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公開番号2024022225
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-16
出願番号2022125654
出願日2022-08-05
発明の名称ラッチ解除装置
出願人株式会社ユーシン
代理人個人,個人
主分類E05B 85/12 20140101AFI20240208BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】ラッチ解除装置の操作レバーの視認性を向上する。
【解決手段】ラッチ解除装置20は、非常操作位置へ回動によってラッチ機構12をラッチ状態からラッチ解除に機械的に切り換えるための操作レバー30と、通常操作位置への操作レバー30の回動によってラッチ機構12をラッチ状態からラッチ解除に電気的に切り換えるためのスイッチユニット40とを備える。スイッチユニット40は、通常操作位置への操作レバー30の回動によって進退する一方、非常操作位置への操作レバー30の回動によってレバー本体30aが離間する可動部43と、後退位置への可動部43の移動によってオン状態とオフ状態が切り換わるスイッチ45とを有する。スイッチユニット40は光源46を有し、レバー本体30aは光源46の光を透光可能な光学的表示部32を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ドアから露出したレバー本体を有し、中立位置と第1操作位置との間の回動と、前記中立位置と前記第1操作位置とは反対側の第2操作位置との間の回動とが可能で、前記第2操作位置へ回動によってラッチ機構をラッチ状態からラッチ解除に機械的に切り換えるための操作レバーと、
前記第1操作位置への前記操作レバーの回動によって前記レバー本体に押圧されて進出位置から後退位置に移動する一方、前記第2操作位置への前記操作レバーの回動によって前記レバー本体が離間する可動部と、前記後退位置への前記可動部の移動によってオン状態とオフ状態が切り換わり、前記ラッチ機構をラッチ状態からラッチ解除に電気的に切り換えるためのスイッチとを有するスイッチユニットと
を備え、
前記スイッチユニットは光源を有し、
前記レバー本体は前記光源の光を透光可能な光学的表示部を有する、
ラッチ解除装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記スイッチユニットは、前記光源の光を前記可動部の外側に導く導光部材を有し、
前記レバー本体には、前記中立位置から前記第1操作位置に向かう方向に貫通した貫通孔が設けられ、
前記導光部材には、前記可動部から突出し、前記操作レバーが前記中立位置にあるときに先端部分が前記貫通孔内に位置する突出部が設けられ、
前記光学的表示部は、前記突出部の先端面によって構成されている、
請求項1に記載のラッチ解除装置。
【請求項3】
前記スイッチユニットは、前記光源の光を前記可動部の外側に導く導光部材を有し、
前記光学的表示部は、前記導光部材の対向位置に設けられ、
前記レバー本体には、前記光学的表示部以外の部分を覆うように、遮光性を有する被覆層が設けられている、
請求項1に記載のラッチ解除装置。
【請求項4】
前記光学的表示部の形状は文字状又は図柄状である、請求項3に記載のラッチ解除装置。
【請求項5】
前記スイッチユニットは、前記導光部材を前記レバー本体に向けて付勢する付勢部材を有する、請求項2から4のいずれか1項に記載のラッチ解除装置。
【請求項6】
前記導光部材は、前記可動部と一体に移動可能に設けられ、
前記付勢部材は、前記可動部を介して前記導光部材を付勢している、
請求項5に記載のラッチ解除装置。
【請求項7】
前記操作レバーは前記レバー本体の一端側に回転軸を有し、
前記光学的表示部は前記レバー本体の前記回転軸とは反対の他端側に設けられている、
請求項1から4のいずれか1項に記載のラッチ解除装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ラッチ解除装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
スイッチの操作により、アクチュエータによってラッチ機構をラッチ状態からラッチ解除に切り換えるようにした電動式のドアラッチ装置が知られている。このドアラッチ装置では、例えば車両のバッテリの容量が不足しているとき、電気的にラッチ機構をラッチ解除に切り換えられない。
【0003】
特許文献1には、ラッチ状態からラッチ解除へのラッチ機構の切り換えを、通常時には電気的に行い、非常時には機械的に行うことを可能としたラッチ解除装置が開示されている。このラッチ解除装置は、ドアに対して直交する方向に延びる軸によって回動可能な操作レバー、操作レバーの操作をラッチ機構に電気的に伝えるスイッチ、及び操作レバーの操作をラッチ機構に機械的に伝えるロッドを備える。
【0004】
操作レバーを中立位置から第1操作位置に回動させると、スイッチがオフ状態からオン状態に切り換わることで、アクチュエータが駆動する。操作レバーを中立位置から第1操作位置とは反対側の第2操作位置に回動させると、ロッドを介してラッチ機構に操作力が伝達されることで、ラッチ機構がラッチ状態からラッチ解除に切り換わる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-241765号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1のラッチ解除装置では、周囲が暗いときに操作レバーの位置確認が困難である。そのため、操作レバーの視認性向上について、特許文献1のラッチ解除装置には改良の余地がある。
【0007】
本発明は、ラッチ解除装置の操作レバーの視認性向上を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、ドアから露出したレバー本体を有し、中立位置と第1操作位置との間の回動と、前記中立位置と前記第1操作位置とは反対側の第2操作位置との間の回動とが可能で、前記第2操作位置へ回動によってラッチ機構をラッチ状態からラッチ解除に機械的に切り換えるための操作レバーと、前記第1操作位置への前記操作レバーの回動によって前記レバー本体に押圧されて進出位置から後退位置に移動する一方、前記第2操作位置への前記操作レバーの回動によって前記レバー本体が離間する可動部と、前記後退位置への前記可動部の移動によってオン状態とオフ状態が切り換わり、前記ラッチ機構をラッチ状態からラッチ解除に電気的に切り換えるためのスイッチとを有するスイッチユニットとを備え、前記スイッチユニットは光源を有し、前記レバー本体は前記光源の光を透光可能な光学的表示部を有する、ラッチ解除装置を提供する。
【0009】
ラッチ機構に電気的に接続されたスイッチユニットが光源を備え、ラッチ機構に機械的に接続された操作レバーのレバー本体が光源の光を透光可能な光学的表示部を備える。よって、周囲が暗い状況であっても操作レバーの位置を容易に確認できるため、操作レバーの視認性と操作性を向上できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明では、ラッチ解除装置の操作レバーの視認性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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