TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024051360
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022157491
出願日2022-09-30
発明の名称シート給送装置及び画像読取装置
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240404BHJP(電気通信技術)
要約【課題】強度を損なわずに組み立てやすくした外装カバーを備えるシート給送装置及び及びこのシート給送装置を備えた画像読取装置を提供する。
【解決手段】画像読取装置において、シート給送装置は、搬送部を備える下本体部300と、下本体部を覆い開口部327を有するカバー(下部カバー)を備える。カバーは、基準面(底面部326)と基準面から立設する立設面(下面部、上面部、左側面部323、右側面部324)を有し、少なくとも下本体部の一部を覆う樹脂部材で形成され、下本体部の主面をなす内側面328と、装置の外郭をなす外側面329と、を有し、カバーの立設面における内側面の開口部側の端部には、本体部と係合する係合部(係合凸部331、係合凹部311)を有し、立設面において、内側面から外側面までの厚みT1~T6が、基準面側は厚く開口部側は薄い。
【選択図】図19
特許請求の範囲【請求項1】
搬送部を備える本体部と、
前記本体部を覆い開口部を有するカバーを備え、
前記カバーは、基準面と前記基準面から立設する立設面を有し、少なくとも前記本体部の一部を覆う樹脂部材で形成され、
前記カバーは、前記本体部の主面をなす内側面と、装置の外郭をなす外側面を有し、
前記カバーの前記立設面における前記内側面の前記開口部側の端部には、前記本体部と係合する係合部を有し、
前記立設面において、前記内側面から前記外側面までの厚みが前記基準面側は厚く前記開口部側は薄いことを特徴とするシート給送装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記カバーは、下部カバーであり、
前記基準面は、底面部から成り、
前記立設面は、側面部、後面部、から成り、
前記側面部において、前記内側面から前記外側面までの厚みの最大値と最小値の差をΔUとし、
前記底面部と後面部において、前記内側面から前記外側面までの厚みの最大値と最小値の差をΔTとしたとき、ΔT<ΔUであることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項3】
前記カバーは、上部カバーであり、
前記基準面は、正面部から成り、
前記立設面は、側面部、上面部、下面部から成り、
前記側面部において、前記内側面から前記外側面までの厚みの最大値と最小値の差をΔUとし、
前記正面部と上面部と下面部において、前記内側面から前記外側面までの厚みの最大値と最小値の差をΔTとしたとき、ΔT<ΔUであることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項4】
前記側面部において、前記内側面から前記外側面までの厚みは基準面側が最大となり、開口部側が最小となり、前記側面部は、前記基準面側から前記開口部側に向けて前記内側面から前記外側面までの厚みが薄くなることを特徴とする請求項2または3に記載のシート給送装置。
【請求項5】
前記カバーは、前記基準面からみたとき、前記立設面が周期的な波状の変化をした形状であることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項6】
前記側面部の下部に、前記底面部から離れる方向の切り欠き部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
【請求項7】
前記切り欠き部に、周期的な波状の変化をした形状が複数周期分含まれることを特徴とする請求項6に記載のシート給送装置。
【請求項8】
前記カバーは、前記基準面と前記基準面から立設する前記立設面が複数の部品から成り立っていることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを給紙するシート給送装置及びこのシート給送装置を備えた画像読取装置に関し、例えば複写機、ファクシミリ装置、プリンター、スキャナー等の各種装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、画像読取装置や画像形成装置に使用されるシート給送装置は、シート搬送機構を備える本体部を備え、本体部を覆うカバーを備えているものが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許4561286号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、シート搬送機構を備える本体部を備え、本体部を覆うカバー(1部品)を備える印刷装置が開示されている。カバーと本体部を固定するため、カバーの開口部側の端部と本体部に係合部を設け、係合部同士を係合させている。カバーは、落下や衝突による破損の防止のため、ある程度の厚さで作られているが、係合部同士を係合するときカバーを撓ませる必要があるため、組み立てにくいという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
搬送部を備える本体部と、
前記本体部を覆い開口部を有するカバーを備え、
前記カバーは、基準面と前記基準面から立設する立設面を有し、少なくとも前記本体部の一部を覆う樹脂部材で形成され、
前記カバーは、前記本体部の主面をなす内側面と、装置の外郭をなす外側面を有し、
前記カバーの前記立設面における前記内側面の前記開口部側の端部には、前記本体部と係合する係合部を有し、
前記立設面において、前記内側面から前記外側面までの厚みが前記基準面側は厚く前記開口部側は薄いことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、強度を損なわずに組み立てやすくした外装カバーを備えるシート給送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の概略図。
