TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024049987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156537
出願日2022-09-29
発明の名称車両用ドアロック解除装置
出願人ミネベアアクセスソリューションズ株式会社
代理人弁理士法人はなぶさ特許商標事務所,弁理士法人落合特許事務所
主分類E05B 79/20 20140101AFI20240403BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】ドアハンドル及びキーシリンダ錠の何れか一方の解除操作時には,他方を作動させずに,ドアロック装置を軽快にロック解除し得る,車両用ドアロック解除装置を提供する。
【解決手段】ドアハンドル13及びキーシリンダ錠14と,ドアロック装置15とは相互分離機構29を介して接続され,この相互分離機構29は,ドアハンドル13及びキーシリンダ錠14の何れか一方の解除操作時に,他方を原位置に休止させるように構成される。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
ドア(10)の閉鎖状態をロックするドアロック装置(15)と,該ドアロック装置(15)をロック解除すべくドア(10)に個別に配設されるドアハンドル(13)及びキーシリンダ錠(14)とを備える車両用ドアロック解除装置であって,
前記ドアハンドル(13)及びキーシリンダ錠(14)と前記ドアロック装置(15)とが相互分離機構(29)を介して接続され,該相互分離機構(29)は,前記ドアハンドル(13)及びキーシリンダ錠(14)の一方の解除操作時に,前記ドアハンドル(13)及びキーシリンダ錠(14)の他方を非操作位置に留めるように構成されることを特徴とする,車両用ドアロック解除装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
所定の解除方向(A)へ駆動されることで前記ドアロック装置(15)をロック解除し得る従動部材(30)と,前記ドアハンドル(13)の解除操作力を受けて前記従動部材(30)を前記所定の解除方向(A)へ駆動すべく,該従動部材(30)に離隔可能に係合する第1駆動部材(31)と,前記キーシリンダ錠(14)の解除操作力を受けて前記従動部材(30)を前記所定の解除方向(A)へ駆動すべく,該従動部材(30)に離隔可能に係合する第2駆動部材(32)とで前記相互分離機構(29)が構成され,前記第1及び第2駆動部材(31,32)の一方が前記従動部材(30)を前記所定の解除方向(A)へ駆動するときは,前記従動部材(30)が前記第1及び第2駆動部材(31,32)の他方から離隔することを特徴とする,請求項1に記載の車両用ドアロック解除装置。
【請求項3】
前記相互分離機構(29)を収容するケース(12)に,前記従動部材(30)のガイド孔(52)を貫通して該従動部材(30)を所定の解除方向(A)に沿って摺動可能に誘導するガイド軸(53)が配設されることを特徴とする,請求項2に記載の車両用ドアロック解除装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は,車両用ドアロック解除装置に関し,特に,ドアに個別に配設されるドアハンドル及びキーシリンダ錠の何れの解除操作によってもドアロック装置をロック解除し得るようにした車両用ドアロック解除装置の改良に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
車両用ドアロック解除装置において,ドアハンドルとドアロック装置との間をケーブル等で接続し,ドアハンドルの解除操作によってドアロック装置をロック解除するようにしたものは,例えば,下記特許文献1に開示されるように公知である。
【0003】
このような車両用ドアロック解除装置において,さらに,キーシリンダ錠とドアロック装置との間をケーブル等により接続し,キーシリンダ錠を所定のキーをもって解除操作することによっても,ドアロック装置をロック解除し得るようにしたものも公知である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-179217号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで,ドアロック装置の構造上,キーシリンダ錠とドアロック装置とを直接的に連結することが不可能な場合,キーシリンダ錠を,ドアハンドルを経由してドアロック装置に一連で連結することが考えられるが,そのようにすると,ドアハンドルの操作時にキーシリンダ錠を作動させたり,また逆にキーシリンダ錠の操作時にはドアハンドルを作動させたりして,ドアハンドルやキーシリンダ錠の操作荷重が増して,それぞれの操作性を悪くする不都合が生じる。
