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公開番号2024037238
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-19
出願番号2022141925
出願日2022-09-07
発明の名称ニッパー
出願人株式会社ツノダ
代理人個人
主分類B26B 17/00 20060101AFI20240312BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】基材に突設した被切断物を容易に根元からきれいに切断することができるニッパーを提供することを目的とする。
【解決手段】先端側に一対の刃部1からなる切断作業部2が設けられ、基端側に一対の把持部3からなる操作部4が設けられ、前記操作部4の操作により前記刃部1が開閉動し該刃部1で被切断物Aを切断するニッパーであって、前記一対の刃部1は、それぞれ表面1aが湾曲状若しくは上がり傾斜状に形成され、さらに、前記刃部1の表面内側には該刃部1の先端から基端に向かう帯状の水平面部5が設けられているニッパー。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
先端側に一対の刃部からなる切断作業部が設けられ、基端側に一対の把持部からなる操作部が設けられ、前記操作部の操作により前記刃部が開閉動し該刃部で被切断物を切断するニッパーであって、前記一対の刃部は、それぞれ表面が湾曲状若しくは上がり傾斜状に形成され、さらに、前記刃部の表面内側には該刃部の先端から基端に向かう帯状の水平面部が設けられていることを特徴とするニッパー。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
請求項1記載のニッパーにおいて、前記一対の刃部は、それぞれ切断刃が設けられ、前記水平面部は、前記各切断刃に沿って設けられていることを特徴とするニッパー。
【請求項3】
請求項1記載のニッパーにおいて、前記一対の刃部は、一方の刃部に切断刃が設けられ、他方の刃部に前記切断刃を受け止める受止面が設けられ、前記水平面部は、前記切断刃及び前記受止面に沿って設けられていることを特徴とするニッパー。
【請求項4】
請求項2記載のニッパーにおいて、前記水平面部は、前記切断刃の先端から基端にわたって設けられていることを特徴とするニッパー。
【請求項5】
請求項3記載のニッパーにおいて、前記水平面部は、前記切断刃及び受止面のそれぞれの先端から基端にわたって設けられていることを特徴とするニッパー。
【請求項6】
請求項2~5いずれか1項に記載のニッパーにおいて、前記切断刃は片刃であることを特徴とするニッパー。
【請求項7】
請求項1~5いずれか1項に記載のニッパーにおいて、前記水平面部は前記刃部の表面から突出して設けられていることを特徴とするニッパー。
【請求項8】
請求項6記載のニッパーにおいて、前記水平面部は前記刃部の表面から突出して設けられていることを特徴とするニッパー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ニッパーに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来のニッパーには、図8に示すような刃部21の表面21a(以下、「刃部表面21a」という。)が湾曲面に形成されている(丸みを帯びている)ラウンド刃タイプと、図10に示すような切り口が平らになるように刃部31の表面31a(以下、「刃部表面31a」という。)が平坦面(水平面)に形成されているフラット刃(ストレート刃ともいう。)タイプがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
図8に示すようなラウンド刃タイプのニッパーを用いて、図9に示すような基材Bに突設された被切断物Aを根元からきれいに切断しようとした場合、ラウンド刃タイプのものは刃部表面21aが湾曲しているため、刃部表面21aと基材Bとの間に生じる隙間から刃部21の基材Bへの当接状態、言い換えると、切断刃21bの被切断物Aの根元への当接状態を確認することができるものの、刃部表面21aが基材Bに対して線で当接するため、刃部21の基材Bへの当接状態が固定されず(保持されず)容易に揺動してしまう。したがって、図9(b),(c)に示すように、操作時に刃部21が揺動し傾斜状態となり、これによって、切断刃21bの位置が被切断物Aの根元から位置ずれしてしまい、被切断物Aを根元から適切に切断することができず、基材Bに被切断物Aの一部が残ってしまうことがある。
【0004】
また、図10に示すようなフラット刃タイプのニッパーを用いて、同様に、図11に示すような基材Bに突設された被切断物Aを根元からきれいに切断しようとした場合、フラット刃タイプのものは刃部表面31aが平坦(水平)になっているため、刃部表面31aが基材Bに対して面で当接しラウンド刃タイプのような刃部31の揺動が生じにくいものの、刃部31のそれぞれの切断刃31bが被切断物Aの根元に当接しているか否かを確認することができない。したがって、たとえば、基材Bに微小な突起などがあり、この突起により刃部31が傾斜状態になり切断刃31bが被切断物Aの根元から位置ずれて当接していても、この切断刃31bの位置ずれに気付かず、そのまま切断し、基材Bに被切断物Aの一部が残してしまうことがある。
【0005】
このように、従来のニッパーにおいては、ラウンド刃タイプ、フラット刃タイプともにメリット・デメリットがあり、基材に突設された被切断物を根元からきれいに切断しようとした場合には、被切断物の根元の一部を残してしまう不具合が生じることがある。
【0006】
本発明はこのような現状に鑑みなされたものであり、基材に突設した被切断物を容易に根元からきれいに切断することができるニッパーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0008】
先端側に一対の刃部1からなる切断作業部2が設けられ、基端側に一対の把持部3からなる操作部4が設けられ、前記操作部4の操作により前記刃部1が開閉動し該刃部1で被切断物Aを切断するニッパーであって、前記一対の刃部1は、それぞれ表面1aが湾曲状若しくは上がり傾斜状に形成され、さらに、前記刃部1の表面内側には該刃部1の先端から基端に向かう帯状の水平面部5が設けられていることを特徴とするニッパーに係るものである。
【0009】
また、請求項1記載のニッパーにおいて、前記一対の刃部1は、それぞれ切断刃1bが設けられ、前記水平面部5は、前記各切断刃1bに沿って設けられていることを特徴とするニッパーに係るものである。
【0010】
また、請求項1記載のニッパーにおいて、前記一対の刃部1は、一方の刃部1に切断刃1bが設けられ、他方の刃部1に前記切断刃1bを受け止める受止面1cが設けられ、前記水平面部5は、前記切断刃1b及び前記受止面1cに沿って設けられていることを特徴とするニッパーに係るものである。
(【0011】以降は省略されています)

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