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公開番号
2024094781
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-10
出願番号
2022211555
出願日
2022-12-28
発明の名称
カッター
出願人
株式会社フジル
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B26B
25/00 20060101AFI20240703BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】切断対象の剛性に依拠せずに、切断対象を確実に切断することができ、また、連続して切断し続けることができるカッターを提供する。
【解決手段】ハサミカッター1は、使用者が把持する把持部2と、この把持部2の下方に配置されて切断対象を通過させる切断対象通過部3と、この切断対象通過部3の間に形成された通路部15に配置された刃部16と、切断対象通過部3の上方に配置されていて刃部16を上下に動かす操作部17とを有している。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
把持部と、
前記把持部の下方に配置されていて、挿入された扁平な切断対象の上下両面と対峙し、挿入された方向に向かって前記切断対象を通過させる切断対象通過部と、
前記切断対象通過部の間に配置された刃部と、
前記切断対象通過部の上方に配置されていて、前記切断対象に切れ目を形成するために前記刃部を上下に動かす操作部と、を有する、
ことを特徴とするカッター。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記操作部が、
前記把持部と前記切断対象通過部との間に配置された軸部と、
前記軸部から伸びて前記把持部に配置されたハンドル部と、
前記軸部から伸びて前記刃部に連結された刃支持部と、を有し、前記軸部を軸として回転する、
ことを特徴とする請求項1に記載されたカッター。
【請求項3】
前記刃部が上方に動く方向に前記操作部を付勢した付勢部を有し、
前記付勢部が、前記ハンドル部に接続されている、
ことを特徴とする請求項2に記載されたカッター。
【請求項4】
前記切断対象通過部が、
前記切断対象の上面と対面する上対面部を有し、前記刃部が収容されると共に前記上対面部から前記刃部の一部が張り出した刃支持本体部と、
前記切断対象の下面と対面する下対面部を有し、前記上対面部から張り出した前記刃部の一部が、前記下対面部に挿入された刃収容部と、
前記刃支持本体部と前記刃収容部とを連結した薄板状の連結部と、から構成され、
付勢された前記操作部が、前記連結部に当たることで停止している、
ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載されたカッター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カッターに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、ダンボール等を切断する際に用いられる器具として、下記特許文献1に記載されたカッターナイフがある(以下、「文献公知1発明」と記す。)。文献公知1発明は、刃が取り付けられたホルダー本体と、このホルダー本体と隙間を空けて取り付けられたホルダーヘッドとを有し、ホルダー本体とホルダーヘッドとの隙間に、刃が露出している。隙間にダンボールが挿入された状態で、使用者が、刃をダンボールに押し付ける方向に、文献公知1発明を引っ張ると、刃によってダンボールが切り裂かれていく。
【0003】
また、下記特許文献2に記載されたペーパーカッター(以下、「文献公知2発明」と記す。)は、刃が取り付けられたガイドと収納ケースとを有し、使用時には、刃と収容ケースとの隙間に封筒等が挿入されて切断される。一方で、不使用時には、ガイドが回転して刃と共に収容ケースに収容される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6198259号公報
特開2016-221032号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
文献公知1発明は、上記したとおり、刃をダンボールに押し付けることで、ダンボールを切り裂くものであるため、例えば、切断対象が薄い紙やフィルムであった場合、刃によって押された切断対象は、切断される前に歪み、切断されない場合がある。すなわち、文献公知1発明における切断の理屈は、切断対象が、ある程度の剛性を有していることを前提としている。
【0006】
文献公知2発明は、ガイド(刃)が回転するものの、回転すると収容部ケースに収容されるため、切断対象は、収容ケース内に挟まることとなり、適切に切断されない。仮に、切断対象を切断することができたとしても、文献公知2発明は、使用者が、ガイドに親指を当て、収納ケースを他の指で掴み、親指でガイドを押し下げるものであることから、ガイド(刃)と収容ケースとの隙間に切断対象を挿入すると、使用者の手が、切断対象の上下面に跨った姿勢となる。この状態で、使用者が、刃を切断対象に押し付ける方向に、文献公知2発明を押すと、切り裂かれて刃の左右に分断された切断対象が手にぶつかるため、切断し続けることができない。
【0007】
本発明は、上記の実情に鑑みて提案されたものである。本発明は、切断対象の剛性に依拠せずに、切断対象を確実に切断することができ、また、連続して切断し続けることができるカッターの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明に係るカッターは、把持部と、前記把持部の下方に配置されていて、挿入された扁平な切断対象の上下両面と対峙し、挿入された方向に向かって前記切断対象を通過させる切断対象通過部と、前記切断対象通過部の間に配置された刃部と、前記切断対象通過部の上方に配置されていて、前記切断対象に切れ目を形成するために前記刃部を上下に動かす操作部と、を有する、ことを特徴とする。
【0009】
本発明に係るカッターは、前記操作部が、前記把持部と前記切断対象通過部との間に配置された軸部と、前記軸部から伸びて前記把持部に配置されたハンドル部と、前記軸部から伸びて前記刃部に連結された刃支持部と、を有し、前記軸部を軸として回転する、ことを特徴とする。
【0010】
本発明に係るカッターは、前記刃部が上方に動く方向に前記操作部を付勢した付勢部を有し、前記付勢部が、前記ハンドル部に接続されている、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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