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公開番号2024029844
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022132254
出願日2022-08-23
発明の名称車両
出願人株式会社SUBARU
代理人個人
主分類E05B 81/76 20140101AFI20240229BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】車外からの、特に、幼児や児童によるドアの開操作を制限することにより、予期せぬ事故を未然に防止する。
【解決手段】乗員によるドアハンドルDHの把持状態を検出する検出部10と、検出部10により検出された把持状態に関する情報に基づいて、ドアロック/アンロックを制御する制御部20と、を備え、制御部20は、検出部10において検出された検出値が所定値未満であるときに、ドアをアンロック状態からロック状態となるよう制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
乗員によるドアハンドルの把持状態を検出する検出部と、
前記検出部により検出された前記把持状態に基づいて、ドアロック/アンロックを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記検出部において検出された検出値が所定値未満であるときに、ドアをアンロック状態からロック状態となるよう制御することを特徴とする車両。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記検出部は、前記ドアハンドルの把持状態を前記ドアハンドルに加わる荷重値として検出することを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記検出部は、前記ドアハンドルの把持状態を前記ドアハンドルの変位量として検出することを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項4】
前記検出部は、前記ドアハンドルの把持状態を前記ドアハンドルへの接触領域として検出することを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項5】
車両所有者あるいは車両操作許可者を含む成人について、前記検出部において検出された前記検出値をパターン化した情報を記憶する記憶部を備え、
前記制御部は、前記検出値が前記所定値未満で、且つ、前記記憶部に記憶された前記検出値のパターンと類似しない場合には、前記ドアをアンロック状態からロック状態となるよう制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両のドアハンドルに対する乗員の操作を検出して、ドアロック/アンロックを制御する車両が実用化され、普及している。
【0003】
例えば、この種の技術として、ドアロック/アンロックを制御する車両のドアハンドルに設けられ、乗員がドアに接触した際のドアハンドルによるドアの開閉動作を検出するセンサを備え、センサからの出力がある場合に、ドアロックのロック機構の動作を制御する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-030256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術では、例えば、車両の周囲状況を十分に確認することなく、幼児や児童等がドアハンドルを操作した場合であっても、ドアが開いてしまい、車両周囲の歩行者や自転車、隣接して駐車している車両へのドアの衝突が生じるといった予期せぬ事故が発生してしまう虞があった。
【0006】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、車外からの、特に、幼児や児童によるドアの開操作を制限することにより、予期せぬ事故を未然に防止する車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、乗員によるドアハンドルの把持状態を検出する検出部と、前記検出部により検出された前記把持状態に関する情報に基づいて、ドアロック/アンロックを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記検出部において検出された検出値が所定値未満であるときに、ドアをアンロック状態からロック状態となるよう制御することを特徴とする車両を提案している。
【0008】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記検出部は、前記ドアハンドルの把持状態を前記ドアハンドルに加わる荷重値として検出することを特徴とする車両を提案している。
【0009】
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記検出部は、前記ドアハンドルの把持状態を前記ドアハンドルの変位量として検出することを特徴とする車両を提案している。
【0010】
形態4;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記検出部は、前記ドアハンドルの把持状態を前記ドアハンドルへの接触領域として検出することを特徴とする車両を提案している。
(【0011】以降は省略されています)

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