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公開番号2024033345
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022136870
出願日2022-08-30
発明の名称金庫装置及び金庫システム
出願人グローリー株式会社
代理人個人,個人
主分類E05G 1/02 20060101AFI20240306BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】金融機関のATMコーナー側及びバックヤード側のうち、一方の側から収納される物品に関する情報と、他方の側から取り出される物品に関する情報とを入力可能とする。
【解決手段】金融機関のATMコーナー側及びバックヤード側の一方の側である第1の側に設けられる第1の扉と、ATMコーナー側及びバックヤード側の他方の側である第2の側に設けられる第2の扉と、第1の側に設けられ、第1の扉から収納される物品に関する第1の情報を入力するために操作される第1の操作部と、第2の側に設けられ、第2の扉から取り出される物品に関する第2の情報を入力するために操作される第2の操作部と、を備える、金庫装置。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
金融機関のATMコーナー側及びバックヤード側の一方の側である第1の側に設けられる第1の扉と、
前記ATMコーナー側及び前記バックヤード側の他方の側である第2の側に設けられる第2の扉と、
前記第1の側に設けられ、前記第1の扉から収納される物品に関する第1の情報を入力するために操作される第1の操作部と、
前記第2の側に設けられ、前記第2の扉から取り出される物品に関する第2の情報を入力するために操作される第2の操作部と、
を備える、金庫装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記第2の操作部は、前記第1の情報と、前記第2の扉から取り出される物品とが整合しているか否かを示す整合性判断情報を、前記第2の情報として入力するために操作される、請求項1に記載の金庫装置。
【請求項3】
前記第2の操作部は、前記第1の情報と、前記第2の扉から取り出される物品とが整合していることを示す整合情報を、前記整合性判断情報として入力するために操作される、請求項2に記載の金庫装置。
【請求項4】
前記第2の操作部は、前記第1の情報と、前記第2の扉から取り出される物品とが整合していないことを示す不整合情報を、前記整合性判断情報として入力するために操作される、請求項2に記載の金庫装置。
【請求項5】
前記第2の操作部は、前記第2の扉から取り出される物品と整合するように前記第1の情報を訂正した後の情報を、前記不整合情報として入力するために操作される、請求項4に記載の金庫装置。
【請求項6】
前記第2の操作部を操作することにより前記不整合情報が入力された旨の情報を通知する通知部を更に備える、請求項4に記載の金庫装置。
【請求項7】
前記第1の情報と前記第2の情報とが整合しているか否かを判定する判定部を更に備える、請求項1に記載の金庫装置。
【請求項8】
前記第1の情報と前記第2の情報とが整合していないと判定部により判定された場合に、その旨を通知する通知部を更に備える、請求項7に記載の金庫装置。
【請求項9】
前記第1の操作部は、前記第1の扉から収納された物品と整合するように前記第1の情報を訂正した後の情報を入力するために操作される、請求項1に記載の金庫装置。
【請求項10】
前記第1の側及び前記第2の側の一方の側に設けられ、前記第1の操作部及び前記第2の操作部のうち当該一方の側とは反対側の操作部が操作されている旨の情報を出力する出力部を更に備える、請求項1に記載の金庫装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、金庫装置及び金庫システムに関する。
続きを表示(約 3,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内函用の収納スペースを複列多段に形成してなり、各収納スペースは、天井材、床材、左右の側壁材を上下左右に配設するとともに、前面側に錠前付きの開閉扉を付設して前面側から手動による内函の搬出入を可能とし、後面側を全面開放して後面側から搬出入装置による内函の自動搬出入を可能とする貸金庫装置における内函用の収納棚が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6298698号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
金融機関のATMコーナー側及びバックヤード側のうち、一方の側から収納された物品を他方の側から取り出すだけの金庫装置では、一方の側から収納される物品に関する情報と、他方の側から取り出される物品に関する情報とを入力することはできなかった。
【0005】
本発明の目的は、金融機関のATMコーナー側及びバックヤード側のうち、一方の側から収納される物品に関する情報と、他方の側から取り出される物品に関する情報とを入力可能とすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる目的のもと、本発明は、金融機関のATMコーナー側及びバックヤード側の一方の側である第1の側に設けられる第1の扉と、ATMコーナー側及びバックヤード側の他方の側である第2の側に設けられる第2の扉と、第1の側に設けられ、第1の扉から収納される物品に関する第1の情報を入力するために操作される第1の操作部と、第2の側に設けられ、第2の扉から取り出される物品に関する第2の情報を入力するために操作される第2の操作部と、を備える、金庫装置を提供する。
第2の操作部は、第1の情報と、第2の扉から取り出される物品とが整合しているか否かを示す整合性判断情報を、第2の情報として入力するために操作される、ものであってよい。
