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公開番号2024054739
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022161162
出願日2022-10-05
発明の名称移動体検出システム、及び、移動体検出方法
出願人オンキヨー株式会社
代理人
主分類G08G 1/01 20060101AFI20240410BHJP(信号)
要約【課題】一定時間毎に検出された車両等の移動体の計数結果を容易に認知し、補正可能とすること。
【解決手段】移動体検出システムは、センサーと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記センサーからの振動データに基づくデータにおいて、移動体(例えば、車両)の移動を検出し、検出した移動体の時間帯毎の数を計数し、検出した移動体の時間帯毎の数の計数結果を降雨、又は、センサー近辺における車両の一時停車などの原因によって引き起こされる誤検出による外れ値とするか否かを判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
センサーと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記センサーからのデータに基づくデータにおいて、移動体の移動を検出し、
検出した移動体の時間帯毎の数を計数し、
検出した移動体の時間帯毎の数の計数結果を外れ値とするか否かを判定することを特徴とする移動体検出システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御部は、対象時間帯の移動体の数の計数結果と、他の時間帯の移動体の数の計数結果と、を比較することで、対象時間帯の移動体の数の計数結果を外れ値とするか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の移動体検出システム。
【請求項3】
前記制御部は、対象時間帯の移動体の数の計数結果と、対象時間帯の前、又は、後の時間帯の移動体の数の計数結果と、を比較することで、対象時間帯の移動体の数の計数結果を外れ値とするか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の移動体検出システム。
【請求項4】
前記制御部は、他の時間帯の移動体の数の計数結果と、対象時間帯の移動体の数の計数結果との差が、所定の閾値を超える場合、対象時間帯の移動体の数の計数結果を外れ値と判定することを特徴とする請求項2に記載の移動体検出システム。
【請求項5】
前記制御部は、対象時間帯の前、又は、後の時間帯の移動体の数の計数結果と、対象時間帯の移動体の数の計数結果との差が、所定の閾値を超える場合、対象時間帯の移動体の数の計数結果を外れ値と判定することを特徴とする請求項3に記載の移動体検出システム。
【請求項6】
前記制御部は、対象時間帯の移動体の数の計数結果を外れ値と判定した場合、外れ値と判定した対象時間帯と、対象時間帯の移動体の数の計数結果と、を他の時間帯と異なる表示態様で表示部に表示させることを特徴とする請求項4又は5に記載の移動体検出システム。
【請求項7】
前記制御部は、対象時間帯の移動体の数の計数結果を外れ値と判定した場合、外れ値を補正することを特徴とする請求項4又は5に記載の移動体検出システム。
【請求項8】
前記制御部は、対象時間帯と同一の過去の移動体の数の計数結果を補正値とすることを特徴とする請求項7に記載の移動体検出システム。
【請求項9】
前記制御部は、補正した対象時間帯と、対象時間帯の移動体の数の計数結果の補正値と、を表示部に表示された計数結果に挿入、又は、外れ値と判定した、対象時間帯の計数結果に上書きして表示させることを特徴とする請求項8に記載の移動体検出システム。
【請求項10】
センサーと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記センサーからのデータに基づくデータにおいて、移動体の移動を検出し、
検出した移動体を種別に分類し、
分類した移動体の種別の数を時間帯毎に計数し、
時間帯毎の移動体の種別の数の計数結果を外れ値とするか否かを判定することを特徴とする移動体検出システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移動体の移動を検出する移動体検出システム、及び、移動体検出方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
出願人は、振動センサーを用いて、車両等の移動体を検出する発明を出願している(特願2020-117429号)。特願2020-117429号に係る発明においては、振動データに基づくデータにおいて、所定の閾値を超えるピーク値にマークが打たれ、所定時間内に2つ以上のマークがある場合、高いピーク値を中心とした所定時間の振動データが切り出され、切り出された振動データに基づいて、移動体の移動が検出される。
【0003】
しかし、特願2020-117429号に係る発明により、一定時間毎の大型車、小型車の台数を調査する一般的な交通量調査を行う場合、降雨、又は、センサー近辺における車両の一時停車などの原因により、図5のように一部の時間帯において計数した車両数が他の時間帯に比べ、大幅に多くなる、又は、少なくなるといった、計数した車両と実際の通過車両が大幅に異なる「外れ値」が生じる場合がある。「外れ値」が生じた場合、交通量の調査者は、「外れ値」を検出し、補正を手動で行わなければならないといった手間が問題となる。
【0004】
なお、特許文献1には、振動センサーを用いて、車両の種類(乗用車、トラック、トラクタ等)を類別する車両類別装置が開示されている。また、引用文献2には、プローブカーを用いて「渋滞」又は「積雪等」を判定する発明であって、プローブカーが走行している区間であるリンクと、その周辺リンクとを照合し、「異常値」を除去するリンク情報作成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平05-174293号公報
特開2009-245341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したように、上記従来の発明では、計数結果に誤検出による外れ値が発生している場合、交通量の調査者は、外れ値を検出し、検出した外れ値の補正を手動で行わなければならず、手間がかかるという問題がある。
【0007】
本発明の目的は、一定時間毎に検出された車両等の移動体の計数結果を容易に補正可能とすることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の発明の移動体検出システムは、センサーと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記センサーからのデータに基づくデータにおいて、移動体の移動を検出し、検出した移動体の時間帯毎の数を計数し、検出した移動体の時間帯毎の数の計数結果を外れ値とするか否かを判定することを特徴とする。
【0009】
本発明では、制御部は、検出した移動体(例えば、車両)の時間帯毎の数の計数結果を外れ値とするか否かを判定する。これにより、作業者は、計数結果において、外れ値を手動で検出する必要がないため、検出された外れ値を容易に補正することが可能となる。
【0010】
第2の発明の移動体検出システムは、第1の発明の移動体検出システムにおいて、前記制御部は、対象時間帯の移動体の数の計数結果と、他の時間帯の移動体の数の計数結果と、を比較することで、対象時間帯の移動体の数の計数結果を外れ値とするか否かを判定することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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