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公開番号2024043172
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148207
出願日2022-09-16
発明の名称自動車盗難防止装置
出願人株式会社伍士興業
代理人個人
主分類B60R 25/01 20130101AFI20240322BHJP(車両一般)
要約【課題】
ブレーキペダル30をロックすることで、車両の盗難を防止する。
【解決手段】
箱体を作り、その箱体2の一面に開口部4を設ける。この開口部4を介してブレーキペダル30を被挿する。そしてブレーキペダル30を箱体2内に固定する。ブレーキペダル30の固定は、箱体2の内部に配された下部ロックアーム14を動かす固定装置10に用いられる。固定装置10は底面5上に立設する一対の立壁面11,11と、この立壁面11,11に横架し回転自在の回転軸12と、この回転軸12に固着の下部ロックアーム14,14より成り、前記下部ロックアーム14,14の揺動により、内部に挿入されたペダル30を固定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内部に空間を持つ箱体と、この箱体の一方にペダルを出し入れする開口部とを備え、前記箱体内にあって、ペダルを拘束する下部ロックアームと、この下部ロックアームは基端を回転軸に固着され、この回転軸を支点として回動させる固定装置と、前記回転軸は前記箱体の内側に配置された一対の立壁面に支えられ、前記箱体の外側に配された鍵付きのロックレバーにより回転されることを特徴とする自動車盗難防止装置。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記箱体は、前記一対の立壁面が内側で底面上に間隔を持って立設される二重構造とし、前記立壁面間に前記回転軸を取り付けると共に、前記ロックアームの回動位置を規制する下部ロックアームストッパーと、ペダルの挿入位置を規制する挿入位置規制レバーとが横架されたことを特徴とする請求項1記載の自動車盗難防止装置。
【請求項3】
前記箱体の底面で前記開口部側に、前記鍵付のロックレバーと連動して動かされる隙間調整部を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動車盗難防止装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、自動車のペダル装置を覆い当該ペダル装置の踏み込み操作を拘束する自動車盗難防止装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
駐車中の自動車の盗難防止装置は、自動車内へ侵入者を感知して警報を発生させるものや、自動車の車輪に拘束具を取り付けるものなど、様々なものがある。また、運転席に設けられている運転に必要な装置を拘束することで、盗難防止を行うものとして、特開2002-178878(特許文献1)を見ることができる。
【0003】
この特許文献1に示す盗難防止装置は、ペダル装置を覆い使用時にこのペダル装置に係合する係合具を有し、かつフロアや壁に支持された箱形部材を用いて、ペダル装置の動きを拘束している。
オートマティックトランスミッション駆動の自動車においてエンジンの始動は、ブレーキペダルを踏みこんで行われるシステムであり、踏み込みできなければ、エンジンが稼働できず、盗難防止効果を発揮する。
【0004】
また、アクセルペダルも踏み込まなければ、エンジンの駆動回転数が上がらず操作はできない。当然ながら、マニュアルミッション車では、クラッチペダルを踏みこまなければ、同様にエンジンの駆動ができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-178878号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述公知の特許文献では、箱状のカバー体を用いているが、カバー体が水平方向に接合面を持つ、2つの筒状の部材より成り、この接合面を介して挟み込むが、自動車のインストルメントパネル下の自動車のフロアに広げてから、ペダルを挟み込み作業をしなければならず、ほかの機器と干渉し装着しにくい。
【0007】
また、装着されたとしても、箱状のカバー体の接合面が露骨に見え、その部分にバールなどの工具を差し込めば、カバー体を破壊することが容易であり、盗難防止効果を期待できない。
【0008】
そこで、この発明は、ペダルを覆って固定しまい、しかも狭い場所である運転座席下でも容易に装着することができると共に、内部に配設された固定装置が外部から破壊しにくい構造の自動車盗難防止装置を提供しようとするものである。
【0009】
このため、この発明に係る自動車盗難防止装置は、内部に空間を持つ箱体と、この箱体の一方にペダルを出し入れする開口部とを備え、前記箱体内にあって、ペダルを拘束する下部ロックアームと、この下部ロックアームは基端を回転軸に固着され、この回転軸を支点として回動させる固定装置と、前記回転軸は前記箱体の内側に配された一対の立壁面に支えられ、前記箱体の外側に配された鍵付のロックレバーにより回転されることにある(請求項1)。
【0010】
よって、自動車の所有者は、車内のインストルメントパネル下に箱体をその握部を持って行き、その開口部をエンジンルーム側に向け、開口部からペダルを被挿する。それから、箱体の外側(実施例では右側面)にある鍵付きのロックレバーを回転させ、もって内部の下部ロックアームを揺動させ、ペダルを下方より箱体内部に固定する。これにより、ペダルは下部ロックアームにより、箱体の内部の固定装置に固定される。
(【0011】以降は省略されています)

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