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公開番号2024024564
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-22
出願番号2022127487
出願日2022-08-09
発明の名称恒温恒湿装置、及び案内部材
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類A21C 13/00 20060101AFI20240215BHJP(ベイキング;生地製造または加工の機械あるいは設備;ベイキングの生地)
要約【課題】貯蔵室内の環境の均一化に有利であり、かつ、貯蔵物の出し入れ作業をし易くした恒温恒湿装置を提供する。
【解決手段】恒温恒湿装置10は、棚板42を配置可能な貯蔵室22と、加温ヒーター28を有する暖気通路TWと貯蔵室22との間に空気を循環させるファン25と、貯蔵室22の上下方向に設けられ、暖気通路TW及び貯蔵室22と連通する吹出ダクト31と、棚板42の上方に配置可能な案内部材151とを備え、案内部材151は、吹出ダクト31側に偏在して配置可能である。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
棚板を配置可能な貯蔵室と、
ヒーターを有する暖気通路と前記貯蔵室との間に空気を循環させるファンと、
前記貯蔵室の上下方向に設けられ、前記暖気通路及び前記貯蔵室と連通するダクト空間と、
前記棚板の上方に配置可能な案内部材とを備え、
前記案内部材は、前記ダクト空間側に偏在して配置可能である
恒温恒湿装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記案内部材の短手方向の長さは、前記貯蔵室の一内面からその対向面へ向かう方向における前記棚板の長さよりも短く、前記案内部材は、前記貯蔵室に着脱自在である
請求項1に記載の恒温恒湿装置。
【請求項3】
前記案内部材は、本体部と、前記本体部における前記ダクト空間側の一端部から前記ダクト空間の上流側に向けて屈曲する傾斜板部とを有する
請求項1に記載の恒温恒湿装置。
【請求項4】
前記本体部を貫通するスリットを有する
請求項3に記載の恒温恒湿装置。
【請求項5】
前記案内部材は、前記本体部における前記ダクト空間側の一端部と、前記ダクト空間の反対側の他端部とに、前記傾斜板部を備え、前記一端部から前記他端部への方向に直交する所定方向の中心を基準にして対称形状である
請求項1に記載の恒温恒湿装置。
【請求項6】
前記ダクト空間は、前記暖気通路及び前記ヒーターから供給される空気の吹出口を備える
請求項1に記載の恒温恒湿装置。
【請求項7】
前記ダクト空間を、前記扉に有する
請求項6に記載の恒温恒湿装置。
【請求項8】
複数の前記棚板、及び複数の前記案内部材が前記貯蔵室に配置可能であり、複数の前記吹出口を前記扉に備え、前記扉における前記吹出口のそれぞれを、対応する前記案内部材の上方に備える
請求項7に記載の恒温恒湿装置。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか一項に記載の恒温恒湿装置の前記貯蔵室に着脱自在であり、
前記ダクト空間側に偏在して配置可能な案内部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、恒温恒湿装置、及び案内部材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、恒温恒湿装置の一つとして、ドーナッツやパン生地等の食品を発酵させるための発酵装置を開示する。この発酵装置は、貯蔵室と、ヒーターを有する暖気通路と、貯蔵室に隣接する循環用のファンとを備え、ファンにより貯蔵室内の空気を吸い込み、暖気通路を介して貯蔵室に供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平05-284894号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、貯蔵室内の温度等の環境の均一化に有利であり、かつ、貯蔵物の出し入れ作業をし易くした恒温恒湿装置、及び案内部材を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における恒温恒湿装置は、棚板を配置可能な貯蔵室と、ヒーターを有する暖気通路と前記貯蔵室との間に空気を循環させるファンと、前記貯蔵室の上下方向に設けられ、前記暖気通路及び前記貯蔵室と連通するダクト空間と、前記棚板の上方に配置可能な案内部材とを備え、前記案内部材は、前記ダクト空間側に偏在して配置可能である。
【発明の効果】
【0006】
本開示における恒温恒湿装置、及び案内部材は、貯蔵室内の温度等の環境の均一化に有利であり、かつ、貯蔵物の出し入れ作業をし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1における恒温恒湿装置の斜視図
実施の形態1における恒温恒湿装置の正面側からの内部構造を示す図
図2のA-A断面図
図2のB-B断面図
循環用ファンを周辺構成と共に背側から示す斜視図
ファンカバーを前側から示す斜視図
吹出ダクトを周辺構成と共に示す側断面図
案内部材の斜視図
案内部材の位置決め部を周辺構成と共に示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、恒温恒湿装置において、貯蔵室と、ヒーターと、循環用のファンとを備え、ファンにより貯蔵室内の空気を吸い込み、ヒーターを介して温風を貯蔵室に供給する技術があった。
【0009】
しかし、従来の技術は、貯蔵室内の一部に温風が行き届かず、貯蔵室内に温度が低い領域が生じる要因があった。
そこで、本開示は、貯蔵室内のファン吸込側の温度を均一化させ、貯蔵室内の温度を均一化させ易い恒温恒湿装置を提供する。
【0010】
また、発明者らが本開示に想到するに至った当時、恒温恒湿装置において、貯蔵室の開口を開閉する扉を備え、扉裏に、貯蔵室に向けて斜め上方に突出する風向板を設ける技術があった。
しかし、従来の技術は、扉を開けたときに扉裏から風向板が突出しているため、貯蔵物の出し入れ時に風向板が邪魔になることがあった。
そこで、本開示は、更に、貯蔵室内の温度等の環境の均一化に有利であり、かつ、貯蔵物の出し入れ作業をし易くした恒温恒湿装置、及び案内部材を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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