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公開番号2024040633
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145102
出願日2022-09-13
発明の名称ショッピングカート
出願人株式会社オカムラ,東芝テック株式会社,エナックス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B62B 5/00 20060101AFI20240318BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ショッピングカートの収納置場の設備を簡素化することができるショッピングカートを提供すること。
【解決手段】前後方向にネスティング可能なカート本体には、商品の決済処理に使用される電子機器に電力を供給するバッテリーが設けられるとともに、外部電源装置の送電側接続部に電気的に接続可能な受電側接続部40a、40bが前面側に設けられ、このカートにネスティングされる後続のカートの受電側接続部40a、40bに対して電力を供給する送電側接続部41a、41bが、受電側接続部40a、40bの後面側に設けられており、受電側接続部40a、40bおよび送電側接続部41a、41b各々には、カート間の相対的な位置を決定するための磁石MGn、MGsが設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
前後方向にネスティング可能なショッピングカートであって、
カート本体には、商品の決済処理に使用される電子機器に電力を供給するバッテリーが設けられるとともに、外部電源に電気的に接続可能な受電部が前面側に設けられ、このショッピングカートにネスティングされる別のショッピングカートの前記受電部に対して電力を供給する送電部が前記受電部の後面側に設けられており、
前記受電部および前記送電部各々には、相対的な位置を保持可能な磁石が設けられていることを特徴とするショッピングカート。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記送電部は、退避位置と突出位置との間で移動可能に設けられ、付勢手段により前記突出位置側に向けて付勢されていることを特徴とする請求項1に記載のショッピングカート。
【請求項3】
前記送電部は、後側に向けて別個に突出する左右の接続部を有し、該左右の接続部各々の先端面に配線の接続端子が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のショッピングカート。
【請求項4】
前記左右の接続部は、これらを連結する部材で一体に形成され、該部材は、左右に設けられた前記付勢手段により後側に向けて付勢されていることを特徴とする請求項3に記載のショッピングカート。
【請求項5】
前記受電部および前記送電部各々には、配線の接続端子が上下方向に向けて延設されていることを特徴とする請求項1に記載のショッピングカート。
【請求項6】
前記送電部から前記受電部への電力の供給は、所定の接続条件の成立に基づいて開始されることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載のショッピングカート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主にスーパーマーケットやショッピングモールなどの店舗で利用されるショッピングカートに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スーパーマーケットやショッピングモールなどの店舗においては、店舗内に設けられたレジにて、店員または来店客により決済処理が行われるため、例えば、繁忙時間帯などでは決済待ちの来店客がレジに集中し、来店客を長時間待たせてしまうだけでなく、決済処理を行う店員の作業負荷が大きいという問題がある。
【0003】
そこで、ショッピングカートに、商品情報を読取り可能な読取装置や、決済情報等を表示可能な表示装置などの電子機器と、これら電子機器に電力を供給するバッテリーとを搭載し、来店客が商品を選択した際に商品情報をその場で読取ることで、レジに行かなくても決済処理を行うことができるシステムが提案されている。
【0004】
この種のシステムに用いるショッピングカートにおいては、電子機器にバッテリーから電力が供給されており、バッテリーへの充電が必要である。例えば、各ショッピングカートに受電装置を設ける一方で、複数のショッピングカートが収納されるカート収納置場に複数の送電装置を設け、カート収納置場にショッピングカートが収納されたときに、各ショッピングカートの受電装置がカート収納置場の送電装置に対向して、送電装置から受電装置を介してバッテリーに電力が供給されるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-32815号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1に記載されたショッピングカートは、ショッピングカートごとに個別の送電装置から電力を供給するため、カート収納置場の側部に複数の送電装置を並設する必要があり、カート収納置場の設備を簡素化することができないという問題がある。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、ショッピングカートの収納置場の設備を簡素化することができるショッピングカートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明のショッピングカートは、
前後方向にネスティング可能なショッピングカートであって、
カート本体には、商品の決済処理に使用される電子機器に電力を供給するバッテリーが設けられるとともに、外部電源に電気的に接続可能な受電部が前面側に設けられ、このショッピングカートにネスティングされる別のショッピングカートの前記受電部に対して電力を供給する送電部が前記受電部の後面側に設けられており、
前記受電部および前記送電部各々には、相対的な位置を保持可能な磁石が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、カート収納置場の外部電源に電気的に接続される最前のショッピングカートに別のショッピングカートを順次収納することにより、一つの電源で複数のショッピングカートに搭載のバッテリーを充電できるので、カートごとの電源が不要となりカート収納置場の設備を簡素化することができる。また、ネスティング状態のときに外力等を受けて受電部と送電部との電気的な接続が簡単に解除されることを防止することができる。
【0009】
前記送電部は、退避位置と突出位置との間で移動可能に設けられ、付勢手段により前記突出位置側に向けて付勢されていることを特徴としている。
この特徴によれば、送電部は後側に突出することで、来店客や他のショッピングカートとの接触が防止されるとともに、送電部は移動可能であることからネスティングしたときの衝撃で破損することが防止される。
【0010】
前記送電部は、後側に向けて別個に突出する左右の接続部を有し、該左右の接続部各々の先端面に配線の接続端子が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、2つの接続端子が左右の接続部に独立して設けられるので、ネスティングする際に送電部が他のショッピングカートの受電部に確実に接触しやすくなっている。
(【0011】以降は省略されています)

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