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公開番号2024051768
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158088
出願日2022-09-30
発明の名称ステージ
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類H01L 21/683 20060101AFI20240404BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】内側領域と外側領域との温度差の大きい温度勾配プロファイルを実現することができるステージを提供すること。
【解決手段】
ステージは、第1の金属プレートと、第1の金属プレートの下方に位置する第2の金属プレートと、第1の金属プレート内に設けられた第1の空間と第2の金属プレート内に設けられた第2の空間とを含む断熱部と、断熱部を間に挟んで配置される環流路およびヒータと、を含み、断面視において、第1の金属プレートにおける断熱部の幅は、第2の金属プレートにおける断熱部の幅と異なる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1の金属プレートと、
前記第1の金属プレートの下方に位置する第2の金属プレートと、
前記第1の金属プレート内に設けられた第1の空間と前記第2の金属プレート内に設けられた第2の空間とを含む断熱部と、
前記断熱部を間に挟んで配置される環流路およびヒータと、を含み、
断面視において、前記第1の金属プレートにおける前記断熱部の幅は、前記第2の金属プレートにおける前記断熱部の幅と異なる、ステージ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
第1の溝を含む第1の金属プレートと、
前記第1の金属プレートの下方に位置する、貫通口を含む第2の金属プレートと、
前記第2の金属プレートの下方に位置する、第2の溝を含む第3の金属プレートと、
前記第1の溝を間に挟んで配置される環流路およびヒータと、を含み、
前記第1の溝、前記貫通口、および前記第2の溝が、互いに連通されている、ステージ。
【請求項3】
断面視において、前記第1の溝の幅は、前記貫通口および前記第2の溝の少なくとも1つの幅と異なる、請求項2に記載のステージ。
【請求項4】
第1の貫通口を含む第1の金属プレートと、
前記第1の金属プレートの下方に位置する、第2の貫通口を含む第2の金属プレートと、
前記第2の金属プレートの下方に位置する、溝を含む第3の金属プレートと、
前記第1の貫通口を間に挟んで配置される環流路およびヒータと、を含み、
前記第1の貫通口、前記第2の貫通口、および前記溝が、互いに連通されている、ステージ。
【請求項5】
断面視において、前記第1の貫通口の幅は、前記第2の貫通口および前記溝の少なくとも1つの幅と異なる、請求項4に記載のステージ。
【請求項6】
断面視において、前記第1の貫通口、前記第2の貫通口、および前記溝の少なくとも1つは、テーパー形状を有する、請求項4に記載のステージ。
【請求項7】
前記テーパー形状は、前記第1の金属プレートの表面に向かって幅が大きくなる、請求項6に記載のステージ。
【請求項8】
前記テーパー形状は、前記第1の金属プレートの表面に向かって幅が小さくなる、請求項6に記載のステージ。
【請求項9】
第1の溝を含む第1の金属プレートと、
前記第1の金属プレートの下方に位置する、貫通口を含む第2の金属プレートと、
前記第2の金属プレートの下方に位置する、第2の溝を含む第3の金属プレートと、
前記第1の溝を間に挟んで配置される環流路およびヒータと、を含み、
前記貫通口および前記第2の溝が、互いに連通され、
前記第1の溝は、前記貫通口と重畳し、
前記貫通口の一端は、前記第1の金属プレートによって閉塞されている、ステージ。
【請求項10】
断面視において、前記第1の溝の幅は、前記貫通口および前記第2の溝の少なくとも1つの幅と異なる、請求項9に記載のステージ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一実施形態は、ウェハ等が載置されるステージに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
半導体を製造する半導体装置には、ウェハを載置するステージが設けられている。ステージには、ヒータの配置の自由度、コンタミネーション、および耐熱性等の観点から、一般的にセラミックが用いられている。例えば、セラミックを用いたステージとして、特許文献1には、内周領域のヒータエレメントと、外周領域のヒータエレメントとをそれぞれ制御することにより、内周領域の温度と外周領域の温度とが異なる温度勾配プロファイルを有するセラミックプレートが開示されている。特許文献1に開示されているようなセラミックプレートでは、内周領域から外周領域に向かって高温になり、内周領域と外周領域との温度差が10℃程度の温度勾配プロファイルを実現することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/030433号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、ステージの内側領域と外側領域との温度差をさらに大きくしたいという要望がある。しかしながら、セラミックを用いたステージでは、内側領域と外側領域との温度差が10℃以上になると、ステージが破損するおそれがある。
【0005】
本発明の一実施形態は、上記問題に鑑み、内側領域と外側領域との温度差の大きい温度勾配プロファイルを実現することができるステージを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係るステージは、第1の金属プレートと、第1の金属プレートの下方に位置する第2の金属プレートと、第1の金属プレート内に設けられた第1の空間と第2の金属プレート内に設けられた第2の空間とを含む断熱部と、断熱部を間に挟んで配置される環流路およびヒータと、を含み、断面視において、第1の金属プレートにおける断熱部の幅は、第2の金属プレートにおける断熱部の幅と異なる。
【0007】
本発明の一実施形態に係るステージは、第1の溝を含む第1の金属プレートと、第1の金属プレートの下方に位置する、貫通口を含む第2の金属プレートと、第2の金属プレートの下方に位置する、第2の溝を含む第3の金属プレートと、第1の溝を間に挟んで配置される環流路およびヒータと、を含み、第1の溝、貫通口、および第2の溝が、互いに連通されている。
【0008】
断面視において、第1の溝の幅は、貫通口および第2の溝の少なくとも1つの幅と異なっていてもよい。
【0009】
また、本発明の一実施形態に係るステージは、第1の貫通口を含む第1の金属プレートと、第1の金属プレートの下方に位置する、第2の貫通口を含む第2の金属プレートと、第2の金属プレートの下方に位置する、溝を含む第3の金属プレートと、第1の貫通口を間に挟んで配置される環流路およびヒータと、を含み、第1の貫通口、第2の貫通口、および溝が、互いに連通されている。
【0010】
断面視において、第1の貫通口の幅は、第2の貫通口および溝の少なくとも1つの幅と異なっていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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