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公開番号2024039493
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022144092
出願日2022-09-09
発明の名称搬送器材
出願人個人
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類B63C 9/06 20060101AFI20240314BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】水中で要救助者を搬送すること。
【解決手段】本開示に係る搬送器材は、要救助者を収容する収容体と、前記収容体に水圧がかかるときに前記収容体の内部の空気を排出可能な抜気弁と、を備える。本開示に係る搬送器材によれば、収容体に収容された要救助者の呼吸を確保しつつ、浮力となる余分な空気を排気弁から排出しながら搬送器材を水中へ引き込むことが可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
要救助者を収容する収容体と、
前記収容体に水圧がかかるときに前記収容体の内部の空気を排出可能な抜気弁と
を備えることを特徴とする搬送器材。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
請求項1に記載の搬送器材であって、
前記抜気弁は、前記要救助者の頭頂側に配置されている、
ことを特徴とする搬送器材。
【請求項3】
請求項2に記載の搬送器材であって、
2つの前記抜気弁が、前記収容体の左右方向に離れて配置されている、
ことを特徴とする搬送器材。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の搬送器材であって、
前記要救助者の足先側に別の抜気弁が配置されている、
ことを特徴とする搬送器材。
【請求項5】
請求項1に記載の搬送器材であって、
前記収容体は、前記要救助者に空気を供給するボンベを収容可能である、
ことを特徴とする搬送器材。
【請求項6】
請求項1又は5に記載の搬送器材であって、
前記収容体は、ボンベを固定するボンベ固定部を有する、
ことを特徴とする搬送器材。
【請求項7】
請求項6に記載の搬送器材であって、
前記ボンベ固定部は、前記要救助者の足の間で前記ボンベを固定可能である、
ことを特徴とする搬送器材。
【請求項8】
請求項7に記載の搬送器材であって、
前記ボンベ固定部は、前記ボンベのファーストステージ部を足先側に向けた状態で前記ボンベを固定可能である、
ことを特徴とする搬送器材。
【請求項9】
請求項1又は5に記載の搬送器材であって、
前記収容体は、ボンベの残圧を計測する残圧計を確認するための窓を有する、
ことを特徴とする搬送器材。
【請求項10】
請求項1又は5に記載の搬送器材であって、
ボンベから空気を所定流量で供給するレギュレータを更に有する、
ことを特徴とする搬送器材。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送器材に関する。
続きを表示(約 880 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、津波や水害等の非常時にヒトを収容するための収容カプセルが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-331660号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載の収容カプセルは、水に浮くように構成されている。このように水に浮くように構成された搬送器材は、要救助者を水中で搬送する状況下では浮力が強く作用してしまう。このため、水に浮くように構成された搬送器材は、水中での要救助者の搬送に用いることができない。
【0005】
本発明は、水中で要救助者を搬送することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための発明は、要救助者を収容する収容体と、前記収容体に水圧がかかるときに前記収容体の内部の空気を排出可能な抜気弁とを備えることを特徴とする搬送器材である。
【0007】
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、水中で要救助者を搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1A~図1Dは、本実施形態に係る搬送器材1の説明図である。
図2は、開いた状態の搬送器材1の説明図である。
図3は、要救助者を収容した状態で開いた状態の搬送器材1の説明図である。
図4A及び図4Bは、要救助者を収容した状態で閉じた状態の搬送器材1の説明図である。
図5は、搬送器材1に収容した要救助者を水中で搬送する様子の説明図である。
図6は、マスク35の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
===本実施形態===
(【0011】以降は省略されています)

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