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公開番号2024049093
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022155354
出願日2022-09-28
発明の名称火災感知器
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人エビス国際特許事務所
主分類G08B 17/00 20060101AFI20240402BHJP(信号)
要約【課題】建造物に取り付ける際等に種類を判別しやすい火災感知器を提供することを課題とする。
【解決手段】取り付け方向である背面側または側面側に形式および性能を記載した火災感知器であって、前記形式および性能を示す機能の一部を示す略号を、前記背面側または側面側において、前記形式および性能の記載の近傍に記載したことを特徴とする。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
取り付け方向である背面側または側面側に形式および性能を記載した火災感知器であって、
前記形式および性能を示す機能の一部を示す略号を、前記背面側または側面側において、前記形式および性能の記載の近傍に記載したことを特徴とする火災感知器。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記略号は、接続する火災受信機の種類に対応する型を示す文字と、直接の検知対象を示す文字と、感度の別を示す文字を並べたものであることを特徴とする請求項1に記載された火災感知器。
【請求項3】
前記形式および性能は、文字部を着色した文字で記載され、
前記略号は、文字部を着色せず、周囲を着色した抜き文字で記載されており、並べた文字の間は着色されて繋がっていることを特徴とする請求項2に記載された火災感知器。
【請求項4】
前記形式および性能は、文字部を着色した文字で記載され、
前記略号は、文字部を着色せず、周囲を着色した抜き文字で記載されていることを特徴とする請求項1に記載された火災感知器。
【請求項5】
前記略号の文字は、前記形式および性能の記載の文字よりも2~4倍の大きさのフォントで記載されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載された火災感知器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、火災感知器に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、銘板シールが貼り付けられた火災感知器が記載されている。火災感知器を建造物に取り付ける際には、建造物の天井板等に予め取付ベースを取り付けておく場合が多い。そして、取付ベースに火災感知器を固定する。特許文献1の銘板シールは、光電式煙感知器の取付ベース側に装着されている。
【0003】
火災感知器には、P型、R型等の受信機との伝送方式の違いによる形式や、煙感知器と熱感知器等の感知対象の違い等により、いくつかの種類がある。これらの火災感知器は、取り付ける場所により種類を決定して取り付けられる。火災感知器には、特許文献1、2のように銘板シール等が貼り付けられる。銘板シールには型番等が記載されており、火災感知器の種類を確認できるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-134860号公報
【0005】
特開2010-102420号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
火災感知器は、仕上げの段階で建造物に取り付けられる。その際には、多くの種類の火災感知器から必要な種類のものを選択して建造物へ配送する。選択作業の際には、火災感知器の銘板シール等に記載された型番を頼りに感知器の種類を判別する。しかし、銘板シール等に記載された型番や形式、性能等の表示は文字数が多いうえ、感知器本体に貼付される銘板シールの文字が細かいため、火災感知器の種類を認識しにくかった。
【0007】
また、異なった種類の火災感知器について、取り付ける取付ベースが共通になっている場合がある。共通にすると、取付ベースの種類を少なくすることができ、在庫管理や製造コスト等でメリットがある。しかし、間違った種類の火災感知器をベース部材に取り付けてしまう可能性があるため、銘板シール等に記載された型番をカタログで照会したり、形式や性能等の表示により種類を確認する必要がある。確認を行わずに火災感知器設置後の初期試験を行えば間違いは発見されるが、初期試験後に取り替える作業が発生し、作業効率が低下してしまう。
【0008】
本発明は、建造物に取り付ける際等に種類を判別しやすい火災感知器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態における火災感知器は、取り付け方向である背面側に形式(型式と同義として用いる)および性能を記載した火災感知器であって、前記形式および性能を示す機能の一部を示す略号を、前記背面側において、前記形式および性能の記載の近傍に記載したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、建造物に取り付ける際に種類を判別しやすい火災感知器を提供することができる。そして、配送のための火災感知器の選択作業や、火災感知器を取付ベースに取り付ける際の確認作業等が容易になり、作業効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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