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公開番号2024044684
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022150372
出願日2022-09-21
発明の名称多連式引戸
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E05F 17/00 20060101AFI20240326BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】上吊り式の多連式引戸において、見映えを悪化させることなく隣り合う戸体を連動できるようにする。
【解決手段】上吊りされた少なくとも2つの戸体を備える多連式引戸であって、2つの戸体は見付け方向に延びるガイド溝を下端面に有し、2つの戸体は、見付け方向に移動可能な第1戸体と、第1戸体の移動に連動して見付け方向に移動可能な第2戸体と、を有し、第2戸体は、下端面の見付け方向における連動元の第1戸体側の端部に固定された連結ガイド部材を有し、連結ガイド部材は、第2戸体の下端面に固定される固定プレート部と、固定プレート部から連動元の第1戸体のガイド溝の下方に向けて延びるガイドプレート部と、ガイドプレート部の上面から突出して第1戸体のガイド溝に嵌合するガイドピンと、を有し、固定プレート部とガイドプレート部との間には段差が設けられ、固定プレート部は段差を介してガイドプレート部よりも上方に配置される。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
それぞれ見付け方向に移動可能に上吊りされた少なくとも2つの戸体を備える多連式引戸であって、
前記2つの戸体は、見付け方向に移動可能な第1戸体と、前記第1戸体の移動に連動して見付け方向に移動可能な第2戸体と、を有するとともに、見付け方向に延びるガイド溝を下端面にそれぞれ有し、
前記第2戸体は、前記下端面の見付け方向における連動元の前記第1戸体側の端部に固定された連結ガイド部材を有し、
前記連結ガイド部材は、
前記第2戸体の前記下端面に固定される固定プレート部と、
前記固定プレート部から連動元の前記第1戸体の前記ガイド溝の下方に向けて延びるガイドプレート部と、
前記ガイドプレート部の上面から突出して連動元の前記第1戸体の前記ガイド溝に嵌合するガイドピンと、を有し、
前記固定プレート部と前記ガイドプレート部との間には段差が設けられ、前記固定プレート部は、前記段差を介して前記ガイドプレート部の位置よりも上方に配置される、多連式引戸。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記固定プレート部の下面に下部ピース部材が配置され、
前記下部ピース部材と前記連結ガイド部材とは、固定ねじによって前記第2戸体の前記下端面に共締めされて固定される、請求項1に記載の多連式引戸。
【請求項3】
前記固定プレート部は、見付け方向に突出する突起部を有し、前記突起部を前記第2戸体の下桟に設けられた溝部に挿入した状態で前記第2戸体の前記下端面に固定される、請求項1又は2に記載の多連式引戸。
【請求項4】
前記ガイドプレート部は、連動元の前記第1戸体の下桟を見込み方向に挟む一対の突壁部を有する、請求項1又は2に記載の多連式引戸。
【請求項5】
前記第1戸体は、戸先側に引手を有するとともに、前記ガイド溝の戸先側の端部に、前記第2戸体の前記ガイドピンを当接させるストッパ部材を有し、
前記第2戸体の前記ガイドピンが前記第1戸体の前記ストッパ部材に当接した状態における前記第2戸体の戸先側の位置は、前記第1戸体の前記引手よりも前記第1戸体の戸尻側に配置される、請求項1又は2に記載の多連式引戸。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、多連式引戸に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数枚の移動可能な戸体を備える上吊り式の多連式引戸が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の多連式引戸は、天井に固定されたレールにそれぞれ移動可能に吊下げ支持される第一引戸と第二引戸との2つの戸体を備える。第二引戸の縦枠の下端にはガイド体が固定されている。ガイド体は、ガイド固定部、ガイド梁部及びガイド支持部からなり、ガイド固定部を縦枠の下端側面にボルト固定することによって引戸に取り付けられている。ガイド体の先端のガイド支持部は、第一引戸に向けて延び、第一引戸の枠部下端面に設けられるガイド凹部内に下方から挿入されている。これによって、第一引戸が開方向及び閉方向に移動する過程で第二引戸のガイド体が第一引戸のガイド凹部の端部に当接すると、第二引戸は、第一引戸の移動に連動して開方向及び閉方向に移動する。開口部を全開した際には、第一引戸と第二引戸とは全体にわたって重ねて配置されるため、引き残しは生じない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3190349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の多連式引戸は、ガイド体を縦枠の下端側面に固定しているため、枠体の下桟を細くすると、枠体に納められる面材がガラスである場合に、一方の引戸のガラス越しに他方の引戸のガイド体が丸見えとなり、見映えが悪くなる。さらに、縦枠を細くすると、ガイド体の取付け自体も困難になる。
【0006】
このように、従来の多連式引戸は、隣り合う戸体間の引き残し寸法を小さくできる利点を有する一方で、枠体を細くしてガラス面積を大きくした戸体を使用する場合には、見映えが悪化し、ガイド体の取付けが困難となる、という課題がある。
【0007】
本開示は、上吊り式の多連式引戸において、見映えを悪化させることなく、隣り合う戸体を連動させることができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示は、それぞれ見付け方向に移動可能に上吊りされた少なくとも2つの戸体を備える多連式引戸であって、前記2つの戸体は、見付け方向に移動可能な第1戸体と、前記第1戸体の移動に連動して見付け方向に移動可能な第2戸体と、を有するとともに、見付け方向に延びるガイド溝を下端面にそれぞれ有し、前記第2戸体は、前記下端面の見付け方向における連動元の前記第1戸体側の端部に固定された連結ガイド部材を有し、前記連結ガイド部材は、前記第2戸体の前記下端面に固定される固定プレート部と、前記固定プレート部から連動元の前記第1戸体の前記ガイド溝の下方に向けて延びるガイドプレート部と、前記ガイドプレート部の上面から突出して連動元の前記第1戸体の前記ガイド溝に嵌合するガイドピンと、を有し、前記固定プレート部と前記ガイドプレート部との間には段差が設けられ、前記固定プレート部は、前記段差を介して前記ガイドプレート部の位置よりも上方に配置される、多連式引戸に関する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
多連式引戸の正面図である。
多連式引戸の縦断面図である。
多連式引戸における先導戸体の正面図である。
多連式引戸における先導戸体の底面図である。
先導戸体の戸先側の端部ピースの分解斜視図である。
先導戸体の戸尻側の端部ピースの分解斜視図である。
中間従動戸体及び後尾従動戸体の正面図である。
中間従動戸体及び後尾従動戸体の底面図である。
中間従動戸体及び後尾従動戸体の戸先側の端部ピースの分解斜視図である。
連結ガイド部材を上面側から見た斜視図である。
連結ガイド部材を戸体の見付け方向から見た図である。
戸体を全閉した状態を示す多連式引戸の底面図である。
戸体を全開した状態を示す多連式引戸の戸先側の底面図である。
戸体を全閉した状態の多連式引戸の下端部を戸体の見付け方向から見た図である。
他の実施形態に係る連結ガイド部材を備える戸体の下端部を見付け方向から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の多連式引戸の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。多連式引戸1は、図1に示すように、例えば、建物内の仕切り壁に形成された開口部100に開閉可能に設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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