TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024044414
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022149917
出願日2022-09-21
発明の名称金属空気電池
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H01M 12/08 20060101AFI20240326BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】空気極が変形することを抑制することができ、負極活物質の利用率を高くすることができる金属空気電池を提供する。
【解決手段】金属空気電池は、開口が形成され、前記開口の周縁に沿う接合領域を有する外装体と、前記接合領域に接合され、前記開口を塞ぐ撥水膜と、前記撥水膜の内側主面上に配置される空気極と、セパレータと、前記外装体内にあり前記セパレータを挟んで前記空気極と対向する負極室内に配置される負極活物質と、前記負極室内に配置され、額縁状の形状を有し、平面視において前記接合領域と重なる部分を備える枠部材と、を備える。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
開口が形成され、前記開口の周縁に沿う接合領域を有する外装体と、
前記接合領域に接合され、前記開口を塞ぐ撥水膜と、
前記撥水膜の内側主面上に配置される空気極と、
セパレータと、
前記セパレータを挟んで前記空気極と対向する負極室内に配置される負極活物質と、
前記負極室内に配置され、額縁状の形状を有し、平面視において前記接合領域と重なる部分を備える枠部材と、
を備える金属空気電池。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記枠部材は、平面視において前記空気極の周縁部と重なる部分を備える
請求項1に記載の金属空気電池。
【請求項3】
前記枠部材は、平面視において前記接合領域と重なる範囲の外側に配置される部分を備える
請求項1又は2に記載の金属空気電池。
【請求項4】
前記枠部材は、平面視において前記空気極と重なる範囲の外側に配置される部分を備える
請求項1から3までのいずれかに記載の金属空気電池。
【請求項5】
前記枠部材にスリットが形成される
請求項1から4までのいずれかに記載の金属空気電池。
【請求項6】
前記スリットは、前記負極集電体を挟む
請求項5に記載の金属空気電池。
【請求項7】
前記スリットは、前記負極集電体の周縁部を挟む
請求項6に記載の金属空気電池。
【請求項8】
前記枠部材に、前記枠部材の枠外から前記枠部材の枠内に至る貫通孔が形成される
請求項1から7までのいずれかに記載の金属空気電池。
【請求項9】
前記枠部材は、曲面であるエッジを有する
請求項1から8までのいずれかに記載の金属空気電池。
【請求項10】
前記枠部材は、耐アルカリ性を有する樹脂からなる
請求項1から9までのいずれかに記載の金属空気電池。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、金属空気電池に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
金属空気電池は、多くの場合は、外装体、正極及び負極活物質を備える。外装体には、開口が形成される。正極及び負極活物質は、外装体に収容される。
【0003】
特許文献1は、金属空気電池を開示する。当該金属空気電池においては、金属電極と正極との間にスペーサが設けられる(要約)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-15634号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
外装体、正極及び負極活物質を備える金属空気電池が製造される際には、多くの場合は、流体である負極活物質が外装体内に注入される。
【0006】
外装体が変形可能である場合は、負極活物質が外装体内に注入された後に、正極が変形することがある。正極が変形した場合は、外装体内で起こる電池反応が不均一になることがある。また、正極が変形した場合は、金属空気電池が放電を行う際に負極活物質の利用率が低くなることがある。
【0007】
また、開口と重なる範囲の外側は、外装体内で起こる電池反応に寄与しない。このため、当該外側に存在する負極活物質は、当該電池反応に寄与しない。このため、当該外側に多くの負極活物質が存在する場合は、負極活物質の利用率が低くなることがある。
【0008】
本開示は、これらの問題に鑑みてなされた。本開示の一態様は、例えば、空気極が変形することを抑制することができ、負極活物質の利用率を高くすることができる金属空気電池を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様の金属空気電池は、開口が形成され、前記開口の周縁に沿う接合領域を有する外装体と、前記接合領域に接合され、前記開口を塞ぐ撥水膜と、前記撥水膜の内側主面上に配置される空気極と、セパレータと、前記セパレータを挟んで前記空気極と対向する負極室内に配置される負極活物質と、前記負極室内に配置され、額縁状の形状を有し、平面視において前記接合領域と重なる部分を備える枠部材と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態の金属空気電池を模式的に図示する平面図である。
