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公開番号
2024078347
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-10
出願番号
2022190853
出願日
2022-11-29
発明の名称
多連目打ち装置
出願人
株式会社島精機製作所
代理人
個人
主分類
B26F
1/16 20060101AFI20240603BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】ターンテーブルに複数のドリルの全てを回転駆動するための駆動モーターを搭載しない、多連目打ちを提供する。
【解決手段】ターンテーブル3は、複数のドリル4a,4b,4c,4dを、回転可能に保持する。ターンテーブル3が角変位して、穿孔位置に移動したドリル4aは、昇降機構8で昇降駆動を受ける内側歯部材23aとの係合による連携で、穿孔のための下降と穿孔後の上昇が可能になる。穿孔位置で従動歯車7aは、ターンテーブル3の外部に設ける駆動歯車9と噛合し、回転駆動を受ける。駆動モーター10をターンテーブル3外に配置することができるので、駆動モーター10やターンテーブル3の大型化を避けることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回転駆動を受けるための従動歯車を上部に備える複数のドリルを回転可能に保持し、使用するために選択されるドリルを穿孔位置まで角変位で移動させることが可能なターンテーブルと、
穿孔位置のドリルを、ターンテーブルで保持する保持位置から下降させてシート材を穿孔し、ドリルを上昇させて保持位置まで戻す昇降機構と、
を含む多連目打ち装置において、
ターンテーブル外で、穿孔位置のドリルの従動歯車と噛合する位置に設けられ、昇降機構で従動歯車が上昇または下降しても、噛合状態を保つ駆動歯車と、
ターンテーブル外に配置され、駆動歯車を回転駆動する駆動モーターと、
をさらに含むことを特徴とする多連目打ち装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記ターンテーブルを回転可能に支持するベースと、
ベースに備えられ、前記複数のドリルを外囲し、該複数の前記従動歯車と噛合し、ターンテーブルの角変位で各従動歯車)を回転させる内側歯とをさらに含み、
内側歯は、前記穿孔位置の近傍に歯部を設けない欠如部を有する、
ことを特徴とする請求項1記載の多連目打ち装置。
【請求項3】
前記ターンテーブルが角変位して、前記選択されるドリルを前記穿孔位置まで移動させる際に、穿孔位置での前記従動歯車と前記駆動歯車との噛合が円滑に行われるように、駆動歯車の駆動軸まわりの角度を調整する制御器をさらに含む、
ことを特徴とする請求項2記載の多連目打ち装置。
【請求項4】
前記ターンテーブルは、前記各ドリルの前記各従動歯車を回転可能に保持し、前記穿孔位置では、従動歯車と噛合する前記駆動歯車を回転可能に保持する部材と係合して、連携して上昇または下降する保持部材をさらに含む、
ことを特徴とする請求項2または3記載の多連目打ち装置。
【請求項5】
前記保持部材が係合する前記部材は、前記内側歯の前記欠如部に続く歯部となる内側歯も、前記駆動歯車とともに上昇または下降するように前記昇降機構から昇降駆動を受ける内側歯部材である、
ことを特徴とする請求項4記載の多連目打ち装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、下方の台上に載置される対象物に、上方に備える複数のドリルから選択される1つのドリルを下降させて目打ち孔をあける、多連目打ち装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、多連目打ち装置として、多数のドリルをターンテーブルの周囲に備え、ターンテーブルの回転移動で、穿孔に使用するドリルが所定の位置に達すると、ドリルを回転させながら下降させて対象物に目打ち孔をあけるものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。この装置は、ターンテーブルに複数のドリルとともに1つの駆動モーターを搭載する。駆動モーターの出力軸と全てのドリルの上部軸とにはプーリーを設け、回転駆動力をプーリー間に掛け渡したベルトで伝達するようにしている。各ドリルの上部軸は、上下方向のキー溝が設けられており、穿孔に使用するドリルのみが昇降し、プーリーは昇降しない。また、駆動モーターの出力軸で駆動する駆動歯車をターンテーブルの中心に配置し、駆動歯車と噛合する複数の従動歯車をその周囲に配置して、各従動歯車の軸の延長上にドリルを設けて、回転駆動力を歯車で伝達することもできると考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国特許公開公報CN109967771A
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1などのように、ターンテーブルに搭載する駆動モーターのような1つの駆動源で複数のドリルの全てを回転させることは、穿孔に使用しないドリルまで回転させていることになる。したがって、駆動源となる駆動モーターの出力は大きくなり、大型化してしまい、ターンテーブルも大型化してしまう。また、駆動モーターを回転するターンテーブルに搭載すると、駆動モーターへの給電、またはターンテーブルの回転に制約を受ける。
【0005】
本発明の目的は、ターンテーブルに複数のドリルの全てを回転駆動するための駆動モーターを搭載しない、多連目打ちを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、回転駆動を受けるための従動歯車を上部に備える複数のドリルを回転可能に保持し、使用するために選択されるドリルを穿孔位置まで角変位で移動させることが可能なターンテーブルと、
穿孔位置のドリルを、ターンテーブルで保持する保持位置から下降させてシート材を穿孔し、ドリルを上昇させて保持位置まで戻す昇降機構と、
を含む多連目打ち装置において、
ターンテーブル外で、穿孔位置のドリルの従動歯車と噛合する位置に設けられ、昇降機構で従動歯車が上昇または下降しても、噛合状態を保つ駆動歯車と、
ターンテーブル外に配置され、駆動歯車を回転駆動するモーターと、
をさらに含むことを特徴とする多連目打ち装置である。
【0007】
また本発明は、前記ターンテーブルを回転可能に支持するベースと、
ベースに備えられ、前記複数のドリルを外囲し、該複数の前記従動歯車と噛合し、ターンテーブルの角変位で各従動歯車を回転させる内側歯とをさらに含み、
内側歯は、前記穿孔位置の近傍に歯部を設けない欠如部を有する、
ことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、前記ターンテーブルが角変位して、前記選択されるドリルを前記穿孔位置まで移動させる際に、穿孔位置での前記従動歯車と前記駆動歯車との噛合が円滑に行われるように、駆動歯車の駆動軸まわりの角度を調整する制御器をさらに含む、
ことを特徴とする。
【0009】
また本発明で、前記ターンテーブルは、前記各ドリルの前記各従動歯車を回転可能に保持し、前記穿孔位置では、従動歯車と噛合する前記駆動歯車を回転可能に保持する部材と係合して、連携して上昇または下降する保持部材をさらに含む、
ことを特徴とする。
【0010】
また本発明で、前記保持部材が係合する前記部材は、前記内側歯の前記欠如部に続く歯部となる内側歯も、前記駆動歯車とともに上昇または下降するように前記昇降機構から昇降駆動を受ける内側歯部材である、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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