図1の画像読取装置の制御ユニットのブロック図。
本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の正面図。
本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の他の正面図。
本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の他の上面図。
本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の他の概略断面図。
本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の下部ユニット104の斜視図とその詳細図
本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の下本体部300の斜視図
本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の下部カバー320の斜視図
本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の下部ユニット104の概略右側面図。
本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の下部ユニット104のA-A概略断面図
本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の下部ユニット104の概略正面図
本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の下部ユニット104のB-B概略断面図
本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の組立前の下部ユニット104の斜視図
本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の組立途中の下部ユニット104の右側面図
本発明の第の実施形態に係る画像読取装置の下部ユニット104のC-C概略断面図
本発明の第2の実施形態に係る画像読取装置の下部ユニット104の概略右側面図
本発明の第2の実施形態に係る画像読取装置の下部ユニット104のG-G概略断面図
本発明の第2の実施形態に係る画像読取装置の下部ユニット104のH-H概略断面図
本発明の第2の実施形態に係る画像読取装置の下部ユニット104の概略仮面図とその詳細図
本発明の第2の実施形態に係る画像読取装置の下部ユニット104のD-D概略断面図とその詳細図
本発明の第2の実施形態に係る画像読取装置の下部ユニット104のE-E概略断面図とその詳細図
本発明の第2の実施形態に係る画像読取装置の下部ユニット104のF-F概略断面図とその詳細図
本発明の第2の実施形態に係る画像読取装置の下部ユニット104概略下面図とその詳細図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、添付図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。以下の実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。本実施形態の構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものである。
【0009】
〔第1の実施形態〕
図1は本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置Aの概略図である。
【0010】
画像読取装置Aは、載置台1に積載された一又は複数の搬送媒体Sを、第1搬送部10を構成する送りローラ11と、送りローラ11に対向配置される分離ローラ12を用いて1枚ずつ装置内に経路RTにて搬送し、その画像を画像読取ユニット70によって読み取り、排出トレイ2に排出する装置である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
通話装置
23日前
個人
挿耳装置
23日前
個人
メガホン
4日前
個人
暗号化記憶媒体
1か月前
個人
イラストの著作権保護方法
1か月前
個人
非常時の情報伝達システム
1か月前
船井電機株式会社
表示装置
11日前
キヤノン株式会社
表示装置
24日前
富士通株式会社
光受信装置
24日前
富士通株式会社
光送信装置
24日前
船井電機株式会社
表示装置
2日前
リオン株式会社
補聴器
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
株式会社パロマ
リモコン
1か月前
太陽誘電株式会社
振動発生装置
1か月前
日本無線株式会社
通信システム
17日前
キヤノン電子株式会社
照明付スピーカー
24日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
株式会社小野測器
音響校正器
9日前
株式会社小野測器
音響校正器
9日前
株式会社JVCケンウッド
端末装置
1か月前
個人
翻訳字幕付きビデオチャットシステム
1か月前
株式会社日立国際電気
通信システム
1か月前
三菱電機株式会社
送信機
24日前
マスプロ電工株式会社
光信号計測装置
29日前
株式会社JMC
映像音声配信用セット
11日前
株式会社日立国際電気
無線通信システム
1か月前
日本無線株式会社
復調器および復調方法
17日前
株式会社デンソー
通信装置
1か月前
株式会社日立国際電気
無線通信システム
1か月前
株式会社ネットアプリ
飲料用演出グラス
25日前
日本電気株式会社
端末及び認証システム
19日前
株式会社村田製作所
スイッチ回路
1か月前
株式会社埼王住研
金属鉢を含むスピーカー
18日前
株式会社埼王住研
吸気弁を含むスピーカー
18日前
フォスター電機株式会社
スピーカユニット
11日前
続きを見る