第1実施形態の金属空気電池を模式的に図示する断面図である。
第1実施形態の金属空気電池の一部を模式的に図示する拡大断面図である。
第1実施形態の第1変形例の金属空気電池を模式的に図示する断面図である。
第1実施形態の第2変形例の金属空気電池を模式的に図示する断面図である。
第1実施形態の金属空気電池に備えられる枠部材を模式的に図示する斜視図である。
第1実施形態の金属空気電池に備えられる枠部材及び負極集電体を模式的に図示する断面図である。
第1実施形態の金属空気電池に備えられる枠部材を模式的に図示する斜視図である。
第1実施形態の金属空気電池に備えられる枠部材及び負極集電体を模式的に図示する断面図である。
第1実施形態の金属空気電池に備えられる枠部材を模式的に図示する斜視図である。
第1実施形態の金属空気電池に備えられる枠部材及び負極集電体を模式的に図示する断面図である。
第1実施形態の金属空気電池に備えられる枠部材を模式的に図示する斜視図である。
第1実施形態の金属空気電池に備えられる枠部材を模式的に図示する斜視図である。
第1実施形態の金属空気電池に備えられる枠部材を模式的に図示する斜視図である。
第1実施形態の金属空気電池に備えられる枠部材を模式的に図示する斜視図である。
第1実施形態の金属空気電池の製造の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の金属空気電池の製造の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の金属空気電池の製造の途上で作製される中間品を模式的に図示する平面図である。
第1実施形態の金属空気電池の製造の途上で作製される中間品を模式的に図示する平面図である。
第1実施形態の金属空気電池の製造の途上で作製される中間品を模式的に図示する平面図である。
第1実施形態の金属空気電池の製造の途上で作製される中間品を模式的に図示する平面図である。
第1実施形態の金属空気電池の製造の途上で作製される中間品を模式的に図示する平面図である。
第1実施形態の金属空気電池の製造の途上で作製される中間品を模式的に図示する平面図である。
第1実施形態の金属空気電池の製造の途上で作製される中間品を模式的に図示する平面図である。
第1実施形態の金属空気電池の製造の途上で作製される中間品を模式的に図示する平面図である。
第1実施形態の金属空気電池の製造の途上で作製される中間品を模式的に図示する平面図である。
第1実施形態の金属空気電池の製造の途上で作製される中間品を模式的に図示する断面図である。
第1実施形態の金属空気電池の製造の途上で作製される中間品を模式的に図示する平面図である。
第1実施形態の金属空気電池の製造の途上で作製される中間品を模式的に図示する平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

エイブリック株式会社
半導体装置
20日前
ローム株式会社
半導体装置
19日前
東京パーツ工業株式会社
コイル装置
7日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
20日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
20日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
15日前
株式会社GSユアサ
蓄電設備
19日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子
6日前
株式会社村田製作所
コイル部品
20日前
KOA株式会社
電子部品
20日前
株式会社村田製作所
コイル部品
20日前
NTN株式会社
圧粉磁心
5日前
キヤノン株式会社
液滴吐出装置
5日前
株式会社村田製作所
コイル部品
20日前
三菱電機株式会社
半導体ウエハ
21日前
ローム株式会社
半導体装置
14日前
シャープ株式会社
通信装置
15日前
住友電気工業株式会社
半導体装置
12日前
トヨタ紡織株式会社
加湿器
5日前
三菱電機株式会社
半導体装置
13日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
21日前
富士電機株式会社
半導体装置
今日
ヒロセ電機株式会社
同軸端子
13日前
三菱電機株式会社
半導体装置
5日前
株式会社東芝
半導体装置
15日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
20日前
富士電機株式会社
炭化珪素半導体装置
22日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
14日前
ニチコン株式会社
フィルムコンデンサ
今日
日本特殊陶業株式会社
サセプタ
5日前
TDK株式会社
電子部品
13日前
TDK株式会社
電子部品
19日前
TDK株式会社
電子部品
19日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
20日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
5日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
14日前
続きを見る