハウジングの寸法は、前記積層方向における前記一対の外部電圧検出端子間の長さ以下である、蓄電装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記積層方向に互いに隣接する一対の前記集電体間に形成される内部空間を封止する封止部材をさらに備え、
前記封止部材は、前記一対の外部電圧検出端子間に位置しており、
前記積層方向における前記ハウジングの寸法は、前記積層方向における前記封止部材の長さ以下である、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記積層方向における前記電極積層体の外側に配置された外部集電板と、
導電性を有し、前記最外集電体と前記外部集電板とを接続する第1接着部と、
導電性を有し、前記最外集電体と前記外部電圧検出端子とを接続する第2接着部と、をさらに備え、
前記外部電圧検出端子は、前記外部集電板から電気的に絶縁されている、請求項1又は2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記外部電圧検出端子と前記外部集電板との間に設けられた絶縁部材をさらに備える、請求項3に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記外部電圧検出端子は、前記外部集電板から離間している、請求項3に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記積層方向における前記一対の外部電圧検出端子間の長さは、前記積層方向における前記一対の最外集電体間の長さ以下である、請求項3に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特開2020-61221号公報には、複数の双極型電極と、各双極型電極における集電体に接続された電圧検出端子と、を備える双極型電池が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-61221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開2020-61221号公報に記載される双極型電池では、電圧検出端子がハウジングで保持される場合があり、この場合において積層方向における最外セルにも電圧検出端子が接続されると、積層方向におけるハウジングの長さが大型化する。そうすると、蓄電装置が全体として大型化する。
【0005】
本開示の目的は、大型化を回避することが可能な蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った蓄電装置は、互いに積層された複数のバイポーラ電極と、前記複数のバイポーラ電極の積層方向における前記複数のバイポーラ電極の外側に配置された一対の最外集電体と、を含む電極積層体と、前記複数のバイポーラ電極の少なくとも1つに接続された内部電圧検出端子と、前記内部電圧検出端子の少なくとも1つを保持するハウジングと、前記一対の最外集電体の各々と電気的に接続された一対の外部電圧検出端子と、を備え、前記複数のバイポーラ電極の各々は、集電体と、前記集電体の一方の面に設けられた正極活物質層と、前記集電体の他方の面に設けられた負極活物質層と、を有し、前記内部電圧検出端子は、前記バイポーラ電極に電気的に接続されており、前記一対の外部電圧検出端子の各々は、前記少なくとも1つの内部電圧検出端子の厚みよりも大きな厚みを有し、前記ハウジングは、前記積層方向における前記一対の外部電圧検出端子間に位置し、前記積層方向における前記ハウジングの寸法は、前記積層方向における前記一対の外部電圧検出端子間の長さ以下である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、大型化を回避することが可能な蓄電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における蓄電装置を概略的に示す断面図である。
蓄電装置における外部集電板、外部電圧検出端子及び絶縁部材の平面図である。
図2におけるIII-III線での断面図である。
外部集電板及び外部電圧検出端子間の絶縁態様の変形例を概略的に示す平面図である。
図4におけるV-V線での断面図である。
外部集電板及び外部電圧検出端子間の絶縁態様の変形例を概略的に示す平面図である。
図6におけるVII-VII線での断面図である。
外部集電板及び外部電圧検出端子間の絶縁態様の変形例を概略的に示す平面図である。
図8におけるIX-IX線での断面図である。
外部集電板及び外部電圧検出端子間の絶縁態様の変形例を概略的に示す平面図である。
図10におけるXI-XI線での断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態における蓄電装置を概略的に示す断面図である。図1に示されるように、蓄電装置1は、電極積層体100と、封止部材200と、少なくとも1つの内部電圧検出端子300と、ハウジング400と、一対の外部集電板500と、導電性接着材600と、一対の外部電圧検出端子700と、絶縁部材800(図2を参照)と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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