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公開番号
2024077539
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-07
出願番号
2022189681
出願日
2022-11-28
発明の名称
裁断機
出願人
株式会社島精機製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
B26D
7/02 20060101AFI20240531BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】ビーム移動体の基部への被覆シートの噛み込みを防ぐことができる裁断機を提供する。
【解決手段】裁断テーブル100のテーブル面に、ビーム移動体200の基部210が移動するラインTと裁断エリア110の間でラインTに沿って設けられると共に、当該テーブル面と交差する方向に突出し、被覆シート3を下方から支持可能な第一のガイド部400と、基部210において移動方向の少なくとも一方に設けられ、基部210から移動方向に離れた先端部510の高さが第一のガイド部400の高さ以下であると共に、テーブル面に沿って移動方向と直交する裁断テーブル100の幅方向において、反裁断エリア110側に位置する第一のガイド部400と第一のガイド部400に支持される被覆シート3との間に、先端部510が位置するように構成される第二のガイド部500と、を具備した。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
被覆シートを被せた状態で裁断テーブルの裁断エリアに吸引されるシート材を、所定の移動方向に移動可能なビーム移動体に支持される裁断ヘッドにより裁断する裁断機において、
前記裁断テーブルのテーブル面に、前記ビーム移動体の基部が移動するラインと前記裁断エリアの間で前記ラインに沿って設けられると共に、当該テーブル面と交差する方向に突出し、前記被覆シートを下方から支持可能な第一のガイド部と、
前記基部において前記移動方向の少なくとも一方に設けられ、前記基部から前記移動方向に離れた先端部の高さが前記第一のガイド部の高さ以下であると共に、前記テーブル面に沿って前記移動方向と直交する前記裁断テーブルの幅方向において、反裁断エリア側に位置する前記第一のガイド部と当該第一のガイド部に支持される前記被覆シートとの間に、前記先端部が位置するように構成される第二のガイド部と、
を具備する裁断機。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記幅方向において前記第一のガイド部の裁断エリア側には、当該第一のガイド部に支持される前記被覆シートを吸引するための吸引部が設けられる、
請求項1に記載の裁断機。
【請求項3】
前記第一のガイド部の突出した先端部は、前記移動方向に沿ったライン状に形成される、
請求項1に記載の裁断機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、裁断機の技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、被覆シートを被せたシート材を裁断する裁断機の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、被覆シートを被せた状態で裁断テーブルに吸引されるシート材の積層体を、裁断ヘッドにより裁断する裁断機の技術が開示されている。特許文献1に記載された裁断機では、裁断テーブルの吸引面の幅方向外側に、X軸方向に移動可能なX軸走行体がそれぞれ設けられている。一対のX軸走行体の間には、裁断ヘッドをY方向に移動可能に支持するYビームが設けられている。
【0004】
図8は、特許文献1に記載の裁断機を模式的に示したものである。なお、図8では、本発明の実施形態の符号に対応するように、特許文献1の裁断機の符号を適宜変更している。上記裁断機においては、裁断テーブルの吸引面(裁断エリア110)の幅方向端部から、X軸走行体の基部210が移動するラインTまでの端部距離Hが比較広く形成されている(図8(a)を参照)。上記ラインTは、図に示すような幅を持った、基部210の移動軌跡により形成されるラインである。
【0005】
ここで、図8(b)に示すように、薄いシート材2に被覆シートを敷設した場合には、被覆シート3の余剰分が幅方向に広がり易くなる。上記特許文献1に記載の裁断機では、端部距離Hが十分に広いため、薄いシート材2を裁断する場合でも被覆シートの余剰分は上記の範囲内に収まった。
【0006】
しかしながら、近年裁断機の小型化が求められるところ、例えば裁断テーブル100の吸引面の広さはそのままにして基部210同士の間隔を狭めた場合、端部距離Hが狭くなる。このような場合、厚いシート材2の積層体に対応する、幅方向の長さが比較的長い被覆シート3を薄いシート材2の積層体に使用すると、被覆シート3の幅方向端部がラインTと干渉するため、基部210により噛み込まれるおそれがある。また、シート材2の積層体の厚みに応じて幅寸法が異なる複数バリエーションの被覆シート3を準備するのはユーザーの負担が大きく、仮に既製品に無いサイズの被覆シート3を準備する場合にはコストも嵩む。以上から、ビーム移動体の基部への被覆シートの噛み込みを防ぐことができる裁断機が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2009-72887号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、ビーム移動体の基部への被覆シートの噛み込みを防ぐことができる裁断機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0010】
即ち、本発明に係る裁断機は、被覆シートを被せた状態で裁断テーブルの裁断エリアに吸引されるシート材を、所定の移動方向に移動可能なビーム移動体に支持される裁断ヘッドにより裁断する裁断機において、前記裁断テーブルのテーブル面に、前記ビーム移動体の基部が移動するラインと前記裁断エリアの間で前記ラインに沿って設けられると共に、当該テーブル面と交差する方向に突出し、前記被覆シートを下方から支持可能な第一のガイド部と、前記基部において前記移動方向の少なくとも一方に設けられ、前記基部から前記移動方向に離れた先端部の高さが前記第一のガイド部の高さ以下であると共に、前記テーブル面に沿って前記移動方向と直交する前記裁断テーブルの幅方向において、反裁断エリア側に位置する前記第一のガイド部と当該第一のガイド部に支持される前記被覆シートとの間に、前記先端部が位置するように構成される第二のガイド部と、を具備するものである。
このように構成することにより、第一のガイド部に支持された被覆シートを第二のガイド部でめくり上げることができるため、ビーム移動体の基部への被覆シートの噛み込みを防ぐことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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