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公開番号2024040596
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145036
出願日2022-09-13
発明の名称情報処理装置及びプログラム
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G09B 7/02 20060101AFI20240318BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】文字列による解答の採点を支援する。
【解決手段】情報処理装置は、まず、問題の模範解答である文字列に関する模範解答情報を取得する。また、情報処理装置は、学習者による問題の解答である文字列に関する解答情報を取得する。取得した模範解答情報、及び、解答情報に基づいて、情報処理装置は、模範解答と解答との類似度を算出する。そして、情報処理装置は、複数の解答を算出した類似度に基づいて出力する。このように、複数の解答を類似度に基づいて出力することで、文字列による解答の採点を効果的に支援することができる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項１】
問題の模範解答である文字列に関する模範解答情報を取得する模範解答情報取得部と、
学習者による前記問題の解答である文字列に関する解答情報を取得する解答情報取得部と、
前記模範解答情報、及び、前記解答情報に基づいて、前記模範解答と前記解答との類似度を算出する類似度算出部と、
複数の解答を前記類似度に基づいて出力する出力部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示（約 720 文字）【請求項２】
前記出力部は、複数の解答を類似度順に並び替えて出力する請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記出力部は、前記解答近傍に当該解答の類似度を表示して出力する請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記文字列は、１つ以上の文字から構成される単語、又は、複数の単語から構成される文章である請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記類似度の算出において寄与が所定値より大きい文字に関する情報を要因情報として取得する要因情報取得部と、
前記出力部は、前記要因情報に基づいて、前記解答の文字列に含まれる文字、又は、単語を強調表示する請求項４に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記出力部は、前記解答の文字列である文章において、前記模範解答の文字列と類似する単語を強調表示する請求項５に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記類似度の閾値に基づいて、前記解答の文字列を採点する採点部を備える請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項８】
コンピュータを備える情報処理装置により実行されるプログラムであって、
問題の模範解答である文字列に関する模範解答情報を取得する模範解答情報取得部、
学習者による前記問題の解答である文字列に関する解答情報を取得する解答情報取得部、
前記模範解答情報、及び、前記解答情報に基づいて、前記模範解答と前記解答との類似度を算出する類似度算出部、
複数の解答を前記類似度に基づいて出力する出力部、
として前記コンピュータを機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、記述式問題の採点を支援する技術に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、テストの自動採点を行うシステムが知られている。特許文献１には、スキャナーが読み取った解答用紙の画像と、記憶デバイスに記憶されている解答集とを照合して自動採点を行うシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－２１１４９７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
記述式問題は学習者が文章で解答するが、採点者は、模範解答にあるポイントが解答に含まれているかを確認して採点する必要があり、大きな負担となっていた。
【０００５】
本発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、文字列による解答の採点を支援する情報処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の１つの観点では、問題の模範解答である文字列に関する模範解答情報を取得する模範解答情報取得部と、学習者による前記問題の解答である文字列に関する解答情報を取得する解答情報取得部と、前記模範解答情報、及び、前記解答情報に基づいて、前記模範解答と前記解答との類似度を算出する類似度算出部と、複数の解答を前記類似度に基づいて出力する出力部と、を備える。この態様によれば、情報処理装置は、文字列による解答を、模範解答との類似度に基づいて出力することができる。よって、文字列による解答の採点を効果的に支援することができる。
【０００７】
上記の情報処理装置の一態様では、前記出力部は、複数の解答を類似度順に並び替えて出力する。この態様によれば、情報処理装置は、文字列による学習者の解答を、模範解答との類似度順に並び替えて出力することができる。
【０００８】
上記の情報処理装置の一態様では、前記出力部は、前記解答近傍に当該解答の類似度を表示して出力する。これによれば、文字列による学習者の解答と、当該解答の模範解答との類似度とを確認しやすいように表示することができるため、採点を効果的に支援することができる。
【０００９】
上記の情報処理装置の一態様では、前記文字列は、１つ以上の文字から構成される単語、又は、複数の単語から構成される文章である。この態様によれば、情報処理装置は、学習者による解答が単語又は文章のいずれであっても、類似度に基づいて解答を並び替えて出力することができ、採点を支援することができる。
【００１０】
上記の情報処理装置の一態様では、前記類似度の算出において寄与が所定値より大きい文字に関する情報を要因情報として取得する要因情報取得部と、前記出力部は、前記要因情報に基づいて、前記解答の文字列に含まれる文字、又は、単語を強調表示する。この態様によれば、情報処理装置は、要因情報に基づいて、解答毎に類似度算出の根拠となった文字、又は、単語を強調表示することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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