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公開番号2024067052
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022176836
出願日2022-11-04
発明の名称スライサ
出願人有限会社和田技研
代理人個人
主分類B26D 3/28 20060101AFI20240510BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】 切断を繰り返し行う作業にて動作を減らすことで作業者の負担を減らし作業効率がアップするスライサを提供しようとする。
【解決手段】 スライス刃1a~1cと、該スライス刃と平行で且つその上方に設けられ、該スライス刃との間で被スライス材Sを囲って被スライス材保持空間Hを作り、そこに被スライス材を保持できる保持具2と、該被スライス材保持空間Hに被スライス材Sが保持された時に、被スライス材の上面側から該被スライス材に押し付けられるプッシャ3と、ニュートラル時に該プッシャを昇降上端に位置させ、被スライス材保持空間Hに被スライス材Sが保持された時に、該プッシャをガイドすることで、被スライス材保持空間に向けて昇降可能にすると共に、その下降時には、上記プッシャ下面がスライス刃まで接触させることになるガイド装置4とを有している。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1のスライス刃と、
該スライス刃と平行で且つその上方に設けられ、該スライス刃との間で被スライス材を囲って被スライス材保持空間を作り、そこに被スライス材を保持できる保持具と、
該被スライス材保持空間に被スライス材が保持された時に、被スライス材の上面側から該被スライス材に押し付けられるプッシャと、
ニュートラル時に該プッシャを昇降上端に位置させ、被スライス材保持空間に被スライス材が保持された時に、該プッシャをガイドすることで、被スライス材保持空間に向けて昇降可能にすると共に、その下降時には、上記プッシャ下面がスライス刃まで接触させることになるガイド装置とを有しており、
プッシャがニュートラル昇降上端にある時に、上記被スライス材保持空間に被スライス材を保持させ、ガイド装置にガイドされてプッシャを下降させた時に、該プッシャ下面をスライス刃まで移動させることによって被スライス材を切り落とすことを特徴とするスライサ。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
上記プッシャにつき、その下面に、上記スライス刃が入り込むスリットが設けられており、且つこのスリットのあるプッシャ下面側の形状が、被スライス材の形状に応じて形成されることを特徴とする請求項1記載のスライサ。
【請求項3】
上記スライス刃と保持具の構成を一体にした構成とすることを特徴とする請求項1又は2記載のスライサ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食物など比較的柔らかいもの、特にゆで卵や乳製品、野菜、果物などのスライス用に使用されるスライサに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1は、図12で示されるように、板状食材保持部の凹部102に被スライス材を納め、図13に示すように、ワイヤで形成した切断具104を被スライス材に押し当て、この被スライス材をスライスするスライサ100が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-300894号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上の従来技術の構成は、ゆで卵などの被スライス材をスライスする場合、1)切断具104を持ち上げ、2)被スライス材を凹部102に置き、3)切断具104を回転させながら手前に引き下げ、4)被スライス材を凹部102から取ることで行われる。この様に動作フローが4段階からなり、それだけ手数が必要となる。
【0005】
量産とは言わないまでも、業務でこのようなスライサ100を使用した場合、上記のような作業を繰り返し行わねばならぬので、作業者の負担が増大して、作業効率も落ちるし、作業効率が落ちれば、注意力も散漫になり、作業者の怪我などの心配も出てくる。
【0006】
本発明は、かかる実情に鑑み創案されたものであって、切断を繰り返し行う作業にて作業者の行うべき作業量を減らして作業者の負担を減らし、それにより作業効率をアップすることができるスライサを提供せんとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るスライサは、
少なくとも1のスライス刃と、
該スライス刃と平行で且つその上方に設けられ、該スライス刃との間で被スライス材を囲って被スライス材保持空間を作り、そこに被スライス材を保持できる保持具と、
該被スライス材保持空間に被スライス材が保持された時に、被スライス材の上面側から該被スライス材に押し付けられるプッシャと、
ニュートラル時に該プッシャを昇降上端に位置させ、被スライス材保持空間に被スライス材が保持された時に、該プッシャをガイドすることで、被スライス材保持空間に向けて昇降可能にすると共に、その下降時には、上記プッシャ下面がスライス刃まで接触させることになるガイド装置とを有しており、
プッシャがニュートラル昇降上端にある時に、上記被スライス材保持空間に被スライス材を保持させ、ガイド装置にガイドされてプッシャを下降させた時に、該プッシャ下面をスライス刃まで移動させることによって被スライス材を切り落とすことを基本的特徴としている。
【0008】
上記構成によれば、例えばゆで卵などの被スライス材が保持具とスライス刃との間の被スライス材保持空間で保持された時に、プッシャをニュートラルな昇降上端位置から上記ガイド装置により被スライス材保持空間に向けて作業者が下降せしめると、その下降途中で被スライス材のスライスが始まり、該プッシャ下面がスライス刃まで移動せしめられるころには(被スライス材Sの素材によってはプッシャ下面がスライス刃まで届かない直前の位置でも)、それによって被スライス材が切り落とされることになる。その後はプッシャが下方に向かう作業者の力から解放され、上記ガイド装置により昇降上端のニュートラル位置に自動的にプッシャは戻されることになる。
【0009】
この様に、本構成は、上記従来技術の場合に比べて、1)被スライス材保持空間への被スライス材の投入と、2)ガイド装置に沿ったプッシャの押し下げと言った、繰り返し行う動作が、作業者自身のペースで行えるようになって、日常業務で行われる作業者の負担を軽減でき、よって、作業効率が向上することになる。作業効率が上がれば、注意力も散漫にならず、怪我などの心配も少なくなる。
【0010】
他方、上記プッシャにつき、その下面に、上記スライス刃が入り込むスリットが設けられており、且つこのスリットのあるプッシャ下面側の形状が、被スライス材の形状に応じて形成されていると望ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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