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公開番号2024057675
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164469
出願日2022-10-13
発明の名称クレセント錠
出願人大阪金具株式会社
代理人個人,個人
主分類E05B 9/08 20060101AFI20240418BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】ハンドルに備えたクレセントのZ方向の位置調整を行うねじを、回転操作し過ぎても、ねじが抜けることのないクレセント錠を提供すること。
【解決手段】台座1に配置したハンドル台2に、クレセント4を備えたハンドル3を、先端51をハンドル台2に回転自在に止着し、雄ねじ部52をハンドル3に形成した雌ねじ部31に螺合したねじ5を介して、揺動可能に、かつ、ねじ5を回転操作することにより、ねじ5の軸方向に移動可能に取り付けるようにしたクレセント錠において、ハンドル3に形成した雌ねじ部31と螺合するねじ5の先端部に、雄ねじを形成しない空回り部53を形成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
台座に配置したハンドル台に、クレセントを備えたハンドルを、先端をハンドル台に回転自在に止着し、雄ねじ部をハンドルに形成した雌ねじ部に螺合したねじを介して、揺動可能に、かつ、ねじを回転操作することにより、ねじの軸方向に移動可能に取り付けるようにしたクレセント錠において、前記ハンドルに形成した雌ねじ部と螺合するねじの先端部に、雄ねじを形成しない空回り部を形成したことを特徴とするクレセント錠。
続きを表示(約 82 文字)【請求項2】
前記ねじを、先端にプッシュナットを取り付けて、ハンドル台に回転自在に止着するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のクレセント錠。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サッシに施錠装置として取り付けられているクレセント錠の交換部品として用いることができるクレセント錠に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
サッシに施錠装置として取り付けられているクレセント錠は、サッシに合わせて製作されるため、サッシメーカーによってそのサイズ等が異なっている。
このため、長年使用してクレセント錠が破損した場合、これを新しいものと交換する必要があるが、サッシメーカー指定品以外のものを使用することは上述の理由で困難であった。
【0003】
この問題に対処するため、本件出願人は、先に、サッシメーカーによってそのサイズ等が異なっているクレセント錠の交換部品として用いることができるクレセント錠を提案した(特許文献1-2参照。)。
【0004】
このクレセント錠は、サッシに取り付けられているクレセント受けをそのまま使用し、破損したクレセント錠の交換部品として用いることができるように、例えば、図3に示す、以下に記載する構造を備えていた。
・クレセント錠をサッシに取り付けるためにサッシに形成されているビス孔をそのまま利用できるように、台座1のビス挿通孔11を長孔に形成する。これにより、ハンドル3に備えたクレセント4のY方向の位置調整が可能となる。
・台座1の幅方向に蟻溝12を形成し、ハンドル台2を蟻溝12に摺動可能に嵌挿し、固定部材13により固定するようにする。これにより、ハンドル3に備えたクレセント4のX方向の位置調整が可能となる。
・台座1に配置したハンドル台2に、クレセント4を備えたハンドル3を、先端51をハンドル台2に回転自在に止着し、雄ねじ部52をハンドル3に形成した雌ねじ部31に螺合したねじ5を介して、揺動可能に、かつ、ねじ5を回転操作することにより、ねじ5の軸方向に移動可能に取り付ける。これにより、ハンドル3に備えたクレセント4のZ方向の位置調整が可能となる。
【0005】
ところで、このクレセント錠は、図3に示す状態から、ハンドル3に備えたクレセント4のZ方向の位置調整を行うねじ5を、さらに、左回りに回転操作し過ぎると、ねじ5に引き抜き方向の力が作用し、ねじ5の先端51を、ワッシャ51aを介して、ハンドル台2に回転自在に止着したかしめ部51bが破損し、ねじ5が抜けてクレセント錠が破損するという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実公平2-43980号公報
特公平7-65414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記のクレセント錠の有する問題点に鑑み、ハンドルに備えたクレセントのZ方向の位置調整を行うねじを、回転操作し過ぎても、ねじが抜けることのないクレセント錠を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明のクレセント錠は、台座に配置したハンドル台に、クレセントを備えたハンドルを、先端をハンドル台に回転自在に止着し、雄ねじ部をハンドルに形成した雌ねじ部に螺合したねじを介して、揺動可能に、かつ、ねじを回転操作することにより、ねじの軸方向に移動可能に取り付けるようにしたクレセント錠において、前記ハンドルに形成した雌ねじ部と螺合するねじの先端部に、雄ねじを形成しない空回り部を形成したことを特徴とする。
【0009】
この場合において、前記ねじを、先端にプッシュナットを取り付けて、ハンドル台に回転自在に止着するようにすることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明のクレセント錠によれば、ハンドルに形成した雌ねじ部と螺合するねじの先端部に、雄ねじを形成しない空回り部を形成することにより、ハンドルに備えたクレセントのZ方向の位置調整を行うねじを、回転操作し過ぎても、ねじが空回りすることで、ねじが抜けることによるクレセント錠の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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