その場合、第2の操作部は、第1の情報と、第2の扉から取り出される物品とが整合していることを示す整合情報を、整合性判断情報として入力するために操作される、ものであってよい。
その場合、第2の操作部は、第1の情報と、第2の扉から取り出される物品とが整合していないことを示す不整合情報を、整合性判断情報として入力するために操作される、ものであってもよい。また、その場合、第2の操作部は、第2の扉から取り出される物品と整合するように第1の情報を訂正した後の情報を、不整合情報として入力するために操作される、ものであってよい。金庫装置は、第2の操作部を操作することにより不整合情報が入力された旨の情報を通知する通知部を更に備える、ものであってよい。
金庫装置は、第1の情報と第2の情報とが整合しているか否かを判定する判定部を更に備える、ものであってよい。その場合、金庫装置は、第1の情報と第2の情報とが整合していないと判定部により判定された場合に、その旨を通知する通知部を更に備える、ものであってよい。
第1の操作部は、第1の扉から収納された物品と整合するように第1の情報を訂正した後の情報を入力するために操作される、ものであってよい。
金庫装置は、第1の側及び第2の側の一方の側に設けられ、第1の操作部及び第2の操作部のうち一方の側とは反対側の操作部が操作されている旨の情報を出力する出力部を更に備える、ものであってよい。
金庫装置は、第1の側及び第2の側の一方の側に設けられ、第1の扉及び第2の扉のうち一方の側とは反対側の扉が開放されている旨の情報を出力する出力部を更に備える、ものであってもよい。
金庫装置は、第1の側に設けられた第1の撮像部と、第1の撮像部により撮像された使用者の顔画像を、使用者による第1の操作部の操作内容に紐付けて記憶する第1の記憶部と、を更に備える、ものであってよい。
金庫装置は、第2の側に設けられた第2の撮像部と、第2の撮像部により撮像された使用者の顔画像を、使用者による第2の操作部の操作内容に紐付けて記憶する第2の記憶部と、を更に備える、ものであってもよい。
金庫装置は、第1の側及び第2の側のうちATMコーナー側に設けられ、第1の操作部及び第2の操作部のうちATMコーナー側の操作部の操作情報を印字する印字部を更に備える、ものであってよい。
金庫装置は、第1の扉を施解錠する第1の施解錠部と、第2の扉を施解錠する第2の施解錠部と、第1の施解錠部による解錠を電気的に行うために操作される第1の解錠操作部と、第2の施解錠部による解錠を電気的に行うために操作される第2の解錠操作部と、を更に備える、ものであってよい。その場合、金庫装置は、第1の施解錠部による解錠を非常時に機械動作により行うために操作される第1の非常時解錠操作部と、第2の施解錠部による解錠を非常時に機械動作により行うために操作される第2の非常時解錠操作部と、第1の施解錠部及び第2の施解錠部のうちATMコーナー側の施解錠部による解錠を、非常時にキー入力信号により行うために操作される第3の非常時解錠操作部と、を更に備える、ものであってよい。金庫装置は、第1の施解錠部による解錠を非常時に機械動作により行うために操作される第1の非常時解錠操作部と、第2の施解錠部による解錠を非常時に機械動作により行うために操作される第2の非常時解錠操作部と、第1の非常時解錠操作部及び第2の非常時解錠操作部のうちATMコーナー側の非常時解錠操作部を隠す小扉と、を更に備える、ものであってよい。
【0007】
本発明は、金融機関のATMコーナー側及びバックヤード側の一方の側である第1の側に設けられる第1の扉と、ATMコーナー側及びバックヤード側の他方の側である第2の側に設けられる第2の扉とを含む金庫装置と、第1の扉から収納される物品に関する第1の情報を入力するために操作される第1の操作部と、第2の扉から取り出される物品に関する第2の情報を入力するために操作される第2の操作部と、を備える、金庫システムも提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、金融機関のATMコーナー側及びバックヤード側のうち、一方の側から収納される物品に関する情報と、他方の側から取り出される物品に関する情報とを入力することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態における金庫装置の概要を示した図である。
第1の実施の形態における金庫装置の外観構成例を示す斜視図である。
第1の実施の形態における金庫装置の施解錠操作部の小扉を開いたときの外観構成例を示す図である。
第1の実施の形態における金庫装置の外観構成例を示す斜視図である。
第1の実施の形態における金庫装置の機能構成例を示すブロック図である。
第1の実施の形態における金庫装置の記憶部に記憶される収納情報を示す図である。
第1の実施の形態における金庫装置の記憶部に記憶される操作情報を示す図である。
金庫装置内に収納物が存在しない場合に表示されるメニュー画面を示す図である。
金庫装置内に収納物が存在する場合に表示されるメニュー画面を示す図である。
メニュー画面上で収納ボタンが押下された場合に金庫装置に表示される収納画面を示す図である。
メニュー画面上で収納ボタンが押下された場合の金庫装置の動作例を示したフローチャートである。
メニュー画面上で収納訂正ボタンが押下された場合に金庫装置に表示される収納訂正画面を示す図である。
メニュー画面上で収納訂正ボタンが押下された場合の金庫装置の動作例を示したフローチャートである。
メニュー画面上で取出ボタンが押下された場合に金庫装置に表示される取出画面を示す図である。
取出画面上で取出訂正ボタンが押下された場合に金庫装置に表示される取出訂正画面を示す図である。
メニュー画面上で取出ボタンが押下された場合の金庫装置の動作例を示したフローチャートである。
メニュー画面上で取出ボタンが押下された場合の金庫装置の動作例を示したフローチャートである。
第2の実施の形態における金庫システムの構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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