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公開番号2024018060
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-08
出願番号2022121122
出願日2022-07-29
発明の名称車両制御方法
出願人株式会社コアテックシステム
代理人
主分類E05B 49/00 20060101AFI20240201BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】悪意のある第三者による車両の操作を防止することができる車両制御方法を提供する。
【解決手段】本発明の車両制御方法は、携帯機器と無線通信手段とスマートキー施解錠手段またはスマートキーエンジン始動手段で構成され、携帯機器と無線通信手段の電界強度の強さをあらかじめ設定された電界強度の閾値と比較して、スマートキー施解錠手段またはスマートキーエンジン始動手段の電源の制御を行う。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
携帯機器と無線通信できる無線通信手段とスマートキーで車両の施解錠を制御するスマートキー施解錠手段を有する車両において、
前記スマートキー施解錠手段の電源はバッテリ電源からヒューズとリレー接点を介して接続されており、前記携帯機器と前記無線通信手段が相互認証済である場合、
前記無線通信手段が、前記携帯機器と前記無線通信手段間の電界強度が、あらかじめ設定した閾値よりも弱いと判断した場合、前記無線通信手段が、前記リレー接点を開放することで、前記スマートキー施解錠手段の電源を遮断することで車両の施解錠を無効化し、
前記無線通信手段が、前記携帯機器と前記無線通信手段間の電界強度が、あらかじめ設定した閾値よりも強いと判断した場合、前記無線通信手段が、前記リレー接点を接続することで、前記スマートキー施解錠手段の電源を供給することで車両の施解錠を有効化する車両制御方法。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記電界強度の閾値を携帯機器で任意に設定するにあたり、有効化する閾値と無効化する閾値を個々に設定可能とした請求項1に記載の車両制御方法。
【請求項3】
前記無線通信手段は、複数の前記携帯機器と相互認証を可能とした請求項1または2に記載の車両制御方法。
【請求項4】
前記無線通信手段は、複数の前記携帯機器と相互認証している場合、前記電界強度の閾値を任意に設定するにあたり、前記閾値をそれぞれの前記携帯機器ごとに設定可能とした請求項1または2に記載の車両制御方法。
【請求項5】
携帯機器と無線通信できる無線通信手段とドライバーがエンジンスタートスイッチを押下した際にスマートキーが車両内にあることを検知してエンジンを始動するスマートキーエンジン始動手段を有する車両において、
前記スマートキーエンジン始動手段の電源はバッテリ電源からヒューズとリレー接点を介して接続されており、前記携帯機器と前記無線通信手段が相互認証済である場合、
前記無線通信手段が、前記携帯機器と前記無線通信手段間の電界強度が、あらかじめ設定した閾値よりも弱いと判断した場合、前記無線通信手段が、前記リレー接点を開放することで、前記スマートキーエンジン始動手段の電源を遮断することで車両の始動を無効化し、
前記無線通信手段が、前記携帯機器と前記無線通信手段間の電界強度が、あらかじめ設定した閾値よりも強いと判断した場合、前記無線通信手段が、前記リレー接点を接続することで、前記スマートキーエンジン始動手段の電源を供給することで車両の始動を有効化する車両制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の施解錠手段またはエンジン始動手段にかかり、車両の施解錠手段またはエンジン始動手段を有効化・無効化する手段に携帯機器を使用する方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両における無線通信に関しては、キーを車両のシリンダに差し込むことなく、車両の施解錠、およびエンジンの始動を可能としたスマートキーシステムがある。スマートキーは、暗号化された微弱な電波を常時発信しており、車両に所定距離まで近づくと自動的に車両との間で双方を認識し、例えば、ドライバーが車両のドアノブ等に触れると、車両へ解錠を指示する信号を出力する。
また、車両のエンジン始動も、車両のスタートスイッチを押下した際、スマートキーが車両内にあることを検知して、エンジン始動を行うものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-053489
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、近年、スマートキーが車両から所定距離よりも離れている場所にあるにもかかわらす、遠隔操作によって車両を解錠するリレーアタックという犯行の手口がある。
【0005】
リレーアタックは、悪意のある第3者が、車両から離れた場所にいる車両のスマートキーに近付き、スマートキーから発せられる微弱な電波を特殊な送受信機によって受信して増幅させ、本来であれば届くはずがない車両へ送信して、車両の解錠やエンジンを始動するという手口である。上記したリレーアタックのような手口で、悪意のある第3者によって車両の解錠やエンジン始動が行われてしまう可能性がある。
【0006】
また、自動車内部のコンピュータ同士をつないだCANネットワークに侵入して車両の解錠やエンジンの始動を行うCANインベーダーという犯行の手口もある。
【0007】
CANインベーダーは、悪意のある第3者が、このCANネットワークにバンパー部分などの外部から不正接続して、車両の解錠やエンジンを始動するという手口である。上記したCANインベーダーのような手口で、悪意のある第3者によって車両の解錠やエンジンの始動が行われてしまう可能性がある。
【0008】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、悪意のある第3者による車両の操作を防止することができる車両制御方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
携帯機器と無線通信できる無線通信手段とスマートキーで車両の施解錠を制御するスマートキー施解錠手段を有する車両において、
前記スマートキー施解錠手段の電源はバッテリ電源からヒューズとリレー接点を介して接続されており、前記携帯機器と前記無線通信手段が相互認証済である場合、
【0010】
前記無線通信手段が、前記携帯機器と前記無線通信手段間の電界強度が、あらかじめ設定した閾値よりも弱いと判断した場合、前記無線通信手段が、前記リレー接点を開放することで、前記スマートキー施解錠手段の電源を遮断することで車両の施解錠を無効化し、
(【0011】以降は省略されています)

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