【0006】
本発明は,かかる事情に鑑みてなされたものであり,ドアハンドル及びキーシリンダ錠の何れか一方の解除操作時には,他方を非操作位置に留めて,ドアロック装置を軽快にロック解除し得る,車両用ドアロック解除装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために,本発明は,ドアの閉鎖状態をロックするドアロック装置と,該ドアロック装置をロック解除すべくドアに個別に配設されるドアハンドル及びキーシリンダ錠とを備える車両用ドアロック解除装置であって,前記ドアハンドル及びキーシリンダ錠と前記ドアロック装置とが相互分離機構を介して接続され,該相互分離機構は,前記ドアハンドル及びキーシリンダ錠の一方の解除操作時に,前記ドアハンドル及びキーシリンダ錠の他方を非操作位置に留めるように構成されることを第1の特徴とする。
【0008】
また,本発明は,第1の特徴に加えて,所定の解除方向へ駆動されることで前記ドアロック装置をロック解除し得る従動部材と,前記ドアハンドルの解除操作力を受けて前記従動部材を前記所定の解除方向へ駆動すべく,該従動部材に離隔可能に係合する第1駆動部材と,前記キーシリンダ錠の解除操作力を受けて前記従動部材を前記所定の解除方向へ駆動すべく,該従動部材に離隔可能に係合する第2駆動部材とで前記相互分離機構が構成され,前記第1及び第2駆動部材の一方が前記従動部材を前記所定の解除方向へ駆動するときは,前記従動部材が前記第1及び第2駆動部材の他方から離隔することを第2の特徴とする。
【0009】
尚,前記ドアハンドルは,後述する本発明の実施形態中のインサイドドアハンドル13に対応する。また前記従動部材は従動スライダ30に,前記第1駆動部材は第1駆動スライダ31に,前記第2駆動部材は第2駆動スライダ32にそれぞれ対応する。
【0010】
さらに,本発明は,第2の特徴に加えて,前記相互分離機構を収容するケースに,前記従動部材のガイド孔を貫通して該従動部材を所定の解除方向に沿って摺動可能に誘導するガイド軸が配設されることを第3の特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
トイレ用補助錠
2か月前
個人
ドアガード固定具
1か月前
個人
扉構造およびブース
1か月前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
株式会社白山機工
ロッカー
1か月前
ナブテスコ株式会社
自動ドア
2か月前
リョービ株式会社
ドアクローザ
3か月前
スガツネ工業株式会社
蝶番
13日前
タキゲン製造株式会社
抜差し蝶番
2か月前
株式会社コアテックシステム
車両制御方法
3か月前
株式会社ガードロック
ドア錠
2か月前
美和ロック株式会社
施解錠装置
2か月前
マクセル株式会社
保管装置
2か月前
美和ロック株式会社
施解錠装置
3か月前
大阪金具株式会社
クレセント錠
18日前
株式会社ユーシン
開閉体制御装置
25日前
株式会社ユーシン
ドアラッチ装置
1か月前
株式会社ユーシン
ドアラッチ装置
1か月前
株式会社ユーシン
ドアラッチ装置
3か月前
株式会社アイシン
車両用ドア装置
2か月前
株式会社アイシン
車両用ドア装置
2か月前
株式会社ユーシン
ラッチ解除装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
移動環境システム
12日前
株式会社ユーシン
ラッチ解除装置
2か月前
株式会社アイシン
車両用ドア装置
1か月前
株式会社ユニオン
レバーハンドル
1か月前
株式会社アイシン
開閉体駆動装置
6日前
株式会社アイシン
車両用ドア装置
1か月前
オイレスECO株式会社
跳ね上げ式門扉
2か月前
株式会社アイシン
車両用ドア装置
1か月前
三和シヤッター工業株式会社
錠装置
1か月前
株式会社ユーシン
スイッチ装置及びドアノブ
2か月前
株式会社アイシン
車両用ドア制御装置
1か月前
株式会社アイシン
車両用ドア制御装置
1か月前
株式会社オカムラ
間仕切
1か月前
ニデックモビリティ株式会社
開閉体制御装置
2か月前
続きを見る