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公開番号2024046151
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151369
出願日2022-09-22
発明の名称車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B60W 10/08 20060101AFI20240327BHJP(車両一般)
要約【課題】内燃機関の始動時における電動機の出力を抑制することが可能な車両の制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】電動機によって内燃機関を始動させる車両の制御装置であって、所定の条件が成立したか判定する判定部と、前記条件が成立したと判定された場合、前記電動機による内燃機関の始動時における前記内燃機関の回転数の変化率を取得する取得部と、前記回転数の変化率に基づいて、前記電動機の出力を設定する出力設定部と、を具備する車両の制御装置。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
電動機によって内燃機関を始動させる車両の制御装置であって、
所定の条件が成立したか判定する判定部と、
前記条件が成立したと判定された場合、前記電動機による内燃機関の始動時における前記内燃機関の回転数の変化率を取得する取得部と、
前記回転数の変化率に基づいて、前記電動機の出力を設定する出力設定部と、を具備する車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
内燃機関の出力トルクの特性の差異が燃料に起因することを検出する技術が開発されている(例えば特許文献1など)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-076042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電動機によって内燃機関を始動させることがある。電動機の出力が大きいと、電力の消費量が増加し、燃費が悪化する。そこで、内燃機関の始動時における電動機の出力を抑制することが可能な車両の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的は、電動機によって内燃機関を始動させる車両の制御装置であって、所定の条件が成立したか判定する判定部と、前記条件が成立したと判定された場合、前記電動機による内燃機関の始動時における前記内燃機関の回転数の変化率を取得する取得部と、前記回転数の変化率に基づいて、前記電動機の出力を設定する出力設定部と、を具備する車両の制御装置によって達成することができる。
【発明の効果】
【0006】
内燃機関の始動時における電動機の出力を抑制することが可能な車両の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は本実施形態に係るハイブリッド車両の概略構成図である。
図2はECUが実行する処理を例示するフローチャートである。
図3(a)はタイムチャートを例示する図である。図3(b)は上昇勾配と出力の目標値との関係を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は本実施形態に係る車両1の概略構成図である。車両1は、ハイブリッド車両であり、ECU(Electronic Control Unit)50、エンジン10(内燃機関)、第1モータジェネレータ(以下「第1MG(Motor Generator)」と称する)14、第2モータジェネレータ(以下「第2MG」と称する)15、PCU(Power Control Unit)17、バッテリ18、動力分割機構20、伝達機構22、減速機構24、および駆動輪26を含む。エンジン10はガソリンエンジンでもよいし、ディーゼルエンジンでもよい。エンジン10、第1MG14、および第2MG15は、車両1の走行用動力源である。
【0009】
第1MG14および第2MG15は電動機および発電機として機能する。第1MG14および第2MG15は、駆動電力が供給されることによりトルクを出力し、トルクが与えられることにより回生電力を発生させる。第1MG14および第2MG15は例えば交流回転電機である。交流回転電機は、例えば永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。
【0010】
第1MG14および第2MG15は、PCU17を介してバッテリ18に電気的に接続されている。PCU17は、第1MG14または第2MG15において発電された回生電力を用いてバッテリ18を充電し、バッテリ18の充電電力を用いて第1MG14または第2MG15を駆動する。PCU17は、第1MG14と電力を授受する第1インバータ、第2MG15と電力を授受する第2インバータ、およびコンバータを含む。コンバータは、バッテリ18の電力を昇圧して第1および第2インバータに供給し、第1および第2インバータから供給される電力を降圧してバッテリ18に供給する。第1インバータは、コンバータからの直流電力を交流電力に変換して第1MG14に供給し、第1MG14からの交流電力を直流電力に変換してコンバータに供給する。第2インバータは、コンバータからの直流電力を交流電力に変換して第2MG15に供給し、第2MG15からの交流電力を直流電力に変換してコンバータに供給する。
(【0011】以降は省略されています)

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