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公開番号2025027760
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023132870
出願日2023-08-17
発明の名称切断工具
出願人積水化学工業株式会社
代理人弁理士法人湧泉特許事務所
主分類B26B 13/00 20060101AFI20250220BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】
複数種の長尺の切断対象を切断可能な切断工具を提供する。
【解決手段】
切断工具は、回転軸1により互いに回転可能に連結され、後部が操作部12,22として提供される第1、第2レバー10,20と、第1レバー10に設けられた切断刃30と、複数の入子(受け駒)のセットを備えている。複合管100(切断対象)の径に対応する支持凹部42を有する入子40が選択され、第2レバー20の受部24に着脱可能かつ交換可能に固定される。受部24の側面には、入子40の外形状に合致した嵌め込み凹部25が形成されており、この嵌め込み凹部25に入子40を嵌め込んで、固定ネジ49で受部24に固定する。複合管100を入子40の支持凹部42にセットした状態で、切断刃30により複合管100を切断する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
回転軸により互いに回転可能に連結され、後部が操作部として提供される第1、第2レバーと、前記第1レバーに設けられた切断刃とを備え、前記第1、第2レバーの前記操作部を互いに近づけることにより、切断対象を前記第2レバーに設けられた受部で受けながら前記切断刃で切断する切断工具において、
前記受部には、着脱可能に受け駒が固定され、前記受け駒には、前記切断対象を支持する支持凹部が形成されていることを特徴とする切断工具。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記支持凹部のサイズ及び/又は形状が異なる前記受け駒を複数含むセットを装備し、前記セットのうちの選択された1つの前記受け駒が、前記受部に固定されることを特徴とする請求項1に記載の切断工具。
【請求項3】
前記受け駒は、両端部にサイズ及び/又は形状が異なる前記支持凹部が形成され、前記受け駒が前記受部に固定された状態で、選択された一方の端部の支持凹部が前記切断対象を支持するために提供されることを特徴とする請求項1に記載の切断工具。
【請求項4】
前記受部に第1嵌合部が形成され、前記受け駒に第2嵌合部が形成され、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部が互いに嵌合することを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の切断工具。
【請求項5】
前記第1嵌合部が嵌め込み凹部であり、前記受け駒が入子として提供され、前記入子の少なくとも一部が前記第2嵌合部として前記嵌め込み凹部に嵌め込まれることを特徴とする請求項4に記載の切断工具。
【請求項6】
前記受部の少なくとも一方の側面に前記嵌め込み凹部が形成され、前記受部の嵌め込み凹部の底面にはネジ穴が形成され、前記入子には挿通穴が形成され、固定ネジを前記挿通穴に挿通し前記ネジ穴にねじ込むことにより、前記入子が前記受部の側面に固定されることを特徴とする請求項5に記載の切断工具。
【請求項7】
前記第2レバーの前記受部の前記回転軸方向中央に、前記切断刃が通るスリットが形成され、前記受部の両側面に同形状の前記嵌め込み凹部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の切断工具。
【請求項8】
前記切断対象が樹脂製の複合管であり、前記複合管は、内管とこの内管を覆う被覆管とを備え、前記被覆管には、径方向内側に突出して前記内管を前記被覆管とほぼ同軸に保持する保持凸部が管軸方向に間隔を置いて形成され、前記被覆管の外周面に前記保持凸部に対応する窪みが形成されており、
前記受け駒の支持凹部の内周には、前記被覆管の前記窪みに入り込んで前記内管を支持する支持突起が形成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の切断工具。
【請求項9】
前記被覆管の前記保持凸部が、管軸方向に沿って所定間隔毎に、周方向に等間隔離れて4つずつ形成されており、
前記支持突起は周方向に90°間隔をおいて2つ形成され、前記4つの保持凸部のうちの2つに対応する前記窪みに入り込むことを特徴とする請求項8に記載の切断工具。
【請求項10】
前記被覆管が環状の山部と環状の谷部を交互に有するコルゲート管からなり、前記保持凸部が、前記谷部から径方向内側に突出しており、
前記受け駒の前記支持凹部の内周における前記支持突起と周方向に隣接する領域には、前記谷部に対応する窪みに入り込む円弧形状の支持突条が形成されていることを特徴とする請求項9に記載の切断工具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂管等の長尺の切断対象を切断するための切断工具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
樹脂管等の長尺の切断対象を切断するための切断工具は、回転可能に連結された第1、第2レバーと、第1レバーに設けられた切断刃とを備えている。第2レバーには受部が設けられており、この受部には上方に開放された支持凹部が形成されている。この支持凹部に切断対象をセットした状態で、第1、第2レバーの操作部を互いに近づけるように閉じ操作することにより、切断刃が切断対象を切断するようになっている。
【0003】
一般的な切断工具では、支持凹部は半円形をなしているので、この支持凹部に対応する径の切断対象を切断する場合には良好な切断が可能であるが、より小径の切断対象を切断する場合、支持が不安定になり良好な切断ができない。
特許文献1の切断工具では、径及び/又は形状の異なる複数の切断対象を切断可能にするために、支持凹部を複雑な形状にしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4430916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の切断工具では、切断対象に応じて支持凹部における支持箇所を変えるため、切断対象を安定して支持するには限界がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、回転軸により互いに回転可能に連結され、後部が操作部として提供される第1、第2レバーと、前記第1レバーに設けられた切断刃とを備え、前記第1、第2レバーの前記操作部を互いに近づけることにより、切断対象を前記第2レバーに設けられた受部で受けながら前記切断刃で切断する切断工具において、
前記受部には、着脱可能に受け駒が固定され、前記受け駒には、前記切断対象を支持する支持凹部が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、受け駒の支持凹部を切断対象に応じて選択することができるので、切断対象を支持凹部に安定してセットすることができ、良好な切断が可能である。
【0007】
一態様では、前記支持凹部のサイズ及び/又は形状が異なる前記受け駒を複数含むセットを装備し、前記セットのうちの選択された1つの前記受け駒が、前記受部に固定される。
【0008】
他の態様では、前記受け駒は、両端部にサイズ及び/又は形状が異なる前記支持凹部が形成され、前記受け駒が前記受部に固定された状態で、選択された一方の端部の支持凹部が前記切断対象を支持するために提供される。この態様では、複数の受け駒を含むセットを装備してもよい。
【0009】
好ましくは、前記受部に第1嵌合部が形成され、前記受け駒に第2嵌合部が形成され、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部が互いに嵌合する。
この構成によれば、切断時に受け駒に付与される荷重を嵌合部を介して第2レバーの受部で受け止めることができる。
【0010】
好ましくは、前記第1嵌合部が嵌め込み凹部であり、前記受け駒が入子として提供され、前記入子の少なくとも一部が前記第2嵌合部として前記嵌め込み凹部に嵌め込まれる。
この構成によれば、より安定して入子を保持できる。
(【0011】以降は省略されています)

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