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公開番号2024024304
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-22
出願番号2022127062
出願日2022-08-09
発明の名称操船訓練システムおよび操船訓練プログラム
出願人日本無線株式会社
代理人
主分類G09B 9/06 20060101AFI20240215BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】物理的な操船模擬装置や映像装置を不要にし、最新の操船機器、もしくは訓練が必要な操船機器で、操船訓練を行うことができる環境をつくる。
【解決手段】メタバース空間にて操船訓練環境を構築して遠隔地でも操船訓練ができ、指導教官の端末においてもメタバース空間にて訓練者の操船状況を確認できることとしたので、訓練が必要な装置や環境を容易に構築でき、訓練シナリオの作成変更が瞬時に可能で、多くの複数の訓練者の指導を効率よく行うことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
操船操作を訓練するための操船訓練システムであって、
操船の訓練者によって操作される少なくとも1台の操船訓練者端末装置と、
操船訓練状況を管理する訓練管理者によって操作される訓練管理者端末装置と、
前記訓練管理者によって選択された船種の操舵室を仮想空間で表示するメタバース操舵室表示手段と、
操舵室内で使用される機器を表示するメタバース操船機器表示手段と、
操舵室からの風景を表示する操舵室風景画像表示手段と、
前記訓練管理者端末装置の操作に応じて、前記訓練者による船舶の操船状況を仮想空間で表示するメタバース訓練船運航状況表示手段と、を備え、
前記訓練管理者端末装置は、前記訓練者に船舶を割り当てる船舶割当手段と、
訓練を行うためのシナリオを作成し変更する訓練シナリオ作成変更手段をさらに備える、
ことを特徴とする操船訓練システム
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
請求項1に記載の操船訓練システムにおいて、
前記メタバース操船機器表示手段は、操船に用いられるECDIS(電子海図情報表示装置)、AIS表示器(自動船舶識別装置)、レーダ指示器を使用する際に前記訓練管理者または前記訓練者の選択に応じて表示するとともに、前記複数の表示器、操舵機の配置を変更可能な機能を有し、また現運用同様にバックアップとして仮想紙海図を表示する機能を有する、
ことを特徴とする操船訓練システム
【請求項3】
請求項2に記載の操船訓練システムにおいて、
前記メタバース操船機器表示手段は、前記複数の表示器の配置をパターンとして複数記憶する機能を有するとともに、前記訓練管理者または前記訓練者が当該パターンを選択できる機能を有する、
ことを特徴とする操船訓練システム
【請求項4】
請求項1に記載の操船訓練システムにおいて、
前記メタバース操舵室表示手段は、前記メタバース操舵室内に前記訓練管理者のアバターおよび、複数の前記訓練者のアバターを表示する訓練者アバター表示手段を備える、
ことを特徴とする操船訓練システム
【請求項5】
操船操作を訓練するための操船訓練プログラムであって、
コンピュータを、
船舶の訓練者によって操作される少なくとも1台の操船訓練者端末、
操船訓練状況を管理する訓練管理者によって操作される訓練管理者端末、
として機能させ、
前記操船訓練端末は選択された船種の操舵室を仮想空間で表示するメタバース操舵室表示手段として機能し、
前記管理者端末は、
前記訓練者による船舶の操船状況を仮想空間で表示するメタバース訓練船運航状況表示手段、
前記訓練者に船舶を割り当てる船舶割当手段、
訓練を行うためのシナリオを作成し変更する訓練シナリオ作成変更手段として機能する、
ことを特徴とする操船訓練プログラム

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、船舶の操縦を訓練するに際し、特定の場所に限定されず任意の場所において実施でき、訓練の管理がし易い、操船訓練システムおよび操船訓練プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
船舶の操縦を訓練する装置に関しては各種発明がなされ、例えば、模擬船橋の視界に映し出される波映像と同期させて模擬船橋を動揺させるシステムが(特許文献1参照)、操船訓練シナリオの作成に関しては、実際のデータに基づいて対象海域、船舶、時期の設定の自由度を上げ効率的に行うことができる操船訓練システムが開示されている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平06-301329公報
特開2013-205470公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これまでの操船訓練装置や操船シミュレータは、陸上に設置した操船模擬装置や想定される船橋からの風景をモニター投影しながら行う形態がほとんどであった。これでは、訓練装置として物理的な空間を必要とし、同時に指導を受ける訓練者の数についても装置の数の制約を受けていた。
【0005】
そこで本発明は、メタバース空間にて操船訓練環境を構築して物理的な操船模擬装置や映像装置を不要とし、軽装備で遠隔地においても操船訓練ができるシステム及び、指導教官の端末においてもメタバース空間にて訓練者の訓練状況を確認可能なシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、操船操作を訓練するための操船訓練システムであって、操船の訓練者によって操作される少なくとも1台の操船訓練者端末装置と、操船訓練状況を管理する訓練管理者によって操作される訓練管理者端末装置と、前記訓練管理者によって選択された船種の操舵室を仮想空間で表示するメタバース操舵室表示手段と、操舵室内で使用される機器を表示するメタバース操船機器表示手段と、操舵室からの風景を表示する操舵室風景画像表示手段と、前記訓練管理者端末装置の操作に応じて、前記訓練者による船舶の操船状況を仮想空間で表示するメタバース訓練船運航状況表示手段と、を備え、前記訓練管理者端末装置は、前記訓練者に船舶を割り当てる船舶割当手段と、訓練を行うためのシナリオを作成し変更する訓練シナリオ作成変更手段をさらに備える、ことを特徴とする操船訓練システムである。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の操船訓練システムにおいて、前記メタバース操船機器表示手段は、操船に用いられるECDIS(電子海図情報表示装置)、AIS表示器(自動船舶識別装置)、レーダ指示器を使用する際に前記訓練管理者または前記訓練者の選択に応じて表示するとともに、前記複数の表示器、操舵機の配置を変更可能な機能を有し、また現運用同様にバックアップとして仮想紙海図を表示する機能を有することを特徴とする操船訓練システムである。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の操船訓練システムにおいて、前記メタバース操船機器表示手段は、前記複数の表示器の配置をパターンとして複数記憶する機能を有するとともに、前記訓練管理者または前記訓練者が当該パターンを選択できる機能を有することを特徴とする操船訓練システムである。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の操船訓練システムにおいて、前記メタバース操舵室表示手段は、前記メタバース操舵室内に前記訓練管理者のアバターおよび、複数の前記訓練者のアバターを表示する訓練者アバター表示手段を備えることを特徴とする操船訓練システムである。
【0010】
請求項5に記載の発明は、操船操作を訓練するための操船訓練プログラムであって、コンピュータを、船舶の訓練者によって操作される少なくとも1台の操船訓練者端末、操船訓練状況を管理する訓練管理者によって操作される訓練管理者端末、として機能させ、前記操船訓練端末は選択された船種の操舵室を仮想空間で表示するメタバース操舵室表示手段として機能し、前記管理者端末は、前記訓練者による船舶の操船状況を仮想空間で表示するメタバース訓練船運航状況表示手段、前記訓練者に船舶を割り当てる船舶割当手段、訓練を行うためのシナリオを作成し変更する訓練シナリオ作成変更手段として機能することを特徴とする操船訓練